「ジョコビッチの生まれ変わる食事」から考えた現代人の問題

こんにちは!!Ryoです!!
「ジョコビッチの生まれ変わる食事」で最も有名なメッセージは、グルテンは危険だと言うものでしょう。

しかしジョコビッチがこの本の中で本当に伝えようとしているのは、実はそうではありません。食事が体との情報交換であるということなのです。

食事後に体が発するメッセージを感じ取れるかどうかが大事なのです。
間違えた食事の内容や取り方をすれば、眠気やだるさ、鼻詰まり、胸焼け、異常な食欲などの形で必ず体に影響が出るのです。こうしたシグナルを感じ取り、食事を見直すことで精神的、肉体的に理想の自分へと近付いていくというのがジョコビッチの伝えたいことなのです。

しかし困ったことに、現代人はこうした軽い不調が当たり前のものとなってしまっていて、体が発するシグナルを感じとることができていないのではないかと思うのです。
小さな体の中の異常を感知できないがために、
・早食いによって大きな塊を胃腸にぶち込んでしまう
・加工食品に含まれる化学調味料を大量摂取してしまう
などの不調が起きても、体の中が騒がしくなることすら察知できないのです。

現代人は、安く美味しい食事を簡単に手に入れることができます。そのために、ちょっとしたシグナルを感じ取れないと、どんどん体内に負債が溜まり、さらにシグナルを感じ取れないという悪循環にハマってしまいかねないのです。

私は、このことを断食修行を通して、痛感しました。
たった3日間食事を抜いただけで、肉体、精神両方がまったく違うのです。
普段は不調ですらないと思っていた軽い頭痛や眠気が、実は体が発するサインだったということに気付いたのです。
普段は体の中を覆う膜のせいで見えなかったものが見えてきた感覚です。

当たり前だと思っている体の変化が実は自分の食事のせいだということもあるのだとあらためて感じたのです。

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