ねぇ、あなたは今幸せですか？

朝起きて、夜眠りにつく。毎日はただそれの繰り返し。その繰り返しの中で、誰かと愛し合ったり、憎しみ合ったりもする。幸せだと感じる時もあれば、不幸だなって感じてしまう時もあるよね。

生きるってそんな感じで、たいそうな使命も役割もなくて良いし、ただ生きてさえいればそれで良いと思うんだよね。

単調な日常。些細な日常。取り留めもない日常。

思ってもないタイミングでたまに起きるハプニング。

人生に予定調和はなんてものはないし、人生の結末は神様しか知らない。

良いことだけでなく、悪いことが起きるのも、生きているからなんだろうか。良いことも悪いことも楽しめたら生きるのがとても有意義になるのかな。

良いことが起きた時はめいっぱい喜んで、辛いことが起きた時は落ちるときはとことんまで落ちたら良いんだよ。

「やるかやらないか」とか「できるできない」とかって言葉があるけど、しんどいときは無理にやらなくて良いし、できる時にベストを尽くせば良い。

前向きな言葉は、人を前向きにするときもあるけど、タイミングが悪ければ、もっと後ろ向きになってしまうこともある。その時は正論が正解じゃなくて、気持ちに寄り添うってのが正解なのかな。

言葉なんてものは自分にとって都合の良い解釈をすれば良い。辛いときは辛いし、落ち込んでんだから前向きな言葉なんて無視で良いよね。自分に余裕がある時にきつい言葉は受け止めれば良いんだよ。

話は変わるんだけど、先日ある人に「これは本物だよ」と言われたんだよ。でも「本物」言われた方がよっぽど偽物に見えるのはなぜなんだろうか。

きっと偽物って言われても、「あれは偽物なんだ」って信じるんだろうけど、本物って言われるとなぜか疑ってしまうからなんとも不思議なものだよね。

理由はわからないけど、自分で本物って言うよりも、周りから本物って言われている方が本物に見えるからなのかもしれない。

「本物とか偽物とか正直なところどうでも良くって、あんたが幸せであるかどうかの方がよっぽど重要なんだぜ」って、そういえばじいちゃんが言ってた。

毎日の生活の中で、言葉のやりとりを繰り返す。君と僕で会話に彩りを作っていく。たまに無言になることもあるけどその瞬間も楽しみたいなって思う。

毎日のコミュニケーションの繰り返し。たまに言葉足らずのあなたの言葉。

たくさんの人を傷つけ、たくさんの人を笑顔にしたことでしょう。

いとも簡単に君を傷つけることができるんだけど、君が一瞬で元気になれる魔法のような言葉はまだ見つかってない。

ああ、君を一瞬で元気にする魔法の言葉見つからないかなぁ。

誰かを傷つける言葉。誰かを励ます言葉。誰かを幸せにする言葉。

言葉には途轍もないパワーがある。

君はどんな言葉をどんな人にどうやって投げかける？

そうだな。僕は好きな人に「好き」と言うことにするよ。

あ、これ恋愛の話じゃないからね。恋愛とか関係なく、好きな人にはその好意をどうしても伝えたくなるんだ。

嫌われたらもう仕方ない。めちゃくちゃへこむけど、受け入れて諦めるしかない。言葉ではそう言えるけど嫌われることを受け入れるのは相当勇気が必要となる。

思ってることは伝えなきゃ絶対に伝わんない。伝えても解釈が人によって変わるから変に伝わることもある。

察しろって人がたまにいるけど、どんだけ傲慢なんだよ。伝えてあげた方がよっぽど優しいよ。それは昔の自分のことなんだけどね。反省してる。ごめんなさい。

僕は嫌いな人にはエネルギーを一切使いたくない。その代わりに好きな人にめいっぱいのエネルギーを使いたい。好きな人にはどうやってエネルギーを注ごうかなんてことばかり考える毎日をただ生きている。

ただ生きているだけなのに、色んなことが脳内を駆け巡る。

人間は色んなことを見て、聞いて、体験して、感情を彩っていく。

知識の数だけ選択肢が増えるし、知識の数だけ悩みも増える。

選択肢が増えるのはいいことなんだけど、それで迷っちゃうぐらいなら増やさない方がいいのかもね。無責任だけど「自分にとってベストの選択をしてほしい」としか言えないのが歯がゆい。

ただ生きることが誰かのためになることもある。誰かにとってのあなたになれたら最高に幸せだよね。僕は君の幸せを心から願っているよ。そんなもんは偽善だと言われても僕は知らない。やらない偽善よりやる偽善を大切にしたいんだよ。

ただ生きることが目の前の誰かを救うなんてことがあるかもしれない。

目の前にいるあなたにほんの少しの花束と優しさを。

今日も誰かと愛しあってるかい？

ハッピーに過ごせる人が、少しでも多くなりますように。