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がんばるのは、どちらなのか??014

こんにちは。「このはな療育室」のさつきです。

前回、わたしは、
発達障害のお子さんが、
「がんばること」と「すきなことに没頭する」時間を
両立できるように環境調整をしていけたらよい、と
書きました。

しかし。

そもそも。

頑張らないといけないのは、だれなのか?

発達障害基本法のなかには、
発達障害の理解は、国民の責務であると、
明記されています。

マイノリティ側だけが頑張らねばならない世の中はおかしい、
マジョリティ側が、正しく発達障害について学び、理解し
社会全体を変えていく必要があるのです。

療育者として、
わたしは、時折、悶々とします。

保護者さんに対して、
特性の理解を助けるために
保護者懇談会、療育参観、保護者教室など
保護者の方にたくさん勉強の機会、気づきの場面を
設定しています。
保護者さんは、毎回、一生けん命になって
聞いてくださります。
理解したことを、対応に結び付け
発達障害のお子さんの特性とうまく付き合っていくすべを
みにつけながら、
たくましく保護者さんも成長されていきます。

しかし、
これらの学びは、本来、
マジョリティ側にいる、発達障害についてまだ知らない方たちへ
届けなければならないのではないのか…

保護者の方ばかりを頑張らせている
療育者としての仕事のあり方に
悶々と。するのです。

このnoteも、
発達障害、や 療育 のキーワードで
見つけてくださった方が読んでくださっている、とおもうのですが、
もっともっと、
一般的な話題として、様々な方に届くといいな、、、
と思っています。



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