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自由律俳句 #368

【冷風に振り返らされて見た色調】


鋭い冷たさ
少し懐かしいけれど
顔を背けて
ため息ひとつ
白く消えて
思わずもう一度
見上げたトーンも
少し懐かしいけれど
寂しくも見えた
いつの間にか現れて
いつの間にか過ぎ去っていく
思わずもう一度
前を見た


秋の色合いが穏やかで切なくて、好きです。


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