名前がややこしいと思ったこと
無洗米と早生まれ
学校で教わることと教わらないことがあるが、学校で教わらないことは全体一体どうすれば良いのか。
今はスマホで簡単に調べることができるが、ネットのない時代は苦労しただろう。
ネットで調べるにも本で調べるにも人に聞くにも、やはり言葉の意味において分からないことがあると厄介だろう。
はっきり分からないならまだ良い。盛大に勘違いしていた時が問題で、場合によっては取り返しのつかないことがあったりする。
そんな私も言葉の勘違いはあった。
例えば「無洗米」と聞くと、小学生位のときだったか、よく洗米しないとダメだなんて思っていた。
もちろんそんなことはなく、むしろ洗う手間がないので、忙しい主婦にほんの少し優しいお米であることは承知している。
他にも早生まれも混乱のひとつだった。
学年の最初の方に誕生日が来る人、つまり4月から6月生まれを指すものだと思っていた。実際はそうではなく学年の最後、1月から3月生まれの人を指すと知ってからもなかなかだいぶ混乱したものだ。
会話の中でよく食い違いになって伝えたいことが伝わらないこともあるから言葉の正確なニュアンスは大事だ。
正確なニュアンスというよりもニュアンスの共通認識と言うべきか。
「30m弱の長さ」と聞いてあなたはどのくらいを想像するだろうか。
私は25m以上30m未満くらいをイメージする。しかしこれは世代によって言葉の解釈の仕方は変わるらしく、今の10代20代は30mと少し、つまり32、3mくらいをイメージするらしい。
この弱や強を使って数の大きさを表現するのに正確な定義はどうやらないらしく、使う人の感覚に委ねられているらしい。
故に学校ではこの弱や強の使い方をきちんとした教育として教えることはない。
無洗米や早生まれも私が言葉のイメージだけで使っていたからややこしいと感じていたのだろう。
それでも多くの人が他人と違った言葉の意味を持って使っていることはあるだろう。
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