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コーデ組めないオタクはガルモをやってくれ

はじめに

 大学生も後半戦になってくると、大学デビュー当初はやや迷走気味だった周りの服装も次第に垢抜けてきます。その中で、「どんな服を着ればいいのかよくわからない」というファッションの荒波に取り残された人も見かけます。特に、「上下の服をどうやって合わせたらよいかわからない」という悩みを聞きます。それを聞いて、上下の服をいい感じに合わせる、という技能はある程度訓練しないとできないものなんだなあ、と気付きました。いわゆるコーデというやつですね。最近あまり聞かないワードなので、もしかしたら死語になってるかもしれません。でもこの記事内ではわかりやすくするためにコーデと書きます。己の人生を振り返ってみて、自分はどこで研鑽を積んだのか考えてみたら、やっぱり3DSのガルモシリーズをやり込んだ経験が大きいのではないか、と思い当たったのです。

ガルモシリーズとは

 ガルモシリーズとは、任天堂が出している着せ替えゲームです。正式名称はガールズモード。初代がDSで、2以降は3DSで出ています。ゲームの流れとしては、主人公は洋服屋の店長になり、訪れた客にコーディネートを提案する、という感じです。このゲームでは主に女性に向けて接客します。タイトルには「オタク」と書きましたが、この記事は女性ファッションに詳しくなりたい人向けです。現実の自分用でもいいし、創作上の推しに着せる服の解像度を上げたい人にも向いています。ただ、ゲームをひたすらやりこんで習得しようという方針上、最新ハードのswitchでもないちょっと前のゲームをやりこむ物好きってすなわちオタクじゃないかな……と思ったのでオタクと書きました。
作品によっては男性客に接客するモードもあるのですが、用意されている服装のバリエーションが圧倒的に少ないです。そのため、物足りなさを感じるかもしれません。最新作の4ならアイテム数が比較的充実しているので、もし男性ファッション目当てで買うのであれば4をおすすめします。
 色々シリーズあるけどどれ買えばいいの?と悩む人も、一番アイテム数が多い4買っとけば間違いないです。接客システム自体はシリーズ通して変わらないので。身内から借りれる人は4以外の過去作でもいいです。現状、3DSはソフトのダウンロード販売がサービス終了してしまったので、中古でパッケージソフトを買うしか手段がありません。中古に抵抗がある、という人は諦めてください。

おすすめポイント

 なぜこのゲームがおすすめなのかというと、手軽に場数を踏むことができるからです。服をいい感じに着る上では、ある程度の試行錯誤が必要です。それを実在の服であれこれ組み合わせていたら、お金が数十万単位で飛びます。ゲームの中ならソフトを買う初期費用の数千円で済みます。お財布にやさしいですね。
 もう一つのおすすめポイントとしては、服のテイストが幅広いのです。着せ替え系ゲームは他にも存在しますが、年齢層やテイストが偏っているものがほとんどです。switchで出来るゲームだと、雑誌のニコラ監修のものがあります。見た感じだと10代が若さの勢いで着るトレンド重視の服が多めで、社会人の服は想定していないように思えます。それに対し、ガルモシリーズは会社に着ていけそうなフェミニン、ベーシックな服もあり、創作に使えそうなロック、ゴシックなどの服もあるので、幅広い用途に使えます。3DSなのでどうしてもグラフィックはswitchに負けますが、ご容赦ください。

