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転職経験者が語る。第二新卒の転職(8000文字弱)

かなりお久しぶりです。たんしをです。
Twitterも含めておそらく2年ぶりくらいの更新になります。
なんでこのタイミング?!となる方もいらっしゃるかと思いますが
結論から言うと
ちょいブラック企業就職→超ホワイト企業に転職
という形で自分の時間出来て暇になったので書いていく。
なので今回はこの”転職”についてつらつらと書き込んでいくので
第二新卒・3-5年目くらいで転職を考えている人は見て欲しい。
私の社会人経験をすっ飛ばしたい方は3から見てください!!
ちなみに転職勝負成績
3戦1勝1負1分(1分けは2次選考通過でやめた)
おそらく参考になるはず・・・・
(競馬の話もちょろっとするよ~)


  1. スペック

  2. 行っていた業務

  3. 転職のきっかけ

  4. どうやって転職をしたのか・次の企業に求めたこと

  5. 何をアピールしたのか

  6. 履歴書/職務経歴書の書き方

  7. 現在

  8. 転職を考えているあなたへ


1.スペック


26歳。1浪1留。理系。名ばかりの体育会系に所属。
大学4年次は結構ゆとりがあったが就活自体は適当に終わらせた。
早々にITベンチャー企業に就職を決めて就活を終了。
ちなみになんで留年したかというと部活・バイト・学業・彼女・競馬
という5つを追い無事学業は疎かになった。当時の彼女とは留年時に破局

2.行っていた業務

業務内容:1年目新規開拓/2年目新規開拓・既存営業/3年目既存営業

基本的に行っていた内容はずっと営業である。
1年目からどんな感じで仕事をしていたのか書いていく。

1年目
新規開拓。とにかく電話してひたすらアポを取る。
架電数は最初は1日8時間稼働で80件
(ツールでカウントされる数がこの数なので実際は100件以上している)
その中で運よく捕まえた社長・決済権限がある偉い人にコネクトさせる。
(大体社長コネクトで最初は4%くらい)
社長に商品スペック語る→クロージング→受注
みたいな感じ。
ちなみにここで上手く行かないで辞める人も多い。
幸い、私は1年程々に頑張って2年目入る前くらいから上手くいった。

上手くいったポイント
よく想像される架電リストが出力されて
上から下までとにかく架電する。
ではなく、自分で架電先を見つけて
自分色の架電リストから架電するのがやり方だった。
なので、トップ営業マンの架電先をトップ営業マンに
怒られないようにマネしてそこに架電をしていた(笑)
後述するが、出来る人の内容を徹底的にパクった

結果的に1年目の最終四半期で営業目標を達成して
新卒最速で役職が上がった。

じゃあ、何を具体的にパクったのかを書いていく。

結論全部!!

全部って言われても。。。。
と思われてしまうのでどんな感じでパクったのか。。。

架電する場所・お客様との会話・トーン・口調・メールの文章

大きく分けてこの5つである。



架電する場所
簡単でトップ営業マンが受注した会社名から検索して
サイトを見つける→サイトの特徴を見つける→特徴を検索する
→出てきたサイトに1から架電していく

お客様との会話
幸いにも電話が全部録音に残るシステムだったのでトップ営業マンが
受注した案件の録音を一言一句全部書き起こした。
1時間くらいで受注するのだが全部書き起こすと大体4-5時間かかる。
これを退職するまでに合計20件くらい行った。
余談にはなるがトップ営業マンの会話も常にアップデート
しているのがわかってそれはワクワクしながら聞いてた。
(そんなことしてたから自分の時間はなかった)

トーン
お客様との会話にも繋がるが、ただ書き起こしたものを読んでいても
ロボットみたいになってぎこちなくなってしまうのが関の山なので
どこでテンションを上げるのかOR下げるのかを徹底的に聞いてパクった。
これも書き起こしたお客様との会話に付け加えた。

口調
これも前述に近いが、トップ営業マンは複数いたが皆様ちょっと口調が似ていた。詰めるところは詰めるし、引くところは引く口調があった。
これもしっかりパクった。

メールの文章
入社して新人研修みたいなのである程度は習ったが、典型例しか習わなかった。絶対相手が返信したくなるようなメールの文章もパクった。


こんなことをやっていたので1年目の1日の過ごし方はこんな感じだった。

平日
8時30分-9時会社到着
20時     会社退社
20-22時  色々な事をパクる時間

休日
午前中 来週の営業で何をやるのかの資料作成
    (当チームはマストだった)
午後  お客様とトップ営業マンの書き起こし(余った時間は睡眠)

