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【3分でわかる】あなたの人生はあなたが決めることができる。

こんにちは、こんばんは、りょうさんと申します。

さまざまな「人生をちょっとラクにするテクニック」を載せていっています。

今回は、 アドラー心理学目的論 についてです。


■目的論

アドラー心理学では、目的論という理論があります。

目的論とは、自分自身の全ての状態は、自分がそれを目的として選んだ結果 という考え方です。

例えば、映画を見て泣いてしまったとします。

これは、自分が「泣きたい」という目的の為に映画を見た、と考えます。

これはまだなんとなく分かる部分があると思います。

怒りについてもそうです。

あなたが誰かに気に障る事を言われて咄嗟に怒ってしまったとします。

これも、自分が「怒りたかった」という目的があったから怒っています。

腑に落ちないかもしれません。

どういう事かといいますと

気に障る事を言われても、「怒らない」という選択もあるにはあったはずです。

しかし、あなたは上記の例では「怒る」という選択を取りました。

これは、あなたが「そうしたい」と少しも思わなかったならば、絶対に取らない選択なのです。

ですので、「怒る」という一見制御できないような衝動も、あなたが決めた事の結果だということなのです。


■今、あなたが幸せじゃないと思っていたら

今、あなたが「幸せじゃない」と思っているとします。

これも、あなたが「幸せになりたくない」と思っている結果、「幸せじゃない」と思っているのです。

「お金が無くて辛い」と思っていたとしてもそうです。

「お金が無くて辛い状態になりたい」とあなたが思っているからそうなっているのです。

スラム街に生まれ、幼少の頃に今の日本で想像もできないくらい貧しい生活をしていた子供でも、大人になって億万長者になったという人がこの世界には存在しています。

お金が無いと思っている人は「お金持ちになりたくない」、億万長者の人は「お金持ちになりたい」とそう思っていただけなのです。

「そんなことはない。みんなお金が欲しいはずだ。」と思うかもしれませんが、これは「意識できる目的」のことではなく、「無意識の本当の目的」なのです。


■なぜマイナスの目的を持つのか?

なぜマイナスの目的を持つのか?人間は誰もが得をしたいのではないのか?と思うと思います。

なぜそう思うのかと言うと「自分に能力がない事を隠したいから」なのです。

例えば、「お金が無い」と思っている人の場合、
 お金が無ければ、自分が粗末な生活をしていても 「お金が無いせいだ」 と言い訳ができる
などと無意識に思っている。

勉強をしないのも、
 「勉強していないから成績が悪いんだ」 と地頭が悪いのを隠す事ができる
などと無意識に思っている。

という事なのです。


■最小努力の法則

人間を含め全ての生物には、「最小努力の法則」という法則があります。

全ての生物は最小限の努力で本能的な欲求を満たそうとするのです。

最小限の努力を追求した結果、生物は人間が何百年経っても追いつけないくらいの高効率で生態系を維持する事ができています。

生物が生きる為に必要不可欠な法則なのです。

ただ、人間はその最小努力の法則により、楽して自分の存在価値を示そうとしたり、無意識に言い訳を作り出してしまっていたりします。


■なんだってできる

目的論は とても厳しい理論 だと思うかもしれません。

しかし、同時に 救いがある理論 でもあるんです。

今のあなたがもし、どうしようもないくらい辛い状況 で それを変えたい と思っていたとしたら

目的論に基づけば、あなたが自分自身で 本当に心の底から望む 事で、その状況を 変える事ができる という事になります。

かつて、世の中の誰も空を飛ぶなんてできないと思っていた時代に、ライト兄弟は心の底から「空を飛びたい」と思っていたから空を飛べたのです。

更に今人類は、宇宙にだって行く事ができています。

だからあなたも大丈夫、なんだってできるのです。


以上となります。

これからも週に一度くらいのペースで誰かの役に立ちそうな記事を載せていきます。

また来てください。

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