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プラモデル製作記

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プラモデル製作記の自分の記事まとめです。
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記事一覧

プラモデル製作記 ハセガワ 1/72 ハリアー GR Mk.3

ハセガワの「1/72 ハリアー GR Mk.3」を作りました。型番は「00236」です。 少し前の再販分ですが、新品で購入して積んでいたものです。 「ハリアー」と聞けば、飛行機好きなら車ではなくこちらがすぐ思い浮かぶくらいには有名かと思います。 イギリスで開発された、初めて実用化されたVTOL(垂直離着陸)機で、ジェット機ながらエンジンノズルを偏向することでヘリコプターのように垂直に離着陸できることが特徴です。 (実際には垂直離陸可能なペイロードに制限があるため、短距離離陸

プラモデル製作記 アリイ 1/72 一式戦隼一型甲

アリイの「1/72 一式戦隼一型甲」を作りました。型番は「53001」でしょうか。 最近はジェット機ばかり作っていたので、前回に引き続きプロペラ機を。 棚から比較的簡単に作れそうな第二次大戦機ということで旧陸軍の隼を選びました。 このキットは古くは「エルエス」というメーカーから出ていた「1/75のキット」で、エルロンやエレベータ、ラダー等が可動するなかなか凝ったキットです。 「エルエス」から「アリイ」そして「マイクロエース」へとパッケージが変わりながら、ありがたいことに現在

プラモデル製作記 ホビーボス 1/72 T-6G "Texan"

ホビーボスの「1/72 T-6G "Texan"」を作りました。型番は「80233」です。 最近ジェット機ばかりだったので、たまにはとプロペラ機に手を出しました。 「T-6 テキサン」は、第二次大戦中から各国で使用されたレシプロの練習機です。 第二次大戦後には米軍から供与された機体が自衛隊で使用されていたため、日本国内の各地で今でも展示されている機体を見ることができます。 また「ゼロ戦風」に改造された機体が映画で活躍したり、その製造数の多さから今でも飛行可能な機体が国外には

プラモデル製作記 ハセガワ 1/72 マクダネル・ダグラス F-4J ファントムII

ハセガワの「1/72 マクダネル・ダグラス F-4J ファントムII」を作りました。型番は「JS-021」です。 「F-4 ファントムII」は元はアメリカ海軍向けに開発された「艦上戦闘機」ですが、アメリカ海軍・海兵隊にとどまらずアメリカ空軍でも採用され、また日本をはじめとした西側各国でも数多く運用された「傑作戦闘機」として知られています。 製造時期の違いや運用国の違いなどで様々な「サブタイプ」が存在し、特に日本では航空自衛隊で使用された「F-4EJ」や「RF-4E」、あるい

プラモデル製作記 ハセガワ 1/72 グラマン X-29

ハセガワの「1/72 グラマン X-29」を作りました。型番は「00243」です。 今回のキットは、しっかりと新品キットを作ろうと思い、家電量販店を眺めていたら「そういえば作例はよく見るけど、ちゃんと作ったことはないな」と手に取ったものです。 「X-29」は、アメリカのグラマンによって製造された「前進翼の実験機」です。 多くの飛行機は「後退翼の主翼と尾翼」を持ちますが、X-29では高機動性を求めて「前進翼+カナード翼」という組み合わせとなっているのが大きな特徴です。 その

プラモデル製作記 ハセガワ 1/72 サーブ AJ37 ビゲン

ハセガワの「1/72 サーブ AJ37 ビゲン」を作りました。型番は「JS-026」です。 今回のキットは、たまたまリサイクルショップのプラモデル棚を眺めていたら、なかなか見ないハセガワのビゲンの古めの箱を見かけて購入したものです。 調べてみると、どうもこのキットが世に出たのは1970年代、箱の「スエーデン」の表記が古さを感じさせます。 (なお、この世代のマニュアルはパーツごとの名称まで細かく載っており、どのパーツが実際にはどういう用途なのかすぐ分かるため個人的に好感を持