2年目
無事役職も上がって変わらず新規開拓をやっていた。
ここまでくるとパクったものを
さも自分のものみたいに使いこなしていた。

結果的に既存営業もここに加えてやるようになった。
ここで、薄々は気付いていたのだが自社のサービスが
お客様を喜ばせるものではないと確信をついた。

正確に言えば、その金額を投資してもそれ以下の
パフォーマンスしか発揮できない。
会社としてはサービスを継続して欲しいので継続率は追わなくては
いけないが私が担当した時には24%くらいだった。
(転職する時に色々なサービスを見たが7-9割継続しててビビった)

これが何を意味しているのかは言わなくてもわかると思うが
シンプルに
商品スペックが金額に追い付いていない・初回受注時にオーバートーク

これが大きな原因だった。色々な問題があって両方とも解決することは
出来なかった。でも、自分営業成績は上げる必要があったので
会社に打診して”更新用の継続プランの充実化”
”成功している部分を上手く見せるトーク”
でどうにかこうにか
最高値55%くらいまで持っていた。

結果的にこの成果も評価されて更に役職が上がって2年目の最後には
自分のチームを持つようになった。

3年目
ここで書くことはあんまりない。仕事に対する熱量もかなり冷めていたし
かなりサボっていた。なので軽めに記載する。

昨年の最終四半期からチームを持つことになり、業務内容が少し変わった。
内容は新規開拓を一切やらずに既存営業のみになった。
結果的にこの配置転換によって5月の転職に繋がるのである。

業務内容が変わったことで、上司も変わった。
この上司が私とは合わなかった。合わなかった理由は
次章転職のきっかけで記載する。

3.転職のきっかけ


転職のきっかけは2つあり、
”給料が下がる”からと”上司が合わなかった”からであった。

給料が下がる脅迫観念
勿論、結果が出ないので給料が下がるのは当然だと私も思ったが
下がる速度は3ヵ月ペース。故に四半期で全く結果が出なかったら
自動的に下がるのである。
前述しているが最初は役職が上がっていたので何とも
思わなかったがチームを持つようになって成果が出しにくくなった。
結果的にちらつくのは降格と減棒である。

「チーム鼓舞して成績上げればいいじゃん!!」という声もあるが

既存営業で商品スペックに幻滅している方々に対してそれをやるのは
自分の実力では難しかった。
そこに対して学ぶ教科書的な存在もなかったのが大きい。

上司と合わなかった
シンプルに上司ガチャを外したのである。
合わなかったポイントは

毎回1から話をしなくてはいけない・営業として数字が取れない
話が面白くない・性格が悪い

である。上司なので毎日会話をするのは当然だと思うが語学力が低いのか
わからないが毎回1からきっちり説明しないと話が通じないのは
本当に苦痛だった。上司との会話=労力・・・・

そこに追い打ちをかけるように前に出るのに数字を取れないのである。
私自身が悪いのだが、最後の方は辞めたい気持ちが強すぎて
諦めていたので上司に案件を丸投げしてた。
結果的に惨敗。。。。受注出来ても単価ダウン。もしくは
確実に取れる案件で失注。
これはかなり幻滅した。尊敬自体はそもそもなかったが
じゃあ”俺が行く”とか言うなww
って心の中で思っていた。

なので、それ以降取れそうな案件が
出来たら何か理由を付けて後輩回した。

あとは細かいポイントだが、常に話がつまらないのである。
聞いていて早く終わらないかなーと思ったのは
小学生時の校長先生の話振りだったので驚いた。
(基本的に他人の話は吸収したいタイプ)
身になる話や誰かに共有したい面白い話は半年間くらいで0だった。
(仕事で身になる話ないってどんだけだよww)

それに加えて性格が悪い。これは会社を退職する
意思を伝えた時の話になるが、話された内容が
「その業界A社だったら知ってるけど
○○(私)が行くB社は知らないなぁー」(業界はメジャー)
という言葉。これが天然で言ってるのなら年齢が私より上なのに
社会知らないですねーだし、意地悪で言ってるのなら、私のプライドを
傷つけたくてえぐっているとしか考えられない。。。。
(ちなみに最初に書いた転職成績の引き分けとした企業はA社であるw)
内心としては、()部分があったのでノーダメージだし
むしろ心の中では”相変わらずバカなんですねー”と思ってたのは内緒(笑)

これ以上書くと悪口が加速してしまうので控えるが
その2つが大きな要因だった。それ以外にも仕事に冷めてしまったとか
つまらなくなったとかあるけど2つに勝るものではなかった。

