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「いい子にしてないと、サンタさんが来ない」について考える

こんにちはー!
今日のnoteは『「いい子にしてないと、サンタさんが来ない」について考える』というお話です。


「いい子にしてないとサンタさんが来ない」の効果が絶大

12月に入り、おもちゃ屋さんもショッピングモールもクリスマス仕様になって来ました。
我が家の3歳の娘も、サンタさんに自転車を貰うと息巻いています。

そして、今月は、「良い子にしてないとサンタさんが来ない」という指導?の効果が絶大です。基本的に、その言葉を言っておけば親の言うことを聞きます。


これでいいのか・・・?

ただ、「良い子にしてないとサンタさんが来ない」を連発している間に、これでいいのだろうか?と思うようになりました。理由は2つあります。

①サンタさんが来ないのは、そんな理由じゃない

まず、1つ目の理由が、サンタさんが来ないのはそんな理由ではないことです。
むしろ、教育方針や経済的な理由などで来ない方が普通です。もしも、サンタさんが来ないお友達が出来たら、勘違いしてしまうかもしれません。

②サンタさんってそんなに心狭いの?

2つ目の理由は、サンタさんはそんなに心が狭いのか?ということです。
いい子じゃなくても来てくれる方がサンタさんらしい気がするのですがどうでしょうか。
条件付きなんて、間違っている気がします。


条件付きの褒め方は良くないかもしれない

そんなことを考えながら、以前読んだ本を思い出し、読み返してみました。
これは褒め方と叱り方の問題だ・・・と思い出したのはこの本!

それによると、条件付きの褒め方をしてしまうと、自己肯定感が下がってしまう可能性が高いようです。

じつは「ほめる」「叱る」の声のかけ方次第で、親子関係や子どもの育ち方に大きな影響が見られます。日本人に多いとされる「自己肯定感」の低い子どもは、謙遜文化による「ほめ不足」が原因ではなく、「非効率なほめ方や叱り方」が原因かもしれないのです。

私はモンテッソーリ教育の教員としてカナダで勤務し、「褒美」と「罰」は同等であるだけでなく、子どもにとって本来は必要のないものだと身をもって体験しました。



僕、めちゃくちゃご褒美シール使ってるわ・・・!

子どもたちが「ごほうびシール」を得るため、あるいは大人からの罰を避けたい一心に行動したとすると、子ども自身がもっている好奇心や興味を見極めるのは非常に難しくなるからです。
私が教員になりたての頃、早く文字を書き終わった子に対して「すごいね!早かったね!」とほめたことがありました。そのあと、この子どもは毎回のように一目散に作業を終わらせて私のところに見せにくるようになりました。
時間をかけたり、自分の好きなようにアレンジすることもなく、私にほめてほしいがために「早く終わらせる」ことだけに集中するようになってしまったのです。
つまり、ほめるという行為で褒美を与えることは、罰と同じように、無意識であったとしてもやり方によっては子どもたちの行動やモチベーションを外的にコントロールし、その子の本当にやりたいことの妨げになる可能性があるということを教員経験が気づかせてくれたのです。


たくさん引用してしまいました。この本は、すごく理論的に納得ができる褒め方叱り方の考え方、方法、ヒントがあり、オススメです。特に「褒める3つのポイント」を実践することで、子どもが自分で考えるようになる感覚を得ることができます。

褒める3つのポイント
・成果よりも、プロセス(努力・姿勢・やり方)をほめる
・もっと具体的にほめる
・もっと質問する

本の中では具体的な事例をもとに、褒め方と叱り方を中心にコミュニケーション手法が紹介されています。子育てだけではなく、職場などの人間関係にも応用できますので、とてもオススメです。

やっぱ、これでいいやw

このようにして、この本を読み直し、あとがきまで読んで思い出しました。

全部やろうとしなくてよいのです。親自身の中に湧きでる感情を押し殺して仏のように子どもの行動を受け入れる、あるいは受け入れるふりをする必要はありません。毎回、毎秒、無条件な子育てができる人なんていません。たまに人中心に子どもをおおげさにほめたり、イライラして叱ったところで、子どもがダメになるわけではないので安心してださい。
子育てに絶対の正解はありません。

あとがきから引用

かつての僕は、この部分を読んで、2つのことを自分に許すことにしました。
その2つは、
・歯磨きできたときのご褒美シール
・ピンチの時の「鬼から電話」
です。

歯磨きできたときのご褒美シールは、もはや娘がかなり楽しんでいるので今から取り上げるのもはばかられたこと、そのシールを貰える歯医者さんとしてごっこ遊びしながら歯を磨く娘が可愛いことが理由ですw
理由になってないけど。
条件付きの褒め方なんですが、それくらいは許容してみようかなと思いました。


そして、「鬼から電話」は、画期的かつお勧めのスマホアプリです。

鬼から電話がかかってきた感じになり、鬼が説教をしてくれるアプリで、とんでもなく効き目があります。着信音だけで言うことを聞くくらいです。
ただ、これこそ、条件付きの叱り方(脅しでコントロール)なので、基本的にはやめたほうが良いと思ってますが、急いでいてこちらに余裕がないときなどは使ってOKにしました。
このアプリは神アプリと言えるくらいに感謝して(たまに)使っています。
子育て、理想通りにはいかないですよねー・・・


そんなことを思い出しながら、「いい子にしてないと、サンタさんが来ない」についても、12月くらいは使ってもいいかーって思うことにしました。
ほっといても、街中にサンタさんが溢れているので娘も、「サンタさん来る?」って聞いてくるので、「いい子にしてたらね!」って言っちゃうくらいご愛敬かと。

まぁ、勝手に僕が難しく考えただけなのですがw
考えすぎるのやめよう・・・!

そもそも、サンタさん自体がファンタジー(我が家では)なわけで、僕が懸念していた②サンタさんの心の狭さは気にする必要ないし、①サンタさんが来ない理由はそんな理由じゃない問題も、サンタさんがファンタジーであることに気が付いたころには分別がつくに決まってます。


最後に

今日は「いい子にしてないと、サンタさんが来ない」という言葉の是非を考えてみました。
僕の結論は、考えすぎだし、別に気にしなくていいというものでしたw

それなら、このnote意味ねぇじゃねぇか!って思いますよね・・・!

スラムダンクより


ただ、1つだけ意味のある情報があったはずです!それは・・・

「モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くしたオックスフォード児童発達学博士が語る自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方」はオススメの本です!ということです。



ちなみに、僕は有用なTipsやガジェット、サービスを紹介下さる、コミーさんのnoteの漫画を引用するスタイルに憧れており、↓の記事をそのままパクってスラムダンク(の三井寿)を使いました!

↓この記事の漫画の引用の仕方もスキ・・・


では、また!



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