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大学受験スーパー日本史【1】弥生時代の成立(弥生①)

こんにちは!

Webライターの”みず”です。

「理由がわかれば暗記は楽勝!」

をテーマに、今回から、

大学受験スーパー日本史講義

をやっていきたいと思います。

日本史嫌いでも日本史が好きになるほど、愉快な講義にしていきますので、是非チェックしてくださいね♪

「弥生」の由来

弥生やよいの由来、ご存じですか?

実は東京都の弥生町にある東大のキャンパス内から…

なんと!!弥生土器が発掘されたのです!

結果、東大のキャンパスの所在地にちなんで、弥生時代と命名されたんですね。

「さすがは天下の東大!」って感じがしますね。

弥生時代に稲作(米作り)がはじまったわけではない!

稲作の開始は縄文時代の終わり頃(紀元前10世紀頃)なんです。

ちゃんと証拠となる遺跡も残っていますよ!

  • 板付いたづけ遺跡(福岡県)

  • 菜畑なばたけ遺跡(佐賀県)

福岡も佐賀も九州ですよね。

それもそのはず、縄文晩期の日本に稲作を伝えたのは、大陸や朝鮮半島からやってきた渡来人とらいじんなのです。

中国や朝鮮からだと九州が一番行きやすいからですね。

弥生時代は稲作が本格化した時代!

紀元前4世紀~紀元3世紀頃までを「弥生時代」と呼びます。

弥生時代は稲作がはじまった時代ではなく、

稲作が本格的に普及した時代!

なんです。

何百年と続く弥生時代の期間に、「九州→東北」と稲作がゆっくりと伝わっていきます。

弥生時代の5つの特徴

「なにをもって弥生時代の成立というのか?」

弥生時代の弥生時代たるゆえんは次の5つの特徴にあります。

  • 稲作(水稲耕作)

  • 鉄器

  • 青銅器

  • 弥生土器

  • 機織はたお

5つとも中国や朝鮮半島からやってきた渡来人が日本人に教えてくれた技術なんです!

この5つの最新知識は、北海道と沖縄をのぞく、本州全域に広がっていった。

それが弥生時代の特徴です。

弥生時代になっても石器・狩猟は大活躍!

弥生時代に稲作が本格化し、鉄器もだんだんと普及してきたからといって、縄文時代の生活スタイルが突然、無くなってしまったわけではありません!

弥生時代に入ってからも、次の2つは引き続き大活躍します!

  • 狩猟・漁労ぎょろう・採集

  • 石器

普通に考えて、お米だけでじゃなくて、肉や魚も食べたいですよね。

だから、弥生時代にはいってからも、狩猟もすれば漁労もする。

鉄器は貴重で、なかなか手に入らないので、石器もガンガン使います!

まとめ

次回は、弥生時代・前期の続きからお話したいと思います。

ここまで、読んでいただき、ありがとうございます。

今後とも大学受験スーパー日本史を宜しくお願いいたします!

以上、みず(@mizuxyz99)@Twitterフォローお気軽に◎でした!

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