コーデを組む考え方について

 では、コーデを組む上で基本的な考え方について書きます。といっても、ゲームの手順に沿って組むだけなのですが。

服のテイストを決めよう

 まず、服の方向性を決めます。ゲームでいう、「検索」欄の「テイスト」がこれにあたります。ガーリーとかフェミニンというものですね。服のテイストは幅広い中から選んだ方が楽しいです。なので、現実の自分(あるいは創作上の推し)はどのテイストが似合うかな、と考えるのは全てのブランドが解放された後にしてください。
 さらりと書きましたが、実はここが一番大事な部分です。なぜ最初に服のテイストを決めるのかというと、このテイストがバラバラな服を組み合わせると違和感があるからです。いわゆる、服の上下どうすればいいかわからない問題は、このテイストが定まっていないから起こる問題です。テイストがそろっていれば、しっくり来るコーデが組めるのですね。ゲーム内ではここが揃っていないと高評価を出せない仕様になっています。そんなこと言われてもわかんないよ~!という人も、ゲームの検索システムを使いつつ、徐々に慣れて行けば大丈夫です。
 ここで現実の自分用にこのゲームをやる人に向けてなのですが、どのテイストを選んだらよいか分からない、という場合はパーソナルデザイン診断を受けると大変手っ取り早いです。パーソナルデザインとは、自分が似合う服の方向性を言語化してくれる診断です。私自身、以前受けたことがあり、記事にも書いています。もし気になった方は参考程度にご覧ください。

 以下に個人的に近いと思ったパーソナルデザインとゲーム内のテイストを書きます。あくまで素人の勘ですが。既に診断を受けた人は参考にしてみてください。
ファッショナブル→クール、セレブ
ナチュラル→ベーシック、エスニック
グレース→フェミニン、セレブ、プレッピー? ドンピシャがいまいちないのでセカンドで決めてもいいかも
フェミニン→フェミニン 名前一緒なので当然か
ロマンス→セレブ……? これもドンピシャがない
キュート(ガーリッシュ)→ガーリー
キュート(ボーイッシュ)→ベーシック、アジアン
キュート(アバンギャルド)→クール、ロック
 一部ドンピシャがないものもありますが、おおむねこんな感じだと思います。自分に似合うテイストでなくても、こういう服があるんだな~と思うだけで楽しいので、よかったら参考程度にとどめておいてください。

服を決めよう

 次に、服を決めます。「テイスト」で服の方向性を絞れたら、実際に服をタッチしてあれこれ組み合わせてみます。この時、選ぶテイストによっては様々なブランドが入り乱れていることに気付く人もいるでしょう。そうなんです。服を買うときは、必ずしも一つのお店で買わなくてもよいのです。これは現実世界にも当てはまることです。
 特に、ダブルユーの服はいろんなテイストで検索をかけたときに出現します。個人的に、ダブルユーの服は現実世界で言うユニクロだと思っています。ユニクロ内で組み合わせれば間違いないでしょ!というファッションに疎い人、よくいますよね。別にダブルユー(あるいはユニクロ)の服だけでコーデを組んでも悪くはないのですが、何か面白くないんですよ。個人的な感想ですが、シンプルで合わせやすい服は、他のブランドの個性ある服と組み合わせた時に真価を発揮するように思えます。この感覚はゲームをやっているうちに分かると思います。なので、テイストが違うとダサいから……と怯えて同じブランド内で合わせ過ぎず、ブランドを跨いでコーデを組むと、より自分らしいコーデになると思います。
 先ほどテイストは揃えようと言ったばかりで矛盾してるじゃん、と思われるかもしれませんが。基本を守ることと冒険をしないことはまた別なのです。

気温も考慮しよう

 服を選ぶ際に、テイストが合っているかも重要なのですが、もう一つ大事な要素があります。それは、気温です。本来、服装とは気温に合わせて体温を調節するためにあります。よく、「暑いから上着を脱ぎたいけど、マネキン買いをしたから上着を脱いでもコーデが成立するかわからない」という本末転倒な人をみかけます。暑いなら上着を脱いでいいです。寒いなら上に何か着ましょう。ゲーム内でも季節があり、あまりに寒い/暑い服装を選ぶと評価がマイナスになります。テイストが合ってさえいれば、多少体温調節をしたところでマイナスになりません。ゲームをやり込むうちに、この服装に合う上着またはインナーはこれだな、とわかるようになってきます。アイテムを単体でとらえるのではなく、組み合わせたときにどう見えるか考えるのも、醍醐味のひとつです。

