Ryuki

いち建築学生。

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最近の記事

建築学生が考えるこれからのデザイン

 こんにちは。建築学科に入学してから早二年。自分は建築のデザインをしたいと思って勉強を進めてきましたが、ふと、「デザイン」って何なのだろうか、と改めて考えます。  「綺麗な形のものを作ること?」  「色合いのコントロールや、素材についてのちしきがあること?」 それらも、デザインをする上で重要なスキルでしょう。ですが近年、建築・デザインにおいて求められる領域は、より拡大しているように感じます。  というのも、今デザインに求められるのは、既存の建築・社会に存在している既成概

    • ミラノの中世から現代を見る1日旅

      こんにちは。 僕は現在イタリアに旅行に来ています。 ローマから始まり、フィレンツェ、ヴェネチア、ミラノと都市を巡り、紀元前から現代に至るまでの様々な建築(キリスト教の教会建築が多いですが)を見ています。 昨日は ミラノ大聖堂(ゴシック建築) ↓ ガッレリア ↓ Velasca Tower(モダニズム建築) ↓ City Life(ザハ、磯崎新) ↓ Microsoftイタリア(ヘルツォーク&ドムーロン) ↓ 垂直の森(ステファノ) の順で建築を見てまわりました。 赤い

      • イタリアの空の下

        こんにちは。 今春休みの僕は、同じ建築学科の友人とイタリアの旅行に来ています。 約10日かけてローマ、フィレンツェ、ヴェネチア、ミラノを回る旅程で、現在3日めの夜をフィレンツェのホテルで探しています。 目的はイタリアの建築をめぐることなのですが、見たい建築の大半は有名な観光地でもあり、ほぼほぼ普通の旅行のような感じになっています(笑)。 スリや詐欺などの軽犯罪が多いということでそれなりに気を引き締めているのですが、今の所被害に遭うこともなく、無事に過ごせています。

        • 新橋のバーに行ってみた【BAR】

           こんばんは。二十歳の大学生です。 とんでもなく若造でありながら、「バー」という空間が持つ独特な雰囲気の虜になりそうな今日この頃。 今現在青山の建築系のオフィスにてアルバイトをしているのですが、電車帰りの乗り換えで「新橋駅」をいつも利用します。これまで寄り道などはせず、真っ直ぐ帰ることが多かったのですが、地下鉄の駅構内を出て地上に上がり、JRの改札に入るまでのわずかな距離。その間に漂う夜の街特有の匂いと陽気な人々の誘惑に釣られ、この間とうとう、夜の新橋へ踏み出してしまいまし

        建築学生が考えるこれからのデザイン

          初めて仕事ができそうな話。

           こんにちは。 今僕は春休みの最中です。 学生の間に勉強をたくさんして、「建築」という専門分野への知見を深めておきたいと思う反面、しばらく会えていなかった友人との飲み会を繰り返し、生活リズムを乱したりもしています。 刹那的な楽しさと焦りが同時に押し寄せ結局何もできていないのではないかと思っている今日この頃ですが、知り合いづてに、ある事務所の内装デザインをさせていただくことになりました。 きっかけは先月の成人式でした。 僕が幼稚園の頃から高校生の頃まで通っていた空手道場の

          初めて仕事ができそうな話。

          期末レポートで苦戦する話。

           こんにちは。大学生で読んでくれている人や、学生を経験した社会人の方々、期末期間にラッシュをかけてくるレポート課題の記憶、あると思います(笑)。 アレ、要領のいい人はチャチャっと片付けてしまうのでしょうが、私はどうも他の人より数倍の時間がかかっているようで、作業を進めながらもなんだかストレスが溜まります笑。 ここで、原因を少し考えてみたんですね。 結論から言うと、 ・真面目に授業に出る ・忙しい時期も出かける、予定を入れる 事が大事だなと まず、今回こんなに苦戦を強い

          期末レポートで苦戦する話。

          二十歳、バーに行ってみる

           みなさん、趣味ありますでしょうか?多かれ少なかれ、みなさんお持ちかと思います。  僕はいろんなことに手を出しがちな人間ですが、最近はウィスキーにハマっています。家の近所に、ウィスキーが1200種類以上あるというバーを見つけ、先日友達を誘って行ってみたんです。  これがまあ、楽しい。  マスターの方がすごく色々教えてくれて。  元々知識も何もない状態で行って、いちいち「ラベルに書いてあるシングルモルトってどういうことですか?」とか、いくつか飲んでみて「こういう味の違いって

          二十歳、バーに行ってみる

          何も知らない僕が詩集を買ってみる

          先日、空き時間、浦和パルコの紀伊國屋書店にて初めて「詩・短歌・エッセイ」のコーナーに立ち寄ってみました。 最近、建築学科で課題をこなす中、僕は知人の作品になんとも言われぬ魅力を感じていることに気がつきました。明らかに、僕にない何かを持っていると。 そしてついこの間、その一つが、「詩」的な表現力だと思い至りました。作品を作るとき、その過程で必ず「言葉」を通過します。これは誰でもそうだと思います。 人は言語により思考の実態を捉えようとするわけですから(という、あくまで僕いち

          何も知らない僕が詩集を買ってみる

          趣味のはなし。将来のはなし。情熱とか意志とか。

          皆さんは、「趣味はなんですか?」と聞かれてパッと答えられるでしょうか? 僕は自分の趣味がなんなのかよくわらず、聞かれるたびに少しあたふたしてしまいます(笑) 好きなことがないわけじゃないんです。 色々なことに手を出してみた時期も長かったので、それなりに「趣味」になるようなものはいくつか経験があります。 写真、映画、漫画、小説、絵を書くこと、マジック、ドライブ、筋トレ、などなど。 他にも建築学科に入ってからは美術館に行くこともよくあります。 全部趣味といえばそうですが、違う

          趣味のはなし。将来のはなし。情熱とか意志とか。

          いち建築学生。

          ぼくは私立の建築学科に通っている大学2年生、20歳です。 大学生になってあっという間に、2年目が終わろうとしています。 ただの学生の僕でも、そろそろ色々考えたいなと思い始めた今日この頃、その思索の痕跡をなんらかの形で残してみたいと思い、年の暮れ12/27の午前2時に、本当に思いつきでノートを書き始めることにしました。 建築学科に馴染みのある人が読んでくれるかは分かりませんが、本当に高校までとの勉強内容とは違って、とにかくアウトプットが多い。 僕の学校では建築だけでなくデザ

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