平成

ポスト平成のキャリア戦略を読んで

最近は併読の極みです。どうもこんにちは。

会社の後輩の紹介で「ポスト平成のキャリア戦略」を読みました。一言で感想をお伝えすると、「やばい、危機感しかない」ということです。

成長するために意識することでも書きましたが、人生100年時代と言われる現代では常に成長をしていかないとどんどん置いて行かれます。

本書は、NewsPicks編集長である佐々木紀彦さんと、元ライブドア証券取締役副社長であり現経営共創基盤 取締役マネージングディレクター・パートナーである塩野誠さんとの対談形式で内容が進んでいきます。

対談形式のためお二人の会話をお聞きするような感覚なので非常に読みやすくなっています。ですが、すらすらと読めるのとは裏腹に、内容はかなりぎっしり詰まっています。

とく、ここらへんは刺さります。

日本という国がベンチャーだったときは、企業がベンチャーであり、個人もチャレンジャーだった。その時の楽しさと攻撃性を失った日本と日本人と日本企業が、今一度リセットして立ち上がれるかどうか。

東京という大天国
世界を見てもここまで治安が良い国は他にない。甘えていれば甘えた生活がそのままできる都市。不況が続き、本当は地獄に近づいているのに、天国にいる東京人はそれに気づかない。

・経済活動は、いまや日本だけではなく世界市場をみていかないといけない。このように経済活動が国を超えている以上、企業が日本での国益だけを考えるのは時代錯誤かもしれない。国を超えた普遍的な価値観と向き合うことが重要。

・それにも関わらず、日本の財界は世界的な教養が低い。
人種問題や男女平等など、普遍的価値観に関連するイシューにどれだけ本気で取り組むか。日本の大企業にはこの理解が圧倒的に不足している。

気付けた私はとても恵まれています。
皆さんを焦らすつもりはないのですが、日本という国の現状と、ここで働き人生を過ごしていく多くの皆さんとこの危機感を分かち合いたいです。

とはいえ、日本が好きです。生まれ育った国です。
海外はカッコイイですし、海外旅行にいく度に感化されて英会話をかじりますが、まったく英語の勉強が続きません。

海外をみていかないといけません。(最近は英文のSNS記事を読んでます)

この危機感を持ったうえで、好きな日本を良くしていくために、世界をみていきたいですよね。東京という天国の中で、いかにハングリーに前のめりにスキルアップしていくことができるか。これが重要です。
日々お世話になっている同僚、仲間、外部パートナーの皆さまと、日本を一緒に良くしていきたいと本気で思っています。

個々人が人生100年時代のキャリアを考えるにあたり、時代の変化は捉えて自分自身を変化させていかないといけません。ぜひ皆さま一緒に議論しましょう。

ポスト平成のキャリア戦略、宜しければ是非ご一読ください。

Twitter:@ryohei_waki


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