長谷川リョウヘイ

1996年生まれ。 卒業後は個人事業主として、モバイルアプリの企画設計〜UI/UXデザ…

長谷川リョウヘイ

1996年生まれ。 卒業後は個人事業主として、モバイルアプリの企画設計〜UI/UXデザイン〜開発・運用を経験。 現在は、一部上場企業の新規事業開発部門にて、サービスデザイナーとして活動中。

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HR系サービスをサービスデザイン視点で分析 〜Unipos編〜

こんにちは、長谷川リョウヘイです。 今回はサービスデザイン修行の一環として、HR系のサービスをサービスデザイン視点で分析するというテーマで、サービス分析を行っていきます。 最終的なアウトプットとしては、名付けて「UX/ビジネスキャンバス」ということで、以下の項目に沿って、1枚のスライドにまとめてみました。 ユーザー体験: ・機能的価値 ・情緒的価値 ・社会的価値 ビジネス持続性: ・独自の価値提供 ・収益性(LTV / CAC) ・資本力(ヒト / モノ / カネ /

    • GPT4を使ってUXフックモデル形式で機能案を量産する

      近年、人工知能(AI)が急速に進化し、多くの業界でその恩恵を受けています。特に、プロダクトマネージャー(PM)にとってAIは、より効率的で創造的なプロダクト開発を実現するための強力なツールとなっています。本記事では、OpenAIが開発したGPT4を活用し、UXフックモデル形式で機能案を量産する方法について解説します。 UXフックモデルとはUXフックモデルは、ユーザーエクスペリエンスをデザインする際に非常に効果的な手法です。このモデルを使うことで、プロダクトにおけるユーザーの

      • UXライターの年俸とその妥当性について考えてみた

        お疲れ様です。長谷川リョウヘイです。 前回の記事では、UXライターの仕事や役割について、AppleやTikTokなどの最先端IT企業のJob Description(求人票)から読み解いてみました。 本日の記事では、UXライターになるといくら稼げるのか、そしてその給与に見合う仕事なのか?という考察をしてみたいと思います。 海外企業のUXライターの年俸こちらのサイトに非常によくまとまっているのですが、アメリカ合衆国のUXライターの平均年俸が$138,000となっており、日

        • UXライターとは?〜AppleやTikTokの求人から見るUXライターのしごと〜

          皆様金曜日まで1週間お疲れ様です。 長谷川リョウヘイです。 先日までは「サービスデザインの教科書」の書評と感想を4つ程のパートまで書いていたのですが、今回は気分転換にUXライターの海外企業での仕事内容について調べてみました。 先日の記事はこちら↓↓ 主に、海外のリソースから最新の動向を調査してみています。今後もUXライティング関係の情報をまとめて発信したいと思います。 UXライティングとは?そもそもUXライティングとはどんな専門分野の話なのでしょうか?定義がひとまず気

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        HR系サービスをサービスデザイン視点で分析 〜Unipos編〜

          「サービスデザインの教科書」を読んでみた感想。 part4

          こんにちは。長谷川リョウヘイです。 今回は、『「サービスデザインの教科書」を読んでみた感想。』シリーズの第4回になります。第3回はこちら。 前回の更新から1ヶ月近くが経過してしまっているのですが、普段からサービスデザイナーとしていくつかのサービスを横断的に見て相談を受けていたり、その他、組織デザインにもサービスデザインの力で貢献したりしているので、思ったより本書を読む時間が割けなかったことが原因です。 ただ、それも嬉しい悲鳴というもので、「サービスデザイン」という分野や

          「サービスデザインの教科書」を読んでみた感想。 part4

          「サービスデザインの教科書」を読んでみた感想。 part3

          こんにちは。長谷川リョウヘイです。 今回は、『「サービスデザインの教科書」を読んでみた感想。』シリーズの第3回になります。第2回はこちら。 前回の最後に、 顧客満足度を提供物への評価と捉えることは、顧客による価値創造や価値共創の機会を失わせ、かえって満足度を低下させる可能性がある。 という記述についての考察を第3回でやりますという告知をしたので、今日はその通り、顧客満足度でサービスの評価をしてはいけないのなら、何と結びつけて評価すればいいのかという考察をしてみます。

