外を求める
雨の日も台風の日も、どうしても外に出たくなってしまいます。
わたしの仕事は基本的に在宅ワークなのですが、一日中部屋に閉じこもっていることができません。朝走りに行くと、昼は散歩に行き、夜もなんらかしらの理由をつけて外に出る始末。
とにかく外が好きなんです!うう
しかしわたしの内面はとかくインドアに見られがちです。一歩まちがえばひきこもりになるような性格ですし、ひどく心配性で鬱々としがち。おとなしくて内向的で寡黙といって差し支えないでしょう。ふへ
こういうキャラって本来、インドア派に分類されやすいですよね。なのに外が好きというのはどういうことでしょう。サッカーもテニスもマラソンも好きです。
外に出てアクティブに体を動かすのが好きというのもありますが、どちらかというと文字通り「外が好き」なのかもしれません。
外の空気の流れや光の濃淡、匂い、音、そのすべてが好きなのです。だから子どものころから外に出て遊ぶのが大好きでした。
今、外に出てとぼとぼ歩けるだけしあわせです。上を向いて歩く必要がありません。下を向いてできるだけ遅いペースで、とぼとぼ歩くのがとくに好きです。
下を向いてとぼとぼ歩いていると、ほんと心が上向きになるんですよね。
え?と思うかもしれませんし、矛盾しているかもしれませんが、ほんとそうなのです。
上を向いて歩いていたら前を向いてあるいたら疲れてしまうのです?上を向いて歩こうではなく、「下を向いて歩こう」です。
中年の男性が、何も携えずに下を向いて歩いているところを想像してください。中年の男性が、夜道の暗がりを下を向いて歩くところを想像してください。中年の男性が、とぼとぼと下を向いているところを想像してください。
ええ、いくらジョンレノン風に投げかけてみても
怖いですよね。。
しかし驚くべきことにわたしの心の中はしあわせであふれているのです。
昔から人はなぜ「行為と心の中」を短絡的に結びつけて決めつけるのか疑問でした。
わたしはしっかりと地に足をつけて下を向いて歩いていきたいと思います。
ええ、たとえ職質に会おうとも。。
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