昨日急に思い出した、自分の原点的な体験の話。

小学校の頃、ちょっとした短い詩とか文章とかを書いてきてみんなの前で発表するという授業があった。

ちょうどその頃、『ポリデント』という部分入れ歯洗浄剤が発売になり、色んな番組でテレビCMが流れていた。ポリデントという語感の面白さと、部分入れ歯洗浄剤という小学生には謎すぎるアイテムの面白さ、そしてテレビCMの、「おじいちゃん、お口くさーい」というセリフのキャッチーさが相まって、『ポリデント』というのは当時の小学生にとって超絶面白ワードとなっていた。そこで僕が書いてきてみんなの前で発表したのが、『ポリデント』という詩だった。


ポリデント

ポリデントを食べた
カリッ コリッ

もう一個食べた
カリッ コリッ

口の中に
なんともいえない不思議な味が広がっていく

ポリデントって不思議だな


これがクソほどウケた。今思うと、『みんなの前で何かをやってクソほどウケる』というのの初体験はこれだったかもしれない。そういう意味では、後にお笑い芸人なんてものを目指してしまうのの原点はこの時にあったのかもしれない。ポリデントって不思議ですね。