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始めて三平方の定理を知った時の話

三平方の定理は、おそらく中学数学で正式に習う内容だ。

三平方の定理とは、別名ピタゴラスの定理とも呼ばれ、直角三角形において斜辺の2乗値は他の二辺の2乗値の和になる事を言う。

一見なぜそうなるのか分からないこの定理は、どんな直角三角形においても成り立つからさらに不思議だ。

始めてこの定理を知ったのは小4くらいの時。NHKの教育番組だったと思うが、その時も不思議で仕方なかった。

その番組では水の入った容器を使って、斜辺の2乗値が他の二辺の2乗値の和になる事を証明していた。

それで納得しなかった私は、家に一台しかないパソコンで、三平方の定理をかなり調べたと思う。いろんな証明法を見つけては印刷してた。

小4では三角関数は分からない。

だから三角形や四角形の面積をうまく作り、三平方の定理を証明する方法が一番好きだった。

平方根もその時に理解した。

ただ平方根を使って解く問題は小学生の範囲にはないので、練習はできなかった。

その代わり、中学数学でみんなが一度は理解に苦労するであろう部分は何の障壁もなく突破できた。

子供の時の好奇心は不思議なもので、一度取り組むと難しい内容にも意外と食いついて離れなくなる。


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