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TOEIC勉強方法

私なりにですが、TOEIC勉強方法をまとめたいと思います。

・TOEICの受験のメリットを認識する
・目標設定する
・実際の勉強計画、実行する

の流れで書いていきたいと思います!

今回は、一つ目の「TOEICの受験のメリットを認識する」を書いていきたいと思います。

少しでもTOEIC勉強のモチベーションアップにお役に立てれば幸いです。

TOEICの受験のメリットを認識する

新しく何かに取り組む際には、その目的を達成した際のメリットを認識すると持続し易いですよね。

何かを習慣化する際も、前提としてその行動自体が自分にとって価値のあるものだという確固たる価値観を持っていることが重要です。

ここであなたにとって、TOEICを受けることでどんなメリットがあるかということをはっきり認識しましょう!

正直TOEICは頭がいいかどうかではなく、勉強できるかどうかです。その勉強をやりきれるかどうかは、自分がなぜ勉強したいかどうか

私が考えるTOEIC受験のメリットは大きく以下の3つだと思っています。

  1. ビジネス英語の勉強になる

  2. 受験自体が英語学習のモチベーションになる

  3. 転職、就職に有利になる


1. ビジネス英語の勉強になる

TOEICはビジネス英語を主として扱っていますので、TOEICの勉強をすると、実際に仕事をする際に使う英語を学ぶことができます。
学生時代に受験した時気づきませんでしたが、社会人で受験した際に、
「これ実際に使ってるなー」「これ、使えるなー」という表現やシチュエーションだということに気づきました。・・・笑

そのため、TOEICの勉強をすることで、そのままビジネスシーンで使える英語を学ぶことができます。

2. 受験自体が英語学習のモチベーションになる

日本で働きながら、英語を勉強「し続ける」ためには、メリハリが必要だと私は思いました。

このメリハリというのは、大きな目標に対する小さな課題を自分に課すということです。

英語学習の大きな目標としては「英語でコミュニケーションをとれるようになること」なのかなと思います。

ここで、小さな課題(もしくはゴール)として、
「●月●日開催のTOEIC公開テストで●●●点!」とすることで、数値が明確になり、数ヶ月単位で勉強計画を立てることができ、勉強にメリハリが出ます。

また、英語力をリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4つに細分化した際に、TOEICはリーディングとリスニング分野のテストなので、この内2つの英語力の現状把握ができます。

自分が今どれくらいの力が身についているのか?、ということを知ることはそれ自体がモチベーションになりますよね。さらに自分がどこを重点的に学ぶべきかなど計画の効果的な見直しができます。

3. 転職、就職に有利になる

TOEIC高得点は日本で転職、就職する場合、有利に働くと実体験から感じました。
ますます今後、英語力が求められているなか、どのような人材が優秀であるか、と判断するために、多くの人が受験しているTOEICのスコアが影響を与えるということは間違いないと思います。

たかがTOEIC、されどTOEICですよね。
「TOEIC点数良くても喋れるってわけじゃないよねー」とTOEICの必要性を疑う声もありますが、
アピール材料として使えることは、今のところは間違いないと思います。

理由
・一般的に企業は英語が使える人を求めている
 新卒採用では、各企業のエントリーシートにTOEICの点数を書く欄が資格欄とは別に設けられていたりします。聞いたところ、今後海外展開や海外とのビジネスが展開されることを見据えて、直接英語力が求められない部署でも、どの人材がどれだけの英語基礎力を持っているか配属先や部署移動の際の参考として把握するため、とのこと。(某日系メーカー人事)
・自分で勉強ができる人間と思ってもらえる
学生から社会人になると、自分で勉強する人としない人で分かれます。TOEICの点数=英語が話せるとは断定できないが、「高得点=優秀である=自分で学ぶ意欲をもち、結果を出せる」と期待してもらえる。
・キャリアチェンジする際のリスクヘッジとなる
1社目を転職した同僚は、TOEICの点数で英語力をアピールし転職をした人は、職種を変えても給料が上がっていた。やはり、前職と違う職種、かつ役職経験なしであれば、多くは給料が下がってしまうかと思います。



私は、1社目は老舗の日系企業で働いており、部署内で英語の勉強している人は皆無でした。転職や部署移動も珍しく、他部署の人が英語力を使ってキャリアアップのために転職したという話を聞くと、「したたかな人だ」と批判ぎみに噂するような雰囲気のある会社でした。笑

そんな中でもやはり、自分で時間を見つけて、英語やその他資格取得の勉強ができたのは、それが自分のキャリアにとってプラスになるという自信があったからです。

何かを新しく始める時ってうきうきしますよね!

そんな気持ちを忘れないように、どんなメリットが自分にあるのか一度しっかり考えておくと、モチベーションが続きます(^ ^)!

目標を決める

自分がTOIECの勉強をすることで、どんなメリットが得られるか、認識した上で、今度は自分がどの点数を目指すか決めましょう!

