見出し画像

【#5】2023年6月に読んだ旅の本、まとめ

早いもので、1年の半分が終了しました。
毎月読んだ旅にまつわる本を紹介する備忘録も5回目。

残りの半年も紹介していきたいです。

北米大陸てくてく放浪記 シストリ / 小山美優 著

あらすじ

2019年コロナ禍以前にカナダに在住する妹のもとへ訪れ、アラスカの白夜マラソンに参加したり、メキシコのルチャ・リブレを見に行ったりと北米大陸を旅するエッセイ。 海外生活をする妹さんとのやりとりや日常の何気ないやりとりなどが面白く、サクサクと読める1冊です。

日常のトラブルも楽しみながら明るく生きていくことが旅も日常も楽しむ秘訣だと感じさせてくれました。遠方に住む大切な人がいるってどういう感じなんでしょう。きっとコロナ禍では大変だったんだろうな。

ドライブイン探訪 (ちくま文庫)/橋本 倫史 著

あらすじ

ドライブインは日本の歴史を物語る。日本全国各地のドライブインを実際に訪れ、丁寧にその店主の家族のお店の歴史を取材したノンフィクション・ルポタージュ。店主の方に耳を傾けると戦後の日本の道路建設から観光産業の普及を物語る話の数々。

著者自身が足を使い、時間を掛けて取材をした様子がしっかりと伝わってきます。
今ではその数も少なくなってしまったドライブインを旅の途中で見つけたら立ち寄りたくなる1冊でした。日本の歴史やその土地で愛される地元の食事を食べてみたいです。

明日は、いずこの空の下 (講談社文庫) /
上橋菜穂子 著

あらすじ

学生時代にスコットランドで迷子になり、研究の地として選んだオーストラリアで羊の尻尾を食べたり、イランで遺跡に母娘共々魅了される。異国の地で心動かされた瞬間を切り取る旅エッセイ集。物語を作り出す種となる旅の数々が散りばめられた瞬間が合間見れます。

この本に出てくる建物や人、食事、文化など著者がそっと寄り添う情景や優しく、さまざまなことに気づきがあるなと感じました。親孝行として、父母と旅行に行きたいなと思っていましたが、「行けるうちに行っておこう。」と改めて思いました。

南極ではたらく かあちゃん、調理隊員になる (角川文庫) / 渡貫 淳子  著

あらすじ

コンビニで手に取ってしまった「悪魔のおにぎり」はここから生まれた。南極観測隊の調理隊員になった主婦の南極奮闘記。世界一寒い場所とされる南極の昭和基地で調理隊員に加わりたい!と奮闘した料理人の著者が、隊員になるまでの記録や南極での1年4ヶ月の滞在記録をまとめたもの。

南極での人間関係や業務の様子、生活のハウツーをまとめており、その生活は新鮮で驚くべきものばかり!滞在が終わった後の「南極廃人」は、それだけ南極での生活に情熱を捧げていたことを物語ます。いつでも目標に向かって頑張る姿は心を動かされます。

最後に

今回は6月に読んだ旅にまつわる本を紹介しました。

その他の旅にまつわる本はブログでも紹介しています!
お時間ある方は是非ご覧ください。


この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?