メイク・髪型にもこだわろう

 ゲーム内で接客をする場合は、テイストを決めて服を選んだら終わり、なのですが、キャラメイクの観点では、この後にメイクと髪型もこだわるとより完成度が上がります。また個人的な意見になりますが、個性的なファッションをする時程、メイクと髪型の重要度は上がると思っています。いわゆる「すっぴんでゴスロリを着ると何かあか抜けない」問題ですね。
 実際にゲームで試してみると分かると思います。メイクをしない状態でゴシックの服装を着ているよりも、メイクもダークな色合いでこだわった方が完成度が上がったように見えます。
 ゲーム内ではグラフィックの都合上、ノーメイクのままに違和感がなかったとしても、現実世界では肌の毛穴やシミそばかす、テカリなどがあります。別に、ノーメイクの肌が悪いとは言いません。人間だって生き物ですから、何もせずともお人形のように、とはいきませんからね。ただ、せっかく服装をこだわっているのに、顔面がありのままだったら何だかちぐはぐにならないか?という話です。目指す方向性は人それぞれだと思いますが、服装が人間離れしていればいる程、メイクで顔も人間離れさせて統一感を出す、というのが大事になってくるのではないかなあと思います。もちろん、常にメイクをしろとは言いません。ただ、メイクをしないときは比較的カジュアルな服装、人間離れした服を着る時にはメイクをする、というようにメリハリをつけるのが大事なのでは。
 髪型も同様です。寝起きの髪をとかしただけだと、まとまりがなくボサボサとして見えます。先述した人間っぽさが出ちゃうんですね。何も毎回凝ったヘアアレンジをしろとは言いません。偉そうに言ってる私だって不器用で三つ編みできないし。でも、アバターのようなオブジェクト感ある髪に近づけるには、最低限ワックスやヘアスプレーなどをした方がいいです。いわゆるヘアセットってやつですね。何を付けるかは髪質にもよるので、美容師さんに聞いてみてください。

 まあ、色々と書きましたが、ざっとこんな感じです。目安としては、接客を繰り返しまくってゲーム内のお金を溜めて、ファンタニアフルコンプできるくらいまでやりこめば慣れると思います。そのくらいの域まで来ると、服を見ただけでどのテイストかわかるようになります。その状態を目指すのです。

でかすぎる注意点

 あの……ここまでガルモをごり押ししておいて今更なのですが、最後にちょっと大きな注意点があります。というのも、このゲームが発売されたのは最新作の4でも2017年です。しかも、このゲームはシリーズが進む毎にトレンドに合わせた追加アイテムはあれど、基本となるアイテムは2から変わっておりません。2が発売されたのは2012年です。ガルモシリーズに出てくるのは、ほとんどが今から10年以上前の服なのです。ミニスカートの多さから薄々察した方もいらっしゃるかもしれませんが。なので、ガルモに出てきた服をそっくりそのまま真似しようとすると、古のオタクになります。ダサくはないけど、コスプレ感が否めません。きほんのきを学ぶにはとてもいいゲームなのですが、じゃあ即実践できるかと言われるとまた別なのです。

(ゲームが終わった後で)雑誌を読もう

なぜ雑誌なのか

 服装の感覚を現代にアップデートするためには、雑誌を読むのがおすすめです。じゃあ最初から雑誌読めばいいじゃん!という意見も聞こえてきそうですが、服装に疎い人がいきなり雑誌を読んでも、ファッション大海原の中で彷徨うだけです。まずゲームで手を動かして感覚を掴んだ後に読む、というのが大事です。表紙を見た時にゲーム内のどのテイストか分かる状態なら、もう安泰です。non-noとかMOREのように複数の方向性が混じったものもありますが、雑誌内の一つ一つのコーデを見た時にテイストが分かれば大丈夫です。
 今時雑誌は時代遅れ、インスタでおしゃれな人を見た方が早い!という意見もあると思います。己の方向性がハッキリしていて、それに合う人を見つけられるならそれでも構いません。しかし雑誌なら、うちはこんな感じのテイストです、というガイドラインがわかりやすいので、慣れないうちは雑誌読んだ方がいいんじゃないかな~と思います。
 あと雑誌の方が発売前に情報収集しているので、比較的情報が早いです。インフルエンサー経由だと、一般公開と同時なので、売り切れ覚悟激戦区だと出遅れる可能性があります。最近だとリップモンスター争奪戦とかがわかりやすいでしょうか。情報の早さでいうと、雑誌系インスタ速報→雑誌本誌掲載→発売→インフルエンサー紹介、の順です。化粧品だと企業から発売前に提供を受けるインフルエンサーもいますが、服ではあまり見ないな~と思うので、服装関連なら雑誌を見るのが手堅いです。

