大崎龍史|瀬戸内サニー

香川県で社長とYouTuberしてます/教育メディアベンチャー瀬戸内サニー株式会社/ …

大崎龍史|瀬戸内サニー

香川県で社長とYouTuberしてます/教育メディアベンチャー瀬戸内サニー株式会社/ 経歴:香川大学→米国留学→Tribal Media House→Yahoo Japan!(BuzzFeed Japan)/Google社が選ぶ日本のYouTuber100人の1人。

最近の記事

褒められまくる地方の若者。スパルタの必要性。

地方ではちょっと頑張ると周りが褒めてくれる。「良いプレゼンするね」「良い動画作ってるね」「面白い取り組みだね」と。ただ、ダメ出しをしてくれる大人はいないし、ましてや叱ってくれる大人も少ないと思う。 だってローカルにいると人と人との距離が近いし