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ストーリーエディタ NoveLand 2023年12月の活動報告

こんにちは、Ryuonです。
2023年最後の活動報告になります。


一ヶ月の振り返り

今月にサービスにどのような変更があったのかの一覧は以下のリリースノートにまとめてあります。

いくつか変更を行いましたが、中でも一番大きかったのはやはり設定メモ機能になるかと思います。

β版リリース当初はUIが貧弱でバグも多く、それらの改修でなかなか新機能の追加に移れずいましたが、ようやくリリースまで持っていくことができました。

NoveLandの強みはキャラクター/オブジェクトを本文中に埋め込むことによって、様々な箇所から参照することができるところにあります。
なので設定メモ機能についてもこれを活かしてキャラクター/オブジェクトを紐付けられるようにしました。
これにより、執筆中にインスペクタから自分が参照したい情報をすぐに見つけ出すことが可能になります。

詳細な機能や活用方法の例については以下にまとめたので詳しくはこちらをご覧ください。

また、地味にオブジェクト一覧画面でカスタム設定項目を表示できるようにしたのも大きかったんじゃないかと思います。
この機能によって各設定項目を比較しながら見ることができるようになったので、設定漏れや作品の設定バランスが崩れてしまうなどのミスを防げます✨

関係する施策として、フリープランではカスタム設定項目を2つ以上作成できないようにしました。

これを実施したのは12月の12日なのですが、実はこれ当初の予定日と日付を間違えてしまったんですよね😅
どういうことかというと、普段僕らは日曜日に活動することが多いのですが、実施日を決めるにあたって適当な日曜日を選んだつもりが、実は11月のカレンダーを見てしまっていて、全然関係ない平日になってしまっていました笑
でも、後から変更するのはなんか恥ずかしいし、別に平日でも何も問題はないのでそのまま決行することになったという次第です。

今後の展望について

正式版のリリースに向けて

現在の正式版のリリース要件はこんな感じです。

  • 直感的でわかりやすい操作が可能なUIを目指して改修する

    • 現在取り組み中、他と並行して行う

  • 操作ガイド兼サンプル小説を追加する

    • 現在取り組み中、進捗率60%くらい

  • エクスポート機能を追加する

    • 設計済み、未着手

    • エピソード単位でのエクスポートのみ、一括は正式版のリリース後

  • AI機能の改善を行う

    • 設計済み、未着手

UIの改善について、正式版のリリース前までにやっておきたいこととして、あとは執筆画面内でキャラクター/オブジェクトの編集をできるようにすることと、ルビ周りの動作が不安定なので直すことくらいかなぁ、と考えているのでほぼ終わりの状態です。
なので、もしこれを読んでくださった皆さんの中で他にこれやって欲しいなどがありましたら、問い合わせフォームよりご連絡ください🙏

他の項目につきましては大体方針はきまっており、それぞれ以下のような機能になる予定です。

サンプル小説
NoveLandはある程度使い込まないとその機能のメリットについてなかなかイメージしづらいということもあり、ユーザーの登録時に操作ガイドも兼ねてサンプル小説を作ることにしました。
当時はそもそも説明しなきゃいけないUIが存在しているなら、説明を聞かなくても使い方を想像できるようなUIを作るべきという判断になり、UIの改修を優先して後回しにしていましたが、だいぶ落ち着いてきたのでようやくとりかかれそうです。
結局、機能追加のたびにガイドをメンテナンスしないといけないのも大変なので、NoveLandのコア機能であるキャラクター/オブジェクトの埋め込み機能に絞って説明を書こうかと思います。

エクスポート機能
皆さんがNoveLandで書いた小説のほとんどは何か知らの投稿サイトなど、最終的に他の形式で保存されることになると思っています。
そのため、外部の形式に簡単にフォーマットできるようにするためのエクスポート機能を作ることを計画しています。
NoveLandの本文の表現力はとても強力であるため、さまざまな出力形式に対応することが可能です。
現時点では…

  • 普通の.txtとして出力できる

  • 各種小説投稿サイトのルビの形式に合わせて出力できる

  • 自分のサイトにアップロードしやすいようにHTMLで出力できる

  • ゆっくりやずんだもんの動画のためにCSVで出力できる

  • 電子書籍の出版のためにepubで出力できる

などなど、いろんな形式での出力ができるようにする予定でいます。
最初はエピソード単位での出力ができるようにし、そのうちセクション単位や作品全体をエクスポートできるようにします。

AI機能の改善
執筆画面には現在書いている文章の続きをAIが書いてくれる機能がありますが、生成した文章はそのまま採用できるようなケースはおそらく稀なんじゃないかと思います。
そこで、AIに完全にフリーダムに書かせるのはやめて、もっとAIの得意を活かせるような形式に変更します。
現時点では以下のようなものを考えています。

  • 類語検索機能

    • その名の通り選択した単語の類語をAIが提案してくれる機能です。辞書を使えばいいじゃんとなるかもしれませんが、辞書とは異なりAIはネット上に存在するさまざまな日本語を元に学習しているので、より自然な単語選択ができると考えています。

  • 文章言い換え機能

    • すでに書いた文章を言い換えるための機能です。調べてみたところnoteやnotionにもすでに似たような機能があるようですね。あんな感じのイメージです。

  • 続きの生成機能 改

    • 今の機能では完全にフリーダムにAIが書いていますが、それだと向かって欲しい方向性と違ってしまうことがしょっちゅうなので、簡単にプロンプトを入力して指示出しするUIに変更します。


以上が12月の活動報告でした。
また来年もよろしくお願いします!

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