 雑誌は複数読むと、テイストの垣根を越えて今流行っている服が分かりやすいです。また、メイクにもこだわるなら美容系の雑誌も読むとよいでしょう。一つ一つ買っていると破産するので、雑誌読み放題サービスに加入するのがおすすめです。各携帯キャリアが読み放題サービスを出しているので、己が契約している会社のサービスに入るのが手っ取り早いです。私は楽天マガジンに入っています。楽天モバイル会員なら月額293円で入れます。雑誌の元々の値段を考えると、物の価値がよくわからなくなりますね。

雑誌のどこを見るか

 雑誌には様々なアイテムが載っているのですが、宣伝広告費の関係上、ハイブランドのアイテムが多く掲載されています。non-noを例に出すと、ターゲット層が大学生なのに、5万とかするコートや10万を超えるバッグなどが平気で載っています。ターゲット層の購買力とアイテムの価格帯が釣り合っていないのです。お金が有り余っている人はそのまま買ってもいいのですが、大抵の人はそのまま買うのは難しいでしょう。
 なので、アイテムがどのような特徴を持っているかを見ます。もちろんテイストも大事なのですが、ここで見るのはアイテムの形状です。例えば、「この秋はローファーを取り入れよう」という記事があったとします。そこで、記事の中で取り上げられているアイテムに共通する概念を探します。私が読んだ2022年秋の雑誌だと、ビットと呼ばれる金具が飾りとして付いているローファーが何点か掲載されていました。また、煽り文でも「ビット付きで脱定番」などの意味合いの文言もありました。ここから、「今期はビットの付いたローファーが流行っているんだな」とわかります。

 一方、美容雑誌の場合は、アイテムの特徴を見ただけでつかむのは難しいです。そこで、煽り文をよく読みましょう。「最近は眉にニュアンスカラーをつけるのが流行り」などと、文言で解説してくれている記事が多いです。特に読んだほうがいいのは、知識人による解説記事と、知識人同士での対談記事ですね。「30代半ばを過ぎると、目元が一気に老ける」などの若者では知りえない情報が飛び交っていることもあります。正直、新作コスメ情報なら美容系YouTuberでも事足りるのですが、YouTuberの多くは若者です。知識人のようなビシッとした指摘は雑誌ならではだと思います。雑誌では、最新のスキンケア解説なども充実しています。将来への投資と思って読むのもありです。

アイテムの買い方

 流行りの傾向がわかったところで、実際に自分もそのアイテムを取り入れたい、と思ったとします。そうなった時には、自分が買える範囲内のプチプラから探してみましょう。例として、先述の「ビット付きローファー」という形状に近いアイテムを探します。今回は靴なので、GUやユニクロなど服を中心に売っているお店ではぴったりのものが見つけにくいかもしれません。その場合は、オリエンタルトラフィックなどの靴専門店で探すのも一つの手です。
 また、GUユニクロ以外の、いわゆる「店員さんが話しかけてくるお店」にも安くていいアイテムはあります。身近なところでいうと、アースミュージックアンドエコロジーとか、グローバルワークとか。私は170cmあるのであまり詳しくありませんが、平均体形に近い方はもっとブランドがあるのかもしれません。色々探してみてください。
 「店員さんと話すの怖い……」という方も、安心してください。コロナ禍の昨今では、どのお店もECショップに力を入れています。大抵の服はネットで買える時代です。サイズガイドはどのECサイトにもついていますが、靴などの実際履いてみないとわからん、というアイテムは店舗に行って試着してから買ったほうがいいですね。ネットで目星をつけてから行くと、店舗にいきなり行って選ぶよりも、楽な気がしています。一回店舗に行ってサイズが分かれば、次からはネットで買えます。次回以降楽するために……!と思って、一度勇気を振り絞ってみてください。

