本日から彼との同居が始まるが・・・

本日から彼との同居が始まる。

体は吐き気を催す。

私の体は頑張っているが、はたして彼の遺伝子を本当に受け入れられるのだろうか?

さて、私は、彼と同じ部屋で住むことに対しての抵抗を受け入れられるのだろうか・・・。

体の中と外で同時に、彼の遺伝子との戦いが繰り広げられている。


彼の存在自体がストレスである。

私と全く違った生き物であり、どうしても自分を邪魔してくる。

言語の壁は相変わらず大きい。

彼の思考の仕方がわからない。

彼は、私に彼の考えを説明することができず、とりあえず動いてはみるものの、

そのやり方がたいていの場合、私のやり方に合わない。

それで、拒否反応がおこり、わたしはイラつく。


私の体は、この異物が体から出るまで、弱さを保つ。

ただし、その場所が今作っていくべき場所だから、そこにいる。

とても苦しい。


妊娠状態は、幸せホルモンが出るから幸せだと聞いていた。

今の私は、はっきりいって、哀れな状態だ。

楽しくもないし、元気もないし、力もでなくて、

一緒にいるのが苦痛で仕方ない。

彼のことを考えるだけで吐き気がするのだ。

負担にしかなってない。

そういう運命にある私は、私自身を鬱にさせる。

本当に子供を産んでいいのか、迷いが生じている。

妊娠中は、ホルモンバランスが崩れるから、精神不安定にはなってるのを

大目に見たとして、大きな流れで、自分を受け止めていきたい。

彼との部屋にいることが疲れたら、逃げ場になるこの部屋があると、ものすごく助かる。

逃げ、ではなくて、向き合うため、少しずつ無理しないで、

もう少しやってダメだったら、他の方法探っていきたい。


日本で育ち、思春期は単身海外で過ごし、独特な感覚を持っています。日本で2年社会経験を積んだのち、現在はアイルランドの小さな街で生きています。