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編集者の本音はバチェラー・バチェロレッテと同じである!?

あなたは「バチェラー」「バチェロレッテ」をご存じですか?

元はアメリカの恋愛リアリティ番組で、日本でも日本版バチェラーがAmazonプライム・ビデオで放送され大人気となりました。
※バチェラーは男性が主役版、バチェロレッテは女性が主役版

番組内容を簡単に説明すると
才色兼備の独身男性又は独身女性の元に集まった独身異性たちが
バチェラー又はバチェロレッテの心を勝ち取るために
ゴージャス&ロマンチックなデートをしながらバトルを繰り広げ
運命の最後の一人になることを目指していく番組です。

実はこの「たった一人の魅力的な人をめぐって、複数の人間が自己アピールする様」が、まさに編集者と作家・ライターの関係にも当てはまります。

■編集者のまわりには常に50人の候補者がいる

私はビジネス書作家として15年間活動してきましたが
その経験の中で発見したのが
「編集者の周りには常に50人のライバルがいる」という事実です。

編集者は本当に丁寧で礼儀正しい人が多いです。
目の前で話していると、自分のことだけ大切にしてくれると思ってしまいます。

でもよくよく考えると、なかなか仕事がもらえない、、、。
こんなに仲がよいのに、と思うことはしょっちゅうあります。

でも私に仕事がこないのには理由がありました。

それは編集者の周りには
私には見えないライバルが常に50人ほどいて
お互いのネタを競争し合っていたから
だったのです。
=編集者はその時に最適なネタに、最も強い書き手を選んでいます

運よく編集者と知り合えても、この事実を知らないと
いつまで経ってもあなたが指名されて「書き手」になることはできません。

知り合うだけでNGです。

ライバルに打ち勝つ魅力をアピールし
指名される工夫を仕掛けなくてはいけないのです。

■絶対選ばれない人の口癖とは?
「〇〇さんのように」

50人のライバルと戦いを研究した結果、
絶対に選ばれない人の口癖を発見しました。

それは「〇〇さんのように」です。
よくある事例はこんな感じです。

「こんまりさんのように、片付けが得意です」
「志麻さんのように、簡単料理が作れます」
「ホリエモンのように、鋭い切り口で語れます」

共通点はすでに有名な人の名前を出すこと。
その方が自分の特徴を語りやすいと思う人は、編集者の本音がわかっていません。

たしかに「何が得意か」は有名人の名前を出すとわかりやすい。
でも編集者は一番面白い人に記事を書いてほしいと思っています。

あなたがこんまりさんより片付けが上手くないなら
記事はこんまりさんに書いてほしい。

あなたがホリエモンより鋭いことが言えないなら
やはりホリエモンに記事を依頼したい。

二番目はいらない。
これが編集者の本音です。

「〇〇さんのように」というのは
自分から〇〇さんより格下ですと宣言しているのと同じです。

編集者はバチェラー・バチェロレッテと同じです。
他人と同じアピールでは、最後の一人に選ばれることはないのです。

■まとめ


編集者は、作家・ライターを選び放題な立場の人間です。
この事実を知らずにアプローチすると、なかなか書く機会に恵まれない。

逆に編集者が気になるポイントを押さえれば
面白いほどあっさりと簡単に仕事がもらえます。
(この秘密は今後書いていきます)
【目次】凡人なのにプロ物書きを10年続けられる方法|後田良輔(うしろだりょうすけ)|ビジネス書作家 (note.com)

「ルールを知っていて自由なのと、ルールを知らなくて自由なのでは、自由さが違う」と、秋元康さんは言いました。

ぜひあなたには誰も教えてくれない編集者のルールを知って欲しい。
その上であなただけの作品を自由に書いてほしい。

ぜひ読者のために役立つ良い作品を、みんなで世界に発表していきましょう!

少しでも多くの方のお悩み解決のため頑張ります。 いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!