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続・視線の交錯

はいどうもでーす。

『やわらかな日本酒リテラシーを求めて…』通称酒ラテ!今日もやっていきまーす(๑•̀ㅂ•́)✧

前回は飲食店店員さんの客を見る姿勢…というか「彼ら彼女らはあなたをめっちゃ見ているぞ!」というお話をしたのですが。

今回は逆!
客も店員を見ているぞ!!!

というお話。です。

店員は、とか客も、とかって一般的に話をしているけれどあくまで自分の感想というか感じたことです。はい。
一個人の感想を世間全部で通用してる理屈かのように語ってるわけではないので、納得できたら「ふむふむ」とでもうなずいておいてください。

さて、お客の立場から見た店員さんですね。

なんかねえ、昨今本当にきついと思います。
ただでさえ飲食というのはトップ10社の売上を合わせても全体の8%にしかならないという厳しい商売らしいのですが、うん。

なんでしょう。最近のお客さん、うるさくないですか???

あ、そんなことないですか。
それならいいんですが(笑)

はい。うるさいお方はまあ、置いときまして。

それでも普通のお客さんも店員さんをよく見ていると思います。

例えば以下は僕の場合です。気にするポイントを列挙します。

(あと誤解を防ぐためお伝えしておきますが、以下気にしてることに引っかかるところがあっても店にクレームを入れることはありません。あったとしたら信頼関係がある程度ある店主にのみです。クレーマーじゃないのです。なんというかですね、居酒屋とかバーが好きなのでじーっと見てしまうくらいに思ってもらえれば幸いです。)

・お店の窓やガラスが曇ってないか気にします

・入る前後で異臭がないか気にします

・入って何秒でこちらに声をかけるか気にします

・席案内がスムーズか気にします

・店全体の雰囲気に独自性を感じるか気にします

・おしぼりと箸が来るか気にします

・メニューを見ておすすめがわかりやすいか気にします

・メニューみて頼むものが決まったら「よし」という表情で大げさに顔を上げて店員さんがみてるか気づいてるか気にします

・お酒と一緒にお水が来るか気にします

・お酒をその場で注ぐor酒瓶を持ってきてくれるか気にします

・お通しが偏りすぎてないか気にします

・店長さんのふるまいと店員さんのふるまいに差異がないか気にします

・お客さんたちがあつがったり寒がったりしてないか、またはそれに対して店員さんがケアしてるかどうか気にします

・調理をしている店員さんの手元が清潔か気にします

・調理器具や食器類が置かれているところを気にします

・こちらがお酒を飲み切るか切る前に「次はどうしましょう」と聞いてくるか気にします

・お酒と料理の相性について何か言ってくるか気にします

・どのタイミングで話しかけてくるのか来ないのか気にします

・お客さんと平等に接するのか接しないのか、接するつもりなのか接するつもりがないのか気にします

・料理に一工夫があるかないか気にします(だからまず居酒屋だったら定番に近い食べ物を注文します)

・お酒が底酒だった、量が若干足りないなどの悪条件があった際の声がけがどんなものか気にします

・お手洗いの空間をどう利用しているか気にします

・お客さん同士のじゃれ合いを許容するかどうか気にします

…などなど。です。

再度誤解がないように述べますが、これは僕が気にするだけです。言いません。気にしてることであって、「これができてなかったらダメだチェックリスト」ではありません。

例えば衛生面に関してでも「あ、そこは気にしないんだ」と思うくらいです。一時期某お笑い芸人さんの番組で「汚くても旨い店」というのがピックアップされましたね。
ああいうお店でいいお店があるのも知ってます。

あと、お客さんの扱い方のぞんざいさを売りにしてる感じのお店もありますよね。
「ハイ自由にして!でもケンカはしないで!オレうまいもん出すから!(๑•̀ㅂ•́)و✧」みたいな感じのお店です。

だから、ほんとに見てるだけです。
で、「こんなお店なんだな」と判断するだけです。
で、それでまた行くかどうかは全体的な印象と満足感で決まります。
店によってまた行きたいと思うポイントも違います。

あと、全員が僕みたいなスタンスであるということはありません。もっとシンプルに楽しむ人もいるでしょう。本当に店員に声を上げてしまう人もいるでしょう。
非常に多種多様な人がいらっしゃいます。大変。

はい、若干話がそれたので戻します。
お客さんもまた店員(と店全体)を見ている、というお話でした。

売上の話といい、お客さんの多様性といい飲食店は本当に大変です。

で、大変なこともありながらありながら!!
それをうまいことバランスをとってですね!

店員さんとお客さんの見る、見られる、飲む、食べる食べてもらう、笑う、笑われる、たまに泣く…そんな感じでそのお店の雰囲気ができていって唯一無二のものとなる…。

そういうお店は、素敵です。はい。

今回はこれまで。

次回はまた違った視点から店員さんとお客さんのことを見てみます。ではでは。

酒と2人のこども達に関心があります。酒文化に貢献するため、もしくはよりよい子育てのために使わせて頂きます。