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復帰七日目、週末の開放感

心療内科の先生には、週の半ばから復帰することが大事。なんとなれば週明けから復帰すると「長すぎる」ので、途中で疲弊して挫折するかもしれない。
ということで先週は水曜、木曜と出て(金曜は PTA の「お仕事」で休み)週末に。今週は頭から出て皆勤賞。

別段、それでなんということはなかった。

なにしろ今回の僕はオーバーヒートしかけていただけ。魂まで疲弊しきってボロボロになり、身動き取れなくなってしまった前回とは違う。(もちろんオーバーヒートの後にエンストが待っていて、そこからは奈落の底へ真っ逆さま。だからそうなる前にストップをかけてもらった)

なんということはないと言い条、睡眠不足は深刻で、これはどうしたものか。朝6時に起きるように決めたのだったら、12時過ぎてまだ起きていてはまずい。これは確かだ。(でも4ヶ月前は4時や5時に寝てなんとか8時前に起きる生活だった。その意味でトータルの睡眠時間は変わっていない)

そういえば今朝の通勤電車はひどかった。

もう少し早く、出社時間と退勤時間を30分ほど前にずらすのは、どうなんだろう。でも、そのためには11時台に寝ないと? なんだか絶望的に「無理!」という直感だけがある。(心療内科の先生に話したら、前回のことがある。すごく叱られそうで、だから、もう話したくない)

* * *

カバー写真は今年の誕生日のプレゼントにねだって妻に買ってもらったコーヒーミル。マグカップも一緒に買ってもらったものだ。お気に入り。

その昔、コーヒーミルに憧れて、欲しい、買いたい! と妻に言ったときは「あなたはそうやって物を増やして、でもすぐに飽きて使わなくなるんだからやめなさい」とたしなめられ諦めた。(ほら、あんなものや、こんなもの、あるでしょう。言い返せなくなる例を挙げられた気がするんだけれど、もう遠い昔すぎて忘れた)

しかしどうやら手で挽くコーヒー豆、いまの僕には結構しっくり来ているみたいだ。誕生日からもう半年近くになるけれど、ほぼ毎日休みなく使っている。

妻は深煎りダークローストが好みみたいだけれど、僕はミディアムくらいのが好きということもわかった。シンプルに単一の豆の名だけで売られているものより、ブレンドされているものの方がわかりやすく美味しく感じるということもわかってきた。

お店の焙煎士が美味しくなるように豆の配分を考えているものなんだから、そりゃブレンドにお任せでいい。特に店の名前を冠しているブレンドなら間違いないだろう。逆に店の名前のブレンドが合わないなら、そのお店でコーヒーは頼まなくていいんじゃないかな。

豆を挽いてコーヒーを淹れる。

もうね。言い訳無用、「おじさん」直球ど真ん中の暮らしが気持ち良くなってしまっているんだから、僕は間違いなくおじさんだ。

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地球影(ちきゅうえい)。

この言葉を知ったのは……

去年のいい夫婦の日だったようだ。(いい夫婦の日といえばaiko。でも今年のカウントダウンTVの年越しライブは見逃してしまったし、ついにアルバムを買わなくなってしまった)

夕焼けの時刻、黄昏時を経て、空が赤から赤紫、そして青く染まっていくあの色。あれが「空に映る地球の影」の色。

僕たちは毎日、夕方の空を見上げると「地球の影」の色を眺めることができる。

夕闇の中に溶けていく蒸し暑さ。
暮れていく一日。
かすかに空の色を映す川面。
夏の匂い。
見上げる空に、僕らが住む地球の青。

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