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自分の直感を信じること

前回の投稿からまた少し日が空いてしまいました。お久しぶりです!
その後、スケジュールがますます激化し、7時出勤、23時帰宅の日々。家は寝るだけの場所と化していました。
やっと大学が秋休みに入り、向こう1週間は仕事がゆっくり目(休みではないです、、泣)なので、また少しずつ書いていこうと思います。

さて、そんな日々の中で、最近考えていることについて書いていきたいと思います。
私が住んでいるアメリカは、よく移民大国、とか多様性の国、と言われますが、蓋を開けてみれば、まだまだ白人、特に白人男性が優位であるということは変わっていません。人種差別や外国人差別、性差別もあります。その中で最近気づいたのが、私はそのような目にあった時に、「自分にも悪いところがあったのではないか」「相手にだって事情があるのかもしれない」「考えすぎかな」と思う癖があります。
タイトルにもあるように、「自分の直感を信じること」がなかなかできないんです。

だから、何かあっても、それを訴えることができない。それでどんどんと心の疲労が蓄積し、しんどくなっていました。それが最近、周りのおかげで少しずつ変わってきたなと感じています。そんな話を少し書いてみたいと思います。

上司との確執

ここ最近とにかく頭を悩ませたのが上司との関係性でした。詳しくは書きませんが、なんで?と思うことが多発。理不尽な思いをすることも多かったです。それでも、自分が悪いんじゃないか、上司、目上の人なんだから、敬わなくてわ、という思いでどんどん自分を追い込んでしまいました。それに加えてあったのが、所属学部・部署内での出来事でした。

学部内での差別

私は、アメリカの大学のコミュニケーション学部に所属しています。学部の他の人たちは全員、教授で、私だけが職員という立場です。また、学部の教授は全員白人。今は半分以上が男性で、女性はみんな定年退職を間近に控えたベテランです。なので人種・ジェンダー・年齢・役職どれをとっても私はマイノリティという立場になります。

その中で、一部の教授から、秘書のような扱いを受けることがありました。それは発言の内容だったり、頼まれる仕事だったり、仕草だったり。びっくりするような場面にも遭遇しました。

それでも、なかなかおかしいと思えない自分がいました。私は年齢が下なのだから当然、下っ端として我慢しなくては、、その域を超えていても、自分にそう言い聞かせて頑張る日々が続きました。

同僚の言葉

そんな時に自分の考え方を見つめ直すきっかけになったのが同僚の言葉でした。以前の記事でも書いた同僚なのですが、彼女に、「これっておかしいかな?」っていう相談をよくするんですね。私が自分で判断しようとすると、自分のせいなのか、私がされていることは本当におかしいのかの判断がつかないことがあるので、聞くんですけど、彼女がすごくて。説明もしない段階で「Yes!」って答えるんです。笑

日本語と英語は語順が違うので、日本語の場合、「〜ってことがあったんだけど、これっておかしいかな?」になるのですが、英語の場合、「これっておかしいかな?〜ってことがあって Is it weird that…?」となります。
で、その説明部分を言う前に、力強くYes!って返ってくるんです。

そして、その質問を聞いてる時点でおかしいってことだよって何度も繰り返し伝えてくれました。その言葉にすごくハッとしたんです。私は自分の直感を信じられていないなって。元同級生にストーカーされた時も、上司の発音を笑われた時も、同僚に差別を受けた時も、自分が悪いのではないか、過剰に反応してるのではないかとそればかりを気にしていました。でも、その同僚は、自分の直感を信じなさいと、ちょっとしたやり取りで教えてくれました。

なんで自分の直感を信じられないのか

その後、この同僚以外の人とも話をして、同じようなことを何度も言われました。
お世話になっているカウンセラーや、学生時代からめちゃくちゃ話すことが多かったスタッフ。みんなに言われるのが、「自分の直感を信じなさい」でした。

そんな中で、なんで自分の直感を信じられないんだろう?と自問自答することが増えました。そこでまず思ったのが自信のなさ。自分のやっていることや立場に自信を持てていないから、周りに色々と言われた時に、その通りかも、、と思ってしまうのかなと思いました。と同時に、自分のことを全く大事にしてあげられてないなと感じました。自分の仕事ややってきたこと、経験を大事にできていないから、人の意見に左右されてしまう。もっと自信やプライドを持ってもいいのかなって思いました。

アメリカで、白人がマジョリティの職場で外国人、アジア人女性として働くことは簡単なことではありません。理不尽な思いをすることも多いです。でもその中で生き残っていくには、自分に対してまずは自分が信じてあげること、自分の直感を信じて、ちゃんと声を上げないとなと感じています。まだまだ社会人2年目。周りに頼りながら成長していきたいと思います。


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