こちらも自分の体験や人から聞く話から、
TOEICは転職や就職時に有利に働かせたいのであれば、
700点以上です。

求人票の必須項目から、以下が職業と点数の目安です。

700点〜800点:英語はメインで使用しない職種
英語を全く必要としない仕事、部分的に使用する仕事であればこちらの点数で有利になると感じました。
800点〜900点:英語を業務で使用する職種
社外に対して英語を使用する仕事ですと、800点以上と記載されていることが多い印象です。
900点〜:翻訳家、通訳

TOEIC受験までの勉強期間は2〜3ヶ月設けるのがおすすめです。
社会人ですと1ヶ月はあっという間で、勉強が十分できない場合が想定されます。逆に4ヶ月、5ヶ月とっても、勉強計画が立てづらくなります。

勉強方法

おおまかな勉強方法は以下です!

①TOEICの構成を知る
②単語帳、文法書1冊をマスターする
⇨最初の1、2ヶ月
③TOEIC構成パートごとの対策
⇨最初の1、2ヶ月
④リスニング、リーディングパートで時間を測って問題を解く
⇨最後の1ヶ月

①TOEICの構成を知る


どんな資格試験を受ける時も、そのテストの構成を知ることが初めの一歩です。
TOEICテストは大きくリスニングとリーディングセクションに分かれており、さらに以下のように分かれます。

リスニング Part 1・2・3・4
リーディング Part 5・6・7

各パートについては、以下の公式ホームページをご覧ください。
TOEIC公式問題集を1冊購入or本屋で立ち読みしてどのような構成になっているか、一通り眺めましょう!

②単語帳、文法書1冊をマスターする

まずは、単語や文法等、基礎固めです。
最初の1〜2ヶ月で、単語帳と文法書の各1冊をマスターします。

1冊を繰り返し使い込めたことは、自信になります。

おすすめは以下の2冊ですが、本屋さんに行って、ご自分が使いたい!とピンときたものを使うことが一番だと思うので、アマゾンレビューも見ながら探してみてください!


そして、マスターすると言っても、じっくりゆっくり読む必要はないです。

コツは、単語帳も文法書も勢いでどんどん読み進めて、自分が知っているものと知らないものを仕分けるイメージです。
私がよくするのは3段階分けで、

1 完全に覚えている
2 覚えたかどうか少し危うい
3 全くわからなかった

1周目の時点で1に該当するページ、単語等は2周目にはもう見ません。
2、3に印をつけたりして重点的に繰り返します。
単語帳は2ヶ月で最低5周します。
文法書は最低3周です。

コツは時間をかけるより、スピーディに繰り返し見る方が覚えます。
何度も何度も間違える、わからなかったと悲しむ必要はありません。
とにかく何度も繰り返すことを意識して、隙間時間に単語帳を開けるようにしておきましょう!

何度も間違えてしまう単語は紙に書き出して、壁に貼ったりします笑

③TOEIC構成パートごとの対策

続いて、単語と文法の勉強をしながら、パートごとの教材を使って勉強します。

使用した教材の内一部ですが、以下になります。
やはり「TOEIC TEST 特急シリーズ」は良いです。
各パートごとで1冊になっていて、持ち運びやすいので、間時間で勉強にとっかかり易いです。
なので、本屋さんに行って、パラパラっと内容を見てみて、ご自身が苦手に感じるパートを購入されることをおすすめします。

また、リスニングについて、一番効果を実感したのはシャドーイングでした。これと併せてオンライン英会話もしており、その英会話の教材を使ってシャドーイングをしましたが、自分でも気づかないうちにリスニング力がついていました。
シャドーイングは音だけを聞いて真似をするものですが、難しい方は英文を見ても大丈夫です。
多くの人がリスニングに苦手意識を持つ理由として、音のつながりを意識できていない人が多いように感じますが、シャドーイングはそれを克服することができますので、なかなか対策をしてもリスニングが上がらない、という人はシャドーイングをしてみてください!

④リスニング、リーディングパートで時間を測って問題を解く

残りの1ヶ月はとにかく問題を解くことです。
特にリーディングはパート5〜7まで時間配分を意識して一気に解いてください。この練習をするかしないかで、点数がかなり変わります。
時間を測って解く練習をしないと、当日、確実と言っていいほどタイムオーバーします・・・

使ったものは、やっぱりこの公式問題種です。
私も友人もTOEIC公式問題集を時間を測って解いて本番に臨んだ、という人が多いです。
ひたすら時間を測って、こちらを解くだけです。
間違えた問題は、なぜ間違えたか?(語彙?単純なミス?時間配分?)を見つけてください。

最後に


以上私の勉強方法でした。

理系出身、英語の授業も大学1年の頃2クラス取ったきり、英語を使って働けたらいいなーという妄想だけで勉強したり、実際に使う努力をしてきませんでした。
社会に出て働くうちに、英語が使えたらもっと自分の仕事の幅が広がる、自信につながる!と気づいて、仕事に追われながら隙間時間に勉強を続けました。

もちろん私自身が未熟で、もっと勉強し、英語を使っていきたいと思っているので、この記事を書くことによって自分自身の戒めにしたいと思って書きました。

一緒に頑張りましょう!

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