龍音堂

お祓い/お守り/オカルト/魔術/武術/ハンドメイド/サイバーパンク/

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  • 新型護符完成までの流れ

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今の時代だからこそ、お守り作ろう

先月あたりだったか、Twitterでお守りに関する話が出ていました。 神社仏閣によっては、業者が作ってくれたお守りを、とくに何もすることなく、社務所にならべるのということを業界関係者の方が語っていたのを覚えています。 きちんとした神社仏閣や、作法がわかっている人たちなら、もちろんそんなことはせずに、きちんと魂入れ、開眼などをするわけですが、そういった方法すら伝えられていない神職や、僧侶が結構いるというのも事実だと思います。 今ではお守りというと、運気をよくすることが目的

    • 術の世界で偽物に出会わない方法

      武術と呪術X(Twitter)を見ていると、武術クラスタと、魔術、呪術クラスタというのは、かなり似ていると感じる。 これは、そもそも、武術や呪術が同じような原理を持っているという面もあるけれども、それ以上に、特別な存在になりたい人間が自称する上で非常に便利な技術だからといえるだろう。 偽造流派や偽陰陽師などは、似たような存在はゾクゾクと出てくるし、彼らに実力があるかというと、まったくなく、見かけだけ、雰囲気だけという当たりも共通している。 ただ、大きく違うのは武術のほう

      • 令和6年1月に自分ができることを考える

        令和6年はどんな年?2024年、令和6年は元旦に大きな災害が発生し、今もって多くの人が厳しい状況におかれてます。 さらに、2日には飛行機が炎上し、人々の不安や恐怖を反映するかのように、通り魔などが連日発生するなど、おめでたいとは言いがたいお正月になってしまいました。 旧暦では、まだ令和5年であるとはいえ、そういったことを気にするのは世間からすると少数派であり、世界的に見ると去年から続いている戦争や紛争は終わりが見えず、日本もいつ戦争に巻き込まれてもおかしくない状況といえま

        • 想いの力が護符にもたらすもの-フィクションとエンターティメントの境-

          日本刀で化物を退治できる理由先日、Xのフォロワーさんが興味深い内容をRPをしていた。 それは以下のようなもの。 これ一見すると、物理でどうにかしているように思われがちなんだけれども、武術に関しては単なる物理現象だけではなく、精神的なものも伴わないと、本質的な意味での攻撃にはならないと思っている。 とはいえ、これって別に特別なことじゃなくて、格闘技や喧嘩であっても、強い人というのは技術だけでなく、威圧感があったり、逆にどんな状況であっても冷静に対処したりという、精神面がし

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        • 新型護符完成までの流れ
          9本

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          積層式陰陽可変型護符-守破-完成までの道のり

          それはカランビットからはじまったカランビットナイフというものをご存じでしょうか? 一般的に生活していると、あまり関わりがあることもなく、使ったことがあるという方はもっと少ないでしょう。 元々はインドネシアの農具だったとも言われていますが、インドネシアの伝統的武術であるシラットで武器として使われ、そのシラットをベースとしたアクションがハリウッドなどで流行したこともあり、映画などで使われることも増えてきて、一部では知名度が上がってきたものなのです。 上記のものは、刃がついて

          積層式陰陽可変型護符-守破-完成までの道のり

          テクノロジーと術の融合を考える

          術の進化を考える先日、といっても5月頭のことですが、僕が一番最初に師事した人物であり、クリフォトタロットの作者、なおかつ、魔術や密教、神秘主義などに幅広い知識を有している金澤さんと、Twitterでスペースを開催しました。 その時は、心霊スポットやムーの裏話など、色々とコアな話を3時間ほど伺ったわけですが、その中で、金澤さんが、興味深いことをおっしゃっていました。 沖縄のシーサーについての話になったときに、リスナーさんからシーサーが壊れてしまって、瞬間接着剤で治したのです

          テクノロジーと術の融合を考える

          解除師だからできる鑑定を考える

          解除師と鑑定龍音堂は、「解除師(げじょし)」という肩書きで活動し、「解除初級講座」などといった講座も開催しています。 こちらの講座では、ネガティブなエネルギー、いわゆる邪気や穢れへの対処方法や、それらがどのような理論理屈で人に影響を与えるのかということをお伝えしています。 基本的にネガティブなエネルギーに対処するのが専門ですので、直接そういった場やエネルギーに働きかけるだけでなく、身につけるだけで、そういったものから身を守ることのできる各種護符も制作しています。 これらの

          解除師だからできる鑑定を考える

          禍事解除術之縁が形になるまで

          禍事解除術之縁とは?こちらについては、以下をご覧下さい。 龍音堂が提供する利他の形 龍音堂の製品は基本的に誰が使っても、ネガティブなエネルギーなどから身を守ったり、邪気や穢れを取り除くことができますが、汎用性が高いことと引き換えに、個人に特化した物ではありません。 神仏への信仰がないという龍音堂の特性上、どうしても、他者の運命をよくしたりというのは難しいのですが、金運や恋愛などといった形でなく、危険から身を守るような形で、他者の運命を良くすることは出来ないかと考えて作ら

          禍事解除術之縁が形になるまで

          龍音堂が提供する利他の形

          以前に、利他行について書きました。 まだ、読んでいないという方は下記をご覧下さい。 https://note.com/ryuondou/n/nc3bd219ad76c この時に、護符などはそもそも、それを持った人を護っているのだから、人のためになっている=利他であるという言葉をいただきました。 確かにそれはそうだと思います。 しかし、龍音堂が提供している護符というのは、他にはないものだと自負はしていますが、「ユニバーサルデザイン」のように、より多くの人が、同じように活用

          龍音堂が提供する利他の形

          なぜ、魔物は名前を知られたらいけないのか?

