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腰が痛いときにぶつかられると怒りが湧くので今後は注意深く歩く人生にしたい。

腰をやってしまった。
ぎっくり腰だ。

取材に行く前に風呂掃除をしておこうと、バスルームで少し前にかがんだときだった。明確に腰の左寄りから「ピキッッ」と音がした。そのまま動けなくなり、ゆっくりとしゃがみこんで、その場でしばらく orz の姿勢のままジッとしていた。
人って本当に orz ってなるんだなあ。

しばらくじっとしていたら、どうにか動けるようになったので着替えた。風呂掃除は諦めた。そもそも風呂掃除は夫の担当である。
さすがに取材は飛ばすことができない。ゆっくりと靴を履き、家を出て、ゆっくり歩いて駅まで向かった。タクシーを使おうかと思ったのだけれど、乗り込むときにまた痛くなりそうな気がしたから辞めた。

取材は問題なく終えることができたけれど、40分座りっぱなしだったので、最後のほうは腰の痛みで頭も痛くなってきて大変だった。

その後、病院に行って、コルセットと湿布、痛み止めをもらった。
かなり痛みが強くて、痛み止めを飲んで寝ても夜中に目が覚めてしまった。
腰が痛いということよりも、途中からは眠れないことのほうが辛かった。シンプルに睡眠不足、しんどい。

10日経ってだいぶ腰の痛みはマシになってきた。
ずっと取材が入っていて、移動も多かったので長引いたのかもしれない。駅で歩きスマホでぶつかってきた人たちのことは今月末ぐらいまでは恨みたい。腰に走る激痛と言ったら……。

Twitterで痛い痛いとボヤいていたので、行く先々で大丈夫ですか、と心配していただいた。ついでに、みなさんの腰痛エピソードもたくさん聞いた。
何もないところで腰を痛めるなんて加齢のせいかな……と落ち込んでいたんだけれど、高校生のときに私と同じ状態でぎっくり腰になったという人もいたし、21歳でやったという人もいた。24歳のときにくしゃみをした拍子にやった、という人もいた。年齢は関係ないらしい。だからと言って私の年齢が変わるわけでもないんだけれど。

ちなみに家事ができない夫は私が痛い痛いと言っていても、代わりに家事はやってくれなかった。やらないというかできないので仕方がない。
常々、「奥さんが死んだらその3日後ぐらいに死んじゃいそう」と言っていたけれど、笑えなくなってきた。
ただ、痛がっている私を労わろうという気持ちはあるらしく、湯たんぽを入れてくれた。
「布団に入ったときに、腰や肩に当たる部分に湯たんぽを入れておくと、寝るときに温かくていいよ」と言っていた。
そんな心遣いがあったとも知らず、「なんでこんな邪魔になりそうなところに置いてんねん!」とブチギレていたよ、ごめん。私は湯たんぽで足をあっためたい派なんだ。

とりあえず、そろそろちゃんと眠れそう。眠りたい。

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