例外:そのまま買ってもいいもの

 例外として、雑誌に出てきたのをそのまま買ってもいいパターンが存在します。
 まず、雑誌でプチプラ品が取り上げられていた場合です。ファッション誌なら、GU縛りでプロがコーデ組みました!などの記事がまれに掲載されています。手の届く価格帯のアイテムたちの中で気に入ったのがあれば、そのまま買っていいと思います。ただ、雑誌掲載された!というだけで人気が高まり、売り切れる場合もあります。そういう場合は、ほかのブランドから似たアイテムを探すしかないですね。ファッション誌はスピード勝負です。
 また美容雑誌なら、デパコスに混ざってプチプラコスメが片隅で紹介されているケースもあります。あくまで個人の勘なのですが、特集のメインを飾る大きく掲載されているコスメは何らかの広告宣伝費を払っているんだろうな、と思われる高級なアイテムばかりです。その中で、片隅に掲載されているプチプラコスメは、デパコスに引けを取らない実力がある優秀なコスメなのでは……?と勝手に思っています。もちろん、プチプラコスメ特集などで取り上げられることはありますが。なんにせよ、広告宣伝費のハンデがある中でプチプラコスメが雑誌に掲載されることはすごいことだと思います。そのまま買っても後悔しないレベルかもしれませんよ。

流行との付き合い方

 ここで一つ注意点なのですが、流行はすべて取り入れなくてもよいです。雑誌の流行はある程度参考にして、「こういうのが流行りなんだなあ」と頭にとどめおく程度にします。なぜかというと、流行のアイテムを全て取り入れると、コーデ全体のテイストがめちゃくちゃになるからです。例えば、ここ最近はY2Kと呼ばれる2000年代のリバイバルブームが来ていますが、私は一切取り入れてません。へそ出しTシャツにショートパンツというアイテムの方向性が、自分の大人しめなテイストに合わないからです。個人的には、流行のアイテムは自分のテイストに合うものを一点投入する、くらいがちょうどいい付き合い方な気がしています。
 もちろん、その他のアイテムは定番のもので固めるのですが、定番と呼ばれるアイテムは時代や年齢とともに変わります。例えば、ガルモ2が発売された2012年ごろはミニスカートが定番、脚を出すのがイケてる!という認識でした。今では考えられないことですが、大人しいオタク系でもミニスカートを履いた時代があったのです。しかし、今ではそうではありません。ロングスカートが主流になって久しい中、ミニスカートを履くのは10代から20代前半のギャルと呼ばれる派手な人が主で、私のような大人しいテイストを好む人はあまり取り入れなくなっています。この、「定番」と呼ばれる概念はおおむね5年おきに変わるかなと思っております。世間の流れや、自分の加齢を考えたときに、5年が一つのラインになる気がします。自分の加齢は気づきにくいものですが、世間の流れは雑誌を定期的に読んでいれば気づけます。そういった意味でも、雑誌を定期的に読むメリットはある気がします。

おわりに

 この「ガルモシリーズをやりこむ」というメソッドは割と効果あると思います。私自身がこの方法でファッション迷子を脱した、というのもありますが、私以外の事例だと、妹もこのゲームで感覚を掴んだと言っていました。幼少期に遊ぶ着せ替えゲームも、案外バカにできないですね。
 いわゆる「ファッションに疎いオタク」に片足を突っ込みかけた身としては、人生の明暗を分けたゲームでもあると思います。己の服装に自信が持てないと割としんどいものです。流行りの服を着るだけがおしゃれではないですし、自分なりの個性を見つけると楽しくなります。この記事を読んだ方が、自分なりのおしゃれを楽しめるようになれば幸いです。


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