図書館の存在。
今年の初めか。昨年の秋頃からかは少し記憶がないが、図書館でただ本を借りてくるだけでなく、閲覧席、それもPCが使える閲覧席で勉強や調べ物をすることを覚えた。
どうしても自分の部屋だと、好きなものに囲まれているので、サボりたくなってしまう感じになってしまって、環境を変えてみようと思った。
近所の図書館では、なぜかPCを使わなくても一生懸命勉強や調べ物をしている人が、ひとりふたりではなく沢山いる。
ニートのようだけれど目的意識があり、机に集中している人や、春休みは受験勉強の学生、平日の仕事が忙しいけれど、休日自分の仕事のスキルアップを図るために何冊も資料を広げて、調べ物をしている人。
あと、メールのやり取りを頻繁にやり、何かのモニターのような方もいた。
ただ本当に集中できる時間は、ほとんどの人が2時間だった。
自分もそう。2時間以上で延長すると、集中力が続かない。
学生が一番頑張っていた。まだ将来が決まっていないし、未来のやりたいこともありそうだけれど、進学就職の約束を誰もしてくれないからだと思った。
自分もそうだった。
高校は中堅の進学校で、受験勉強で行きたい大学に受かりたかった。
だから部活とアルバイト以外のことを切り捨てて、受験勉強に集中した。
結果、指定校推薦で行きたい大学に受かった。それは本当に望む方法での受験ではなかったけれど。そのおかげで未来が開け、仕事の選択肢が増えた。
それを考えると、学ぼうとしている人のための公共の図書館の存在意義は大きい。
社会人になってからもきちんと学ぼうとしている人へのインフラ整備が必要だと思う。
近所の図書館にも要望したけれど、50席くらいの規模の閲覧席に対して、PCが使える席がたったの2席では乏しいと思う。
これは自分の環境の改善を言っている、提言しているのではなく、本当に学びたい人、足立区は確かに税収が少なくて大変な財政だと思うけれど、やはり教育への投資が必要という話。
みなさんの自治体は、どのような環境だろうか。
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