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体は正直だな

口唇ヘルペスが再発した。夏頃から数えて3度目である。生活のリズムが崩れたり、ちょっと睡眠不足や暴食が続くとすぐに出てくるようになってしまった。おそらくまた治るまでに10日ほどかかってしまう。とてもストレスである。

もう自分も若くないのだなと思う。昼にラーメンを食べて夕方にケンタッキーフライドチキンを食べて、更に夜はビールを飲んで帰ってくるような生活にはもはや耐えられぬ肉体なのだ。頭では分かっているつもりでもついやってしまう。そのたびに体はこうして警告を発してくれているのに、である。懸垂を頑張ろうとして痛めた左手の筋はもう2週間になるがまだ痛いし、昨日から左あごに顎関節症のような痛みもある。9月に自転車で転んで手をついた時に痛めたらしい手のひらはようやくほぼ痛みがなくなったところだ。2ヶ月も経ってようやくだ。

病院の待合室で老人たちが、私はここが痛い俺はこっちが痛いと自慢話のように言い合うコントを見たことがある。いつの間にか自分もそっち側になってしまった。歳をとるというのも悪いことばかりではないと思ってはいるが、やはり体に無理が効かなくなるというのは嫌なことだなぁと思う。朝すっきりと目が覚めて、身体じゅうどこも痛くない……そんな朝はいつから味わっていないのだろう。もう一度それを取り戻すには、ひょっとして今がラストチャンスなのではなかろうか。食事に気をつけるだとか適度に運動をするだとかちゃんと病院に行って治すべきものは治すだとか、そういうことをやろう。元気を取り戻す。1年かけて取り組むに足る目標だ。

痛みや体調不良は体が正直に不調を訴えてくれているシグナルだ。体の声に真摯に耳を傾けて向かい合って、無理せず健康に生きてゆこう。元気があれば何でも出来る、元気がなければ何も出来ないのだ。まだまだやりたいことは沢山ある。そのための元気を作ることをちゃんとしよう。

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