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何も知らない僕が詩集を買ってみる

先日、空き時間、浦和パルコの紀伊國屋書店にて初めて「詩・短歌・エッセイ」のコーナーに立ち寄ってみました。

最近、建築学科で課題をこなす中、僕は知人の作品になんとも言われぬ魅力を感じていることに気がつきました。明らかに、僕にない何かを持っていると。

そしてついこの間、その一つが、「詩」的な表現力だと思い至りました。作品を作るとき、その過程で必ず「言葉」を通過します。これは誰でもそうだと思います。

人は言語により思考の実態を捉えようとするわけですから(という、あくまで僕いち個人の見解に過ぎませんが)。

作品を作る時に言葉からアプローチすると、実際のモノとしての形が決まっていなくても、概念や方向性、コンセプトが固まってくる。逆に言葉からアプローチしないと、概念的な自由度はなかなか広がらないような気すらしています。

また、モノがよくても伝えるためのツールとしての言葉が不十分だと、良さが伝わらないこともある。これは作品を作った時のタイトルや、建築のプレゼンテーションなどで感じました。

阿部寛さんと仲間由紀恵さん主演のドラマ「トリック」では、仲間由紀恵さん演じる「山田」のお母さんがよく「文字には不思議な力があります」と言っていましたが、最近になって本当にそうなのかと思い始めました。完全な余談ですが笑

そんなわけで、適当にいいなと思った詩集を三つほど、買ってみたわけです。

木下龍也さんの「オールアラウンドユー」
若松英輔さんの「ことばのきせき」
三角みづきさんの「どこにでもあるケーキ」

の3冊。
表紙やタイトル、本に使われているマテリアル、印刷カラー、どれもおしゃれです。それに惹かれて少し手に取って読んでみて、なんだか素敵な言葉が紡がれているなと思ったので、今回思い切って買ってみました。詩のことは、本当に何も知らないのですが…笑

一つずつ、読んだら感想でも書いてみたいなと思います。

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