「そっちは行きたい方向かい?」
最近読んだ文章に考えさせられることが書いてあった。
頑張ればできること、やりたくないけど一応できること、
あまり気がのらず、楽しそうだと思えないこと。
それらのことを一体どこまでやって、どこまでやらないか。
一切やらないこともできる。
でもなかには頑張らなきゃいけないこともある。
そんな中でも覚悟を持って断固として「自分がやると決めたこと以外はやらないんです」と言えるのならそれに越したことはない。
ちなみに私はそんな確固たる信念は持ち合わせていない。
一方でなんでもかんでも「はい、やります」はいかがなものか。
確かにその場は丸く収まるだろう。周りから”いいやつ”だと思われるだろう。ただそれで自分の心は救われるだろうか。一番守るべきは自分自身の心じゃないだろうか。
つまり「頑張ればできる」って自分に負荷をかけることである。ただその負荷をかけたことで成長や新たな発見をすることもある。だから難しい。
我ながら、最近の自分はいろんなことを何でも「やりますよ」と受け入れがちだと思っている。いや、出来るのなら出来る人間がやった方がいいに決まっている。でも中には「自分がやるよりもっと適任がいる」とか「いや、これでこのままで自分本当にいいの?」みたいなこともある。
思っているだけで、行動にまで移せていない時点でまだ受け入れている証拠だが、言っても時間って無限じゃない。気づけば25歳も折り返して26歳の方が近い。”若手”と呼ばれていた時代もとっくに過ぎ去っていく。
その言葉は確かにそうなんだと思う。ただ「経験」という聞き心地のいい言葉に隠れて時間を、それ以外のことが出来たかもしれない経験を搾取されてもいけない。
でもこれは自分で踏み出していくしかなくて。
もっともっと自分のこれからに目を向ける必要がある。
そんな時に、行動選択をする時に投げかけたい言葉。それが
「そっちは行きたい方向かい?」
その我慢は、自分が向かいたい方に矢印がむいているのか、その延長線上にあるのか。それともその場しのぎをするために受け入れているのか。
もっともっと自分に問いかけないといけない。
時間は有限で、自分は1人で、両手に抱えられる量は決まっている。
ひとつひとつ選ぶのはもっともっと慎重に、大胆に、そのために悩んでいかないといけない。
そろそろもっとベクトルを自分に向けていかないとね
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