          「サービスデザインの教科書」を読んでみた感想。 part3

          「サービスデザインの教科書」を読んでみた感想。 part2

          こんにちは。長谷川リョウヘイです。 今回は、『「サービスデザインの教科書」を読んでみた感想。』シリーズの第2回になります。第1回はこちら。 第1回では、「G-DロジックとS-Dロジックから読み解ける共創の価値」というテーマでお話しました。 読んでいた部分の続きで、それぞれの価値の原動力についての言及があるのですが、S-Dロジックは「使用価値」「文脈価値」を原動力とするロジックということで、こちらもpart1の図に当てはめてみると、 (少し文字が小さくてすみません。クリッ

          「サービスデザインの教科書」を読んでみた感想。 part2

          「サービスデザインの教科書」を読んでみた感想。 part1

          こんにちは。長谷川リョウヘイです。 日々サービスデザイナーとして働く中で、「サービスデザインとは何か」を自分の中での咀嚼したり、協業する同僚に理解してもらうことに、結構な労力を使っているなと感じています。 UXデザインとの違いや、具体的にどういう理論、成り立ちで出来ているのかを説明できないと、信頼してサービスデザインを任されることは必然的に少なくなります。そもそもサービスエコシステムや体験を可視化して、サービス開発の共通言語を作ったり、共創生んでいくはずのサービスデザイナ

          「サービスデザインの教科書」を読んでみた感想。 part1

          意識高い系こそ、個人でアプリを作るべき「3つ」の理由

          こんにちは、長谷川リョウヘイです。 前回は意識高い系こそ、デザインやテクノロジーを学ぶべき「3つ」の理由について、記事を書かせて頂きました。 前回の記事はこちらから そして今日は、デザインやテクノロジーを同時に学ぶのにぴったりな、アプリ開発についてお話していきます。 今日のこの記事では、デザインやプログラミングの学習方法について語ることはしません。意識高い系の皆様であれば、きっと既に勉強しているか、それともご自身に合った勉強方法は把握されているのではないでしょうか。

          意識高い系こそ、個人でアプリを作るべき「3つ」の理由

          意識高い系こそ、デザインやテクノロジーを学ぶべき「3つ」の理由

          こんにちは。長谷川リョウヘイです。 前回の記事では、6万字という膨大な文字数を使って、学生時代に2回起業に失敗した自分が、アプリを1から作るまでの道のりを描きました。 その道のりで失敗したことや成功したこと、手順など要素をごちゃ混ぜに盛りだくさんにしてしまったため、結果としてボリュームはあるが読むのに40分以上(友人談)かかる記事になってしまいました。 前回のまとめ記事では、 1. アプリを作った経緯 2. アプリの企画/設計 3. UI/UXデザイン 4. 開発 とい

          意識高い系こそ、デザインやテクノロジーを学ぶべき「3つ」の理由

          (約6万字)大学で起業に2回失敗した自分が、就職せずにアプリを作るまでにやった全てのこと

          「もうすぐ大学卒業か………自分はやりたいことをやっていけるのだろうか。」 周りの皆は、就職して社会で活躍する人材になろうと大企業に入っていく。そんな中で、自分は就職活動もせずに大学4年を迎えていた。 「どうしよう。このままじゃ中途半端な人材にしかなれない。」 このnoteは、中途半端にプライドだけ高い23歳が、大学卒業まで根拠のない自信で戦い続けた結果中途半端に失敗し続けたので、一念発起して卒業後就職せずに、まずは簡単なアプリを作れるようになるまでの道のりを描いたもので

          (約6万字)大学で起業に2回失敗した自分が、就職せずにアプリを作るまでにやった全てのこと