プラモデル製作記 マッチボックス 1/72 アエリタリア G-91Y

マッチボックスの「1/72 アエリタリア G-91Y」を作りました。型番は「PK-34」です。 今回のキットは、数年前にリサイクルショップでボロボロの箱を見かけ、中身が離散する前にと思い確保したものです。幸いにも部品に不足は無く、確保後すぐにチャック付きの袋に仕舞って保管したのは言うまでもありません。 一応箱の裏に「日本語説明書在中」と印字(スタンプ?)がありますが、日本語なのは機体の説明と色の名前くらいのもので、またそれも信用していいのかあやしいものとなっています。 マ

プラモデル製作記 タミヤ 1/72 マクダネル・ダグラス F/A-18 ホーネット

タミヤ ウォーバードコレクションの「1/72 マクダネル・ダグラス F/A-18 ホーネット」を作りました。型番は「60702」です。 映画「トップガン マーヴェリック」で活躍した「スーパーホーネット」ではなく、いわゆる「レガシーホーネット」と呼ばれる機体です。 キットは中古で購入したもので、シュリンクがパッケージに貼りついてしまっていました。 この頃のタミヤはイタリアの「イタレリ」というプラモデルメーカーと提携していたため、パッケージや説明書にもイタレリ製である旨が記載

プラモデル製作記 グンゼ・エアフィックス 1/72 ダッソー スーパーミステール B.2

グンゼ・エアフィックスの「1/72 ダッソー スーパーミステールB.2」を作りました。型番は「X-301」だと思います。 いつもの通りにタイトルを付けたら、とても長くなってしまいました。馴染みのない人にはなんのことやらかと思いますので、ちょっとだけ説明します。私もそこまで詳しいわけではないですが… プラモデルのメーカーを「グンゼ・エアフィックス」としましたが、モノ自体はイギリスの「エアフィックス(Airfix)」というメーカーのものです。箱を見ても分かる通りかなりの古さを感

プラモデル製作記 ハセガワ 1/72 T-4 "航空実験団"

ハセガワの「1/72 川崎 T-4 "航空実験団"」を作りました。 型番は「01006」、中古で買った積みプラで、旧パッケージ品です。 …なんとか完成しましたが、色々と苦労しました。 ハセガワのT-4は現在も通常版とブルーインパルス版が安価に販売されており、組むのであれば当然ながら新しいキットをオススメします。 新しいキットをオススメする理由は、まずは「デカールの劣化の無さ」。古いデカールは劣化して破れやすく、糊が黄ばんで見栄えに悪影響を及ぼします。上のキットは今回の試作

プラモデル製作記 MPC 1/72 F-86D

MPCの「1/72 F-86D Sabre」を作りました。 「F-86D」は、初期のジェット戦闘機「F-86 セイバー」の派生型の一つで、機首にレーダーを備えた全天候戦闘機です。黒いレドームが犬の鼻のように見えることから「セイバードッグ」とも呼ばれていました。 米軍から供与された機体が航空自衛隊にも配備されていたため、現在でも日本各地で展示されている機体を見ることができます。 さて、今回のキットのメーカーは「MPC」。型番は「1-4101」でしょうか。箱には「78-4101

プラモデル製作記 ハセガワ 1/72 T-2

ハセガワの「1/72 三菱 T-2」を作りました。 作ったのは保管していた少し古いもの(いわゆる積みプラ)で、箱のデザインがひとつ前のもの。 型番は「02755 CT5X」トラクター付きです。一時期ジオラマ用に整備機材を同梱するのが流行っていた記憶があります。なお今回トラクターは作っていません。 現在も新しいパッケージの商品が定期的に再販されていて、容易かつ比較的安価に入手可能です。トラクターが付属しない以外同じはずなので、もしこの記事を読んで作りたいと思ったら、デカールの