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必要な無駄

世の中には「必要悪」という言葉がある。
”ないほうがいいけど、必要とされるもの”

そして私の過去の記事で「必要”楽”」という言葉をつくった。
”自分に余裕や余白をつくっていくために、「効率よくやる」「時間を短縮する」「仕組み的にする」”みたいな意味合い。


そしてこの記事で第3の「必要○○」を提唱したい。
それが、タイトルにもある「必要”無駄”」

「ん?」と思う人が多いかもしれない。
自分でもジャストアイデアだが笑

だって無駄と必要ってすごい遠い距離にある単語だから。

無駄って効果や効能がなく、役に立たないこと
必要って必ず要すること、なくてはならないこと。

全く正反対とはいえないけど、対義語と言われてもおかしくない。

我々は、”いかに無駄を減らし、効率的に出来るか”を追い求めている。
だから先人の知恵を頼ったり、文明の利器を頼ったりしながら「正解」を引用して当てはめていく。

もちろんそうやって対処していくことでその場をしのぐ力ってものすごく大事だ。だけど世の中そんなに予定調和ばかりで進むとは限らない。それに時代とともに当たり前も変わっていくものだ。

だからこそ自分の中でいろいろ試して、無駄を知ることでこそ気付ける効率さがあると思っている。そもそも最初から何が無駄で、何が効率的なんかわからないことの方が多いんだから。


ただここで解釈を間違えちゃいけない。
それは「じゃあなんでもかんでも無駄を経験してみればいいのか?」ということ。

中には決まりきった1つの答えがあることがある。1+1は2みたいな。もっと実例で言うと、「noteの記事を書く時、画像の挿入の仕方はこうする」とか「文字を太字にしたい時はこうする」みたいな。そういった答えが1つの物に対しては積極的に調べればいいと思っていて。なぜならそれらは変わることがないんだから。

ここで私が言いたいのは、このままnoteを例にして言うと、
「どういった内容の文章が読んでもらいやすいか」とか「どういった画像が多くの人の目に留まるか」とか「どういった改行やデザインの記事が注目されやすいか」みたいな、明確な1つの答えがないものに対してだ。

きっとこれらも調べれば「こういうのがおすすめ!」というのは出てくるだろう。そしてそれを参考にすることも大事。だってそれが1つの正解なんだから。でもそれが絶対解じゃないということも忘れちゃいけない。”自分に合うもの”を見つけないと。

巡り巡ってそれが自分にとっても正解だとわかるかもしれないし、もっと自分に合うものがあるかもしれない。それはいろんなことを試して、無駄と最高とか体験してわかっていくものだ。

そこでの”無駄”は、必要な無駄だ。


ここでもう1つ、無駄をするうえで大事だと思っていることがある。
それは”撤退のタイミング”だ。

無駄なことをそれをダラダラと続けていくことはそれこそ時間の無駄だ。それが無駄だとわかったら、もう検証は十分だから次に切り替えていくことが大切で。いかにその試行回数を増やしていけるかなんだと思う。

ただ、もしかしたら・・・があるし、まだ無駄と決めつけるには・・・みたいなこともあるから自分なりの基準は持っておきたいところ。


どこの時間を削減して、どこに時間を割いていくか。
ここの優先順位付けと取捨選択はちゃんとしていかないとな、って思う。

それが自分が思う、必要”無駄”だ。


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