見出し画像

3/1〜5の日記

3/1
熱が下がらない。あまりにも体が気怠いので、病院へ足を運んだ。喉が真っ赤にh戯れているらしく、ウイルス性の発熱のようだ。2週間で2度目の発熱。どうやら前回の喉風邪が治りきっておらず、悪化してしまったようだ。診察が終わり、外に出るとたくさんの人が街を歩いていた。楽しそうに話しながら歩く人を見て嫌気が差す。まるで自分だけが不幸みたいな顔をして。街中を練り歩いた。小腹が空いたので、近くにあったパン屋さんに足を運ぶ。サンドイッチとフィッシュバーガーを購入した。昔からどれだけ体調を崩しても食欲がなくならないという性質がある。むしろ食欲が増す。不思議なものだ。パン屋を出ると、会社員の方が電話で深く頭を下げながら謝罪の言葉を伝えていた。何度も頭を下げている。一体何のために頭を下げているのだろうか。許してもらわなければ何かを失うのかもしれない。そこで失ったものが大切なものを失うきっかけとなる可能性もある。いかん。頭が朦朧としてきた。今の自分に関係のないことを考える余裕はない。このよろけた体を家まで送り届ける。それが現在できる精一杯のことだ。まずは復活に向けてたくさん休む。話はそれからだ。

3/2
体調不良3日目。薬のおかげで少しずつ体調が良くなっている。医学は偉大だ。この調子で完治まで持っていってほしい。パートナーがチュロスを作ってくれたので一緒に食べた。チュロスは映画館やテーマパークで食べるものだと思っていたので、自宅で食べられるのは非常に嬉しい。とても美味しかったし、体調不良の自分を気遣ってくれたのが嬉しかった。家事がほとんどできておらず、パートナーに迷惑をかけている。非常に申し訳ない。それを伝えると、早く治してくださいと言われた。ありがとうとだけ伝えて、それ以上は何も言わなかった。夜はパートナーがうどんを食べた。美味しかった。おかげさまで少しずつ体調が回復してきた。

3/3
体調不良4日目。熱も下がり、残すのが喉の痛みだけだ。こればかりが長引くのでゆっくり療養していくしかない。外出できるまで回復したので、パートナーと一緒に家の近くの公園を散歩した。近所の子どもたちで賑わっている。子どもは想像力の塊だ。とある子どもが何もないところにダンジョンを生み出していた。どうやらそこには魔物がいるらしい。斬炎ながら僕には見えなかった。完全に想像力の欠如だ。とても悔しい。子どもは何もない場所で目には見えない剣を振り翳していた。どうやら魔物と戦っているようだ。相手は結構強いらしく。苦戦していた。このままでは勝てないとし子どもが言う。変身という掛け声と共に腰につけていたベルトから音がした。この姿を見たものは命をなくすらしい。恐ろしい。まるで大魔王の立ち振る舞いではないか。子どもが不敵な笑みを浮かべる。そして、剣を振り翳した。次の瞬間に魔物が討ち取られた。ようやく世界に平和が訪れた。僕たちの世界はとある子どもによって救われたようだ。ただの子どもではない。彼は勇者様である。剣を天高く翳す勇者に一礼をして、僕たちは公園を後にした。

3/4
体調が回復したので、本日から仕事を再開した。3日間も仕事ができなかったので、遅れを取り戻さなければならない。かといって、無理をするとまた体調を崩すだけなので、用心深く進めていこう。そういえば、我が家に新しいテーブルと椅子が届いた。どうやら猫が気に入ったのか。椅子の上で眠りについている。家具が新調されるのはいつだって嬉しいものだ。コンビニに行くとワンピースの新刊が売っていたので、すぐさま購入した。仕事が山積みなのである程度落ち着いたら読もうと思う。また楽しみができた。嬉しい。

3/5
雨が降る中、バスに乗って中野と向かった。目的は飲み会の参加だ。病み上がりだが、せっかく誘ってもらったので、参加することにした。早めに中野に着いたのはいいが、仕事が終わらなければ飲み会に参加できない。参加する前から遅刻が決まっていたので、いかに早く終わらせるかを考えて実行に移す。そして、当初主催者に伝えていた2時間遅れでの参加を果たした。俳優の方や写真家の方などがいた。知らない世界の話を聞くのはいつだって楽しい。ここに詳細は書かないが。とても楽しい夜だった。

3月が始まった。体調不良からのスタートだったため、ここから巻き返していきたい。もう少しで本格的な春がやってくる。春服を着るのが楽しみだ。仕事にプライベート、両方とも充実させられるよう毎日を丁寧に過ごしていきたい。


この記事が参加している募集

眠れない夜に

ありがとうございます٩( 'ω' )و活動資金に充てさせて頂きます!あなたに良いことがありますように!