          潔癖症な社会がもたらすモノ 近年、良いモノばかりを見せるようにして、醜い部分、攻撃的な部分は見せないようにするという風潮が世界的に高まってきている感じがしています。 一例をあげると、配信されているドラマなどのレーティングでしょう。 昭和の時代に子供番組として配信されていたものすら、現代だと飲酒や暴力があるとして、13歳以上にレーティングされたりしてしまうのです。 昭和が良いというわけではありませんが、過度に暴力や性的シーンを制限してしまうと、いざそれを受け取る年齢になっ

          なぜ、魔物は名前を知られたらいけないのか?

          混沌の時代だからこそ、邪悪を見抜く指針が必要

          2022年も終わりが近づいてきました。 長く続くコロナ禍、さらにはロシアとウクライナの戦争、日本も軍備に力を入れるようになるなど、社会情勢は、まさに混沌の中にあるといっていいでしょう。 そんな混沌の中にあるからこそ、私たちには邪悪を見抜くための力が必要になってくると思っています。 とはいえ、邪悪とは、決して陰謀論者が唱えるような世界を牛耳る闇の組織でもなければ、カルトが唱えるような邪神や、悪魔などでもありません。 邪悪とは、私たちの身の回りに常に存在しているものなのです。

          混沌の時代だからこそ、邪悪を見抜く指針が必要

          利他行について考えてみた

          魔術師は個人主義先日、友人の魔術師が画期的な試みを始めました。 それが「他者のために祈る」というもの。 通常の宗教者なら当然ともいえる行為ですが、魔術師にとっては非常に難しいというか、そもそも考えないようともしないようなものです。 なぜならば、魔術師にとって、術というのは良く言えば自分を高みに登らせるものであり、悪く言えば自分だけが幸せになるものなのです。 僕はどちらかというと、魔術師よりの人間なので、術者は屑だのできそこないだのいっていますが、当然これは僕も含まれるわ

          利他行について考えてみた

          退魔導師とはなんぞ?

          実践にまさる修行はない 目には見えない世界の術というのは、神職や僧侶といった宗教家でなければ、なかなか実践が難しいものです。 もちろん、毎日瞑想したり、なんらかの儀礼を行うのも実践ではあるのですが、どちらかというと訓練であり、実践とはちょっと異なっていると僕は思っています。 では、実践とはなんなのかというと、自分ではない他者からの依頼によって術を行使することだと思っています。 他者からの依頼なので、自分以外を納得させないといけないわけです。 何事も客観的な他者に認めてもら

          退魔導師とはなんぞ?

          オルゴナイトを作るときは理論理屈を知らないと危険

          以下は、Twitterで10月19日に呟いたものを、note用に再構成したものとなります。 オルゴナイトってなに?オルゴナイトというものをご存じだろうか? ピラミッドやコースターなどの型に、パワーストーンや銅線、ラメなどを詰め込んでUVレジンで固めたもので、名前の通りオルゴンを発生させるとされている。 しかしながら、このオルゴナイトは、簡単に作れるということもあって、そもそものオルゴンの理論もわからないまま、酷い製品が増えてきている、今回、Twitterで酷いオルゴナイト

          オルゴナイトを作るときは理論理屈を知らないと危険

          自称陰陽師が消えない理由

          以下は、Twitterで9月24日に呟いたものを、note用に再構成したものとなります。 なぜ、陰陽師を名乗りたがるのか?前々から思っていた陰陽道や陰陽師について、書きたいと思う。 占い師が陰陽師カードを作ったり、スピ系が前世陰陽師と名乗って陰陽道セミナーをやったり、装束をまともに着れない奴が陰陽師を名乗ったりするのはなぜなのか? そもそも伝説の存在となっていた陰陽師が、映画や漫画で一躍有名になったので、そのネームバリューを求めるというのも大きな要因だと思うけれども、やっ

          自称陰陽師が消えない理由

          みんな大好き式神の話

          陰陽道と陰陽師って人気だよね最近、また自称陰陽師が増えてきたり、スピ系の人が俺流陰陽道をはじめたり、装束すらまともに着れない奴が陰陽寮を設立して、700万で陰陽師認定したりと、陰陽道、陰陽師というのは相変わらず人気のようです。 史実の陰陽道を研究していたり、その技術を継承していたりする、いわゆるリアルな人たちからすると、陰陽道というのは、比較的シンプルな技術であり、自称陰陽師などがやっているような悪霊払いや、謎の開運やヒーリングなどは、そもそも陰陽道に存在していないというの

          みんな大好き式神の話