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#7 【読書記録】 「発酵」のことが一冊でまるごとわかる

1. 本の題名

「発酵」のことが一冊でまるごとわかる

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2. 感想

発酵というと、食べ物(味噌や納豆、ヨーグルトなど)を想像しがちだけど、

洋服の繊維や染色、漆器なども発酵と密接な関係が。

他にも、微生物によって分解されるプラスチック(ポリ乳酸)の開発や、

石油をつくる微生物の発見など、これからの生活の要になりそうな

発酵の魅力がたくさん書かれていた。

まずは発酵のことを広く浅く知りたかったので、そんな私にぴったりの本でした。


3. 気になった文章

発酵とは「人間にとって有益な微生物の活動」のことをいいます
酵母は小麦粉から発生したグルコース(ブドウ糖)をアルコール発酵し、アルコールと二酸化炭素を発生します。この二酸化炭素がパン特有の泡構造の形をつくり、アルコールのほうがパン特有の香りのモトになっているのです。
ウイルスは宿主が必要、細菌は自分で生きられる
糖質は、植物が二酸化炭素CO2と水を原料とし、太陽の光エネルギーを用いて光合成でつくり出したもので、まさしく太陽エネルギーの缶詰のような物です。
発酵調味料の歴史をひもとくと、その主役は常に「大豆」だった
乳酸菌という名称は、細菌の生物学的な分類上の特定の菌種を指すものではなく、その性状に対して名付けられたものなのです。

いつも読んで頂きありがとうございます!最大限の愛を❣️