この質問、海外によく行く人なら必ずと言っていいほど周りからされる質問だと思います。私自身も数えきれないくらい聞かれました。でもそのたびに結構困ってしまうんですよね。なかなか一つに絞るのが難しい。

それでも一つ決めるとしたら、いつもアルゼンチンのパタゴニアと答えています。アルゼンチン南部、南米大陸の一番下のほう、すなわち日本の真裏と言ってもいい場所です。なぜそこが良かったのか。

まずはなんと言っても気候がいい。訪れたのは2月。南半球であるアルゼンチンは真夏。首都ブエノスアイレスでは毎日35度くらいになる暑さでした。しかし、パタゴニアは25度前後。朝晩は少し肌寒くなる日もあるくらいでした。日本で言うと北海道みたいな感じです。

次にすごいのが治安の良さ。南米というと治安が悪いイメージが強いと思います。アルゼンチンは比較的いいほうですが、ブエノスアイレスだと夜出歩くのはちょっと怖い。ですが、パタゴニアは夜女性が一人で歩いていても平気なくらいの治安の良さです。

そして一番はやっぱり圧倒的な自然の豊かさ。とそれを体感できるアクティビティ。巨大な氷河の上を歩いたり、トレッキングの聖地で山歩きを楽しんだり。氷河の上で氷河の氷を使ったウイスキーのロックを飲むとか、すごい粋じゃないですか。

トップ画像にもってきたのは「フィッツロイ」。アウトドアブランド「パタゴニア」のロゴにもなっている山です。朝日に照らされて紅く輝く「フィッツロイ」の神々しさは鳥肌もの。私はあいにくの天候で見られなかったんですけどね。

あ、あとはご飯も美味しいんです。アイスとかチョコレートとかも有名で、おしゃれでおいしいお店がいっぱいあります。自然と共生している街だからこそ、オーガニックとかの意識も高いです。

他にも魅力はたくさんありますが、キリがないのでこのへんで。みなさんもぜひ次の旅先の一つとして考えてみてくださいね。自然が好きな人なら絶対気に入ります。日本からのアクセスは悪いですけど。笑