第百九回:新風
二年生初日
我が子は
ランドセルを置いて
さっさと
お友だちの家に
遊びに行ってしまいました。
私は
一を一つ足せばいいだけ
の
クラス替え
となりました
ので、
とりあえず、
その点は
ラッキー
と思っています。
担任の先生
は
入学当初
連絡帳を書いてきた子
に
お返事をしておられて
個人的に
好感を持った
先生
です。
私も知っている子が数名
転校生が二名。
今度
の
授業参観
が
楽しみです。
昨晩
我が子
は
今日の放課後
一緒に
遊ぶ子たち
に
お手紙
を
書いた
ようです。
お誘いしてくれた子
の
気持ちを察した
のかもしれません。
その子が
一番落ち着くのは
何か
と
考えた結果
お手紙を書いた
のだろうと。
きっと
その背景
には
一年生
の
一番最後の日
に
担任の先生
が
生徒一人ひとりに
くださった
お手紙
が
ある
のではないかしら?
と
私は
思っています。
きっと
先生からのお手紙
が
嬉しかった
のでしょうし、
先生がいてくれる
ということに
安堵した
のかもしれません。
きっと
心のどこかに
そのことが
残っていた
のでしょう。
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