神さまのビオトープ　読了

事故死した夫「鹿野くん」の幽霊と一緒に暮らしているうる波の話。

今回も凪良ゆうさんの小説の好きなところ、当事者同士の揺らぎない価値観が繊細に表現されていたと思う。

自分達を知らない誰かがどう言おうと、知っている自分達が幸せならいい

これって幸せの根本だと思う

自分の幸せは自分でしか見つけられ無いと思うから

でもこの物語はそれだけでなく、人の幸せは他人が決めつけるものじゃないということも教えてくれると思う

つい、世間の幸せや自分の幸せを物差しに他の人の幸せを見ていないか、気をつけたい

誰かを幸せにするには、その人の幸せはどこから来るのかを知って理解のあることをしてあげることであって、
決して自分の幸せを基準にしないよう生きてみたい

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