4.どうやって転職をしたのか・次の企業に求めたこと

平日のタイムスケジュールを軽く書いたが
実際に会社と関わらない時間は8時30分前・12-13時(休憩)・20時以降
という時間だけだった。
この時間を上手く使って
エントリー・履歴書/職務経歴書・面接
をやらなくてはいけなかった。
エントリー・履歴書/職務経歴書は土日で出来ると思っていたが
面接はどうしても平日しかやっていない企業しかなかった。

そこで、私が取った行動は
”ビズリーチに登録する”
であった。

いやいや、普通じゃん!!って思ったあなた!!
結論から言うと最適解がビズリーチに登録だった
転職するにあたって、エン転職・マイナビ転職・リクナビネクスト
といった大手は全部登録してサイト内履歴書やアピールポイントを
全部入れたが言葉は悪いが、見当違いな会社しか来なかった。

なぜビズリーチが良かったのかをここからは述べる。
先に言うが、ビズリーチの回し者ではないし
ビズリーチから貰えるはずの5000円ギフト貰ってないので
これを見てる関係者がいたら伝えて欲しいくらいである(笑)

まず、ビズリーチは”ダイレクトスカウト”が主流であるところ。
なので、直接企業からオファーがくる。
登録自体は2年目の10月くらいから自分の市場価値が知りたくて
登録してたが、半年間プレミア会員?が無料で使えていた。
結果として自分が聞いたことないようなほぼ毎日オファーがきた。
そして、別軸でこれも毎日転職エージェントからメッセージがくる

最初は色々な人からメッセージがきて意味不明だったが
半年間の中でダイレクトスカウトできていた企業が第1志望として
定めたのでそれまでに練習をしておきたいというのが本音だった。

なので、下記のような構想を練って第1志望に内定を勝ち取ろうと思った。
(結果これは成功した)

①毎日くる転職エージェントを2人くらいピックアップ
②履歴書・職務経歴書を採点してもらう
③それを第1志望会社に提出
④面接対策も転職エージェントにしてもらう
⑤転職エージェントから紹介してもらった企業に面接に行く
⑥第1志望企業の面接を受ける
⑦内定獲得

工程の詳しい説明をしていく。


①毎日くる転職エージェントを2人くらいピックアップ
次の②④に繋げたかったので
第1志望の企業の業界に強そうな人・全般的に強そうな人
を選んだ。
なんで、2人選定した理由は意見が偏らないようにするためである。
結果的に2人の意見が入った履歴書・職務経歴書も出来たし
業界に強そうな人には同業界の会社面接も紹介してもらえた。
選ぶコツは、シンプルに評価が高い(ゴールドバッジ?シルバーバッチの人)から選定すればOK。特に脳を使う必要はない。

幸いにも転職エージェントの人は夜遅くでも対応してくれたので
20時以降に全部面倒をみてくれた。


②転職エージェントに履歴書・職務経歴書を添削してもらう
これは雑に書いた内容を転職エージェントにそれっぽく
みせてもらう動きをしたかったである。

なぜ、転職エージェントはやるのかというと当たり前で
私が仮に転職エージェントが紹介した企業に入れば
まとまったお金が手に入るからである。

おすすめは
転職界隈全般的に強そうな人→第1志望の企業の業界に強そうな人
にみてもらうことである。

理由としては、
一般的なことを述べる→専門的な部分に有利になるようにアレンジ
という流れを取りたかったからである。
上手くいったかどうかは定量化出来ないので一概には言えないが
転職自体は成功したので良しとする。


③完成した履歴書・職務経歴書を第1志望企業に提出
転職エージェントを使ってできたモリモリの履歴書・職務経歴書を
第1志望企業に提出。結果的に自分でも書けていなかった長所や
今までやってきた仕事も嘘をつかない程度で書くことができた。
ここで気付いたのは、見せ方って重要なんだなぁと再認識。


④面接対策も転職エージェントにしてもらう
これは、業界に強い転職エージェントに行ってもらった。
面接で最初に聞かれることって大体一緒だということは
新卒の時にわかっていたし転職時用ではどんな項目が
増えているのかを知りたかったからである。
無論、転職エージェントも自分が紹介した企業に使うと
思っているので快くやってくれた。


⑤転職エージェントから紹介してもらった企業に面接に行く
実際の面接はやはり平日の日中を使わなくはならなかったので
1日有休を貰って転職エージェントが進めてきた20社くらいから2社だけ
面接を受けた。ここで、大体の流れは掴んだ。
1社は1次通過。1社はお祈りされた。
ちなみにお祈りされた企業に関しては、敗因がはっきりしていて
なぜ御社じゃなきゃダメなのかという答えがすんなり
答えられなかった。ここで負けておいて良かったと思った。

⑥第1志望企業の面接を受ける(二次面接)
前回の失敗や練習の成果を存分に発揮した。結果的に成功した。
考えていた通りの問いもきたし、受け答えも出来た。
聞かれた内容の大筋部分はYouTubeで学ぶのなら下記を見て欲しい。
これを自分が受ける業界と企業ポジションに当てはめれば
大体の流れは同じだと思う。

ちなみに二次面接は来社してくれと言われたので
午前中は頭痛いですぅって言って午前休を無理やり取った(笑)


⑦内定獲得
2次が終わって1週間くらいしてビズリーチ経由で連絡がきた。
勿論、承諾。最後の1ヵ月は有休をすべて消化して今の会社は辞めますと
言ってお互い笑いながら切電。

※補足
書き忘れたが、第1志望企業の一次面接はどこで受けたの??
って疑問に思われる方が多いと思ったので補足です。
12-13時の休憩時間に昼ご飯を食べないで会社付近のルノアールに
駆け込んで自分が持ってたipadで会社紹介&一次面接を同時受けた。
これは、事前準備とかできるものではなかったが無事通過した。
(ここで落ちてたら今の私はいないから結構ギャンブルだったね)

5.何をアピールしたのか

一連のやってきた流れを書いてきたが、何をアピールしたかの
具体的な内容を書いていく。
これはスペックのところと行ってきた業務で
積み上げた実績を発言したのだが
とにかく嘘はつかず、めっちゃ凄いように語った。

例えば、
・更新率を前回比よりも2倍以上上げた。
・営業目標の112%達成した。
・体育会系で4年間スポーツやってたので心折れたり
 体力切れとかはない。

みたいな如何にも凄そうなやつを演じた。
”いやいや、、、普通そんな成績も大学時代も何もやってないよ”
と思われた方もいると思う。
仮に2年間くらい社会人をやっていたら
勝ち取った1件や2件は絶対あると思う。
(仕事が営業に寄っているが、管理支援系の仕事でも
作業効率を○○%効率化させたとかでも十分話せる)

これを自信たっぷりに自分がやってきた事だ!!
伝えるだけ。
基本的な面接は乗り越えられる。

最後に逆質問
これは、面接官のプライベートを聞いていれば
大抵話は盛り上がって良い感じに終われる。
(土日結構仕事しちゃうタイプなんですが
面接官の○○様普段お休みは何されてることが多いんですか?)

趣味の話になるので
私の本当の趣味は競馬だがこれはウケが二極化すると
思ったので、今話題のサウナをチョイスした。

自分がサウナの深堀→そのままサウナの魅力について語る
面接官の趣味→全然知らなくても下記をやればOK
”へー!!すごいですね!!実は現職の先輩も好きなんですよ
(ここは嘘でOK)
おすすめのスポットとかあるんですか?”
”そうなんですね!私もやってみたいと
思ってたので是非入社出来たら教えてください”
とか言った記憶がある。
(ちなみにこれは良くキャバ嬢がやるテクニックなので
磨きたければキャバに行けば味わえるよ)

6.履歴書/職務経歴書の書き方

一般的な書き方はリクナビネクストとかのサイト記事を参考に
自己流で書いていく。もちろん、自己流なので汚い書き方に
なっているのでこれを前述の転職エージェントに書き直してもらう。

ちなみに転職エージェントに提出した時に”ここをこうした方がよい”
みたいなアドバイスみたいな感じのメールが返ってきたので

”わからないので○○さんだったらどうやって書くのかの
お手本を送ってくれ”

とメール返信したらお手本が返ってきたのでそれを丸パクりした。
結果的にそれで最後まで戦えたのでアドバイスが飛んで来たら
上のテクニックで書いてもらって欲しい。

7.現在

そんなこんなで現在は転職をしているわけだが
出社か在宅かは自分で決められるし働く時間も割と曖昧である。
(残業代は出る)
実際の業務も仕事がなければ、見ている限り自己研鑽に充てている人も
多いと思う。(自己成長も評価されるから)
なので、個の力が必要とされる現代社会には十分マッチするのでは
ないかと思っている(転職の際にはそこまで考えてなかった)

8.転職を考えているあなたへ
ここまでつらつらと色々書いたが、結局自分から行動するしかないと思う。
なので、まずは初めの一歩を踏み出そう。会社を辞めなければ結論
仕事がなくなって明日から収入0にはならない。
僕も当時はかなり時間制限されていたけどお昼の時間を3回我慢しただけで
今の職を手にすることができたといっても過言ではない。
なので、転職を考えているならビズリーチに登録してみよう!!


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