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とんち悲劇

昨夜、京都のあるお寺で修行中だった少年が川で溺れて亡くなっているのが見つかった。事故現場に居合わせた修行仲間の証言によると、少年は上流にあった古い橋を渡っている際に橋が崩落し、川へ転落したものと見られている。橋は私有地に掛かっていたものだが老朽化が進んでおり、改修工事が行われる予定であった。所有者は注意喚起として『このはしわたるべからず』という看板を立てていたが、少年は、「端(はし)を渡らずに真ん中を渡ればいいのだ」と言って橋の真ん中を渡り、その際に橋が崩落したということだ。警察は立ち入り禁止の表示をもっと明確にすべきだったとして管理者側の責任を追求する方針だ。

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