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【夏時間終了】北米の時差1時間変わります

こんにちは、ア フォーリーフNote担当のコウダイです。

今年2023年の3月、一部のメディアやSNS等で一瞬ふっと湧き出た話で、今後サマータイムがなくなるかもしれないという話が流れました。

これは厳密に言うと、サマータイムとなって時間が変更された以降、もう永遠にサマータイムのままで、時計を戻す事がないかもしれない。という話でした。

これは2022年にアメリカが日照保護法(Sunshine Protect Act)という法案を提出しました。この法案こそが、一度サマータイム時間に設定したら、そのまま二度と時計を戻す事なく永続的にサマータイムのままにしてしまおうというものです。

その為、今年はもしかしたらサマータイムに変更後、そのまま次の時間変更はないのかも?という話もあったのですが。。。


1.まず結論として💤

2023年のサマータイムは11月5日(日)午前2時に終了します。
これにより日の出は午前7時7分、日の入りは4時45分となりますので、夕方は一気に暗くなります。

サマータイムの終了は午前2時になった瞬間、自動的に時計がさかのぼり午前1時になります。ですので結果としてその日は1時間睡眠時間を多く取れるという事になり、これがちょっとした魅力的なラッキーボーナス感を感じる日でもあります。

その逆のサマータイム開始時は1時間減るので、それを取り返しているだけではあるのですが、それでも嬉しい気分です。

日照時間を多く取るために導入されているサマータイムの終了による時間の変更はカナダの場合、カナダ全土の6つの太平洋、山岳、中部、東部、大西洋、ニューファンドランドタイムゾーンに影響します。

その為、実際にサマータイムを恒久化・永続化させたりするにはカナダだけでなく、北米全体での合意が必要であり、特にアメリカの決断が今後を左右するのは間違いありません。

2.サマータイムとは一体、何?

最初におさらいしたいのがはサマータイム(Summer time)という言葉です。

これは、イギリス英語で一部地域で使われている言葉だそうなのですが、北米やオーストラリアを含む、多くの欧米諸国では、Daylight Saving Time (デイライト・セービング・タイム) と呼ばれる事が一般的です。

これは言葉の意味のそのままで、Daylight(デイライト)つまり、日光の当たる日照時間をSave(多く確保)する為に1日の開始時間を国民・住民全体で1時間ずらす行為であり、国や州・自治区域単位で行われている試みです。

3.実際のところはどうなのか?

この時間変更は実際には交通事故のリスクが高まるなど、重大な欠点もあるそうで、私は見た事はありませんが、交通局は警察と協力して歩行者安全タグ等を配布したり等の啓蒙活動も行っているそうです。

ただ実際に留学生は間違えてしまう人もいたのが現状です。しかし、今はアップルウォッチやスマートフォンは自動的に時間が変わってしまうので、時計の時間を変えるという体験自体を行いません。

実はこれが問題であり、ついついスマホの時間は修正されているからといっても壁掛け時計などの「スマート」ではない「アナログ」な時計は自分の手で1時間変えなければなりません。

これで1時間早く着いてしまったり、遅れてしまったり等、大体学校ではクラスの1人が間違えてしまうというような「あるある事件」のひとつでもあります。

こうした潜在的なデメリットがないわけではなく、例えばカナダ西部ブリティッシュコロンビア州では8年前サマータイムの廃止の嘆願書が提出されアクションを起こしている人達がいる事も事実です。

しかしいずれにしてもアメリカ次第であり、少なくとも今週末は1時間多く睡眠時間を取れる事は間違いありませんので、この機会に慣れない海外での生活をしている留学生・ワーホリの皆さんはご自身の体をいたわってあげてほしいですね。

4.個人的な体験から見えた視点🌟

Photo by 童 彤

秋のサマータイム終了は1時間多く寝られる事になるので比較的問題は少なく、むしろラッキーデーなのですが、その逆の春に行われるサマータイムの開始時は1時間短くなります。

お年寄りが対応するのが大変なのは分かりますが、子供達も少々大変かもしれませんと感じたのが筆者が実際にホームステイをしていた頃の事でした。

サマータイム期間中、特に夏至のピークは夜10時頃まで太陽が沈まず外が明るいのです。その頃のホームステイ先にいた7歳の男の子の就寝時間は夜9時だった為、遮光的なカーテンを閉めて寝ていました。

最初の頃は「こんな明るいのに、寝るなんて可愛そう・・・。」と、思っていましたが、子供も当然のようでしたし、明るいうちにお父さんが帰ってきて、ディナーの後にサイクリングに出かけたりすることも出来るのですからとても嬉しそうでした。

何せ子供の場合、夕方6時にご飯を食べても、まだ3時間以上も外は明るいのです。子供にとっては寝る前にたっぷり遊ぶ時間でもあり、外にも行けるわけなのでテレビゲームやスマホ離れをして節電にもなりそうです。

電力も含め、限りある資源を守る為、環境保護の為、節電の為、様々な理由がありますが、日本にとって何が良くて何が合わないかは分かりません。

その為には最初から選択肢を排除するのではなく、多くの日本人が海外に出て、海外のシステムを肌で感じて実感し理解する事が重要です。


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