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映画スラムダンクのプロモーションとして生まれた展望台のバスケットボールコート

映画スラムダンク公開まであと5日!


楽しみにしている方も多い作品かと思いますが、いよいよ12月3日に公開となります。バスケットボールを仕事にしている現在ではこの作品を通じて再びバスケ熱が高まり、新たにバスケットボールというスポーツに興味を持つ人々が増えるきっかけとなればと願っています。

映画にとってはタッチポイントを増やすプロモーションがあべのハルカス300で実施されています。先日、私も実際に足を運んでみましたが、その規模の大きさにはワクワクさせられました。

建物に入ると所々で広告ポスターが貼っていましたが、展望台へ上がるためのエレベーターはスラムダンク一色。映えます。笑

地上60階に上がると、ぐるっと一周できる展望台。こちらはポールがスラムダンクで彩られ、漫画「スラムダンク 」も無料で読めるように用意されていました。

見晴らしの良い空間でスラムダンクに浸ることが出来れば、幸せな休日間違いなしですね。この企画を知らずにふらっと展望台へ観光に来た方に対しても漫画を手に取ってもらい、知ってもらう仕掛け。

そして58階フロアに降りると、そこにはバスケットボールコートが!来場者が勝手に宣伝したくなるような写真を撮りたくなるような空間作り。

この空間だけでも話題性は間違いないですが、様々なバスケ関連のリアルイベントを開催することでより認知を高める機会を増やしています。

映画にとっては既存ファンやバスケファン以外にリーチするための取り組みとしては効果的であり、ハルカス300にとってもおそらく客数が落ちる天候が悪い日や平日にも一定のスラムダンクファン来場が計算できる取り組み。

さらにはSNS連動の企画も発案し、来場者を巻き込む形で映画のプロモーションも行っています。

スポーツを題材にしたアニメ映画がスポーツ会場でプロモーションをやるのは考えられる範囲内ですが、このように一見スポーツとは全く関係ない場所で空間作りから取り組み、話題を生み出していくのは本当の意味でバスケファンを増やそうとする本気度を感じます。

スラムダンクはもはや漫画という枠を越えた、日本のバスケ界にとっては欠かせない財産。これをきっかけに再びバスケ熱が高まるか、そしてそれを現在バスケに関わる人達でどう盛り上がりを作っていくのか来週以降が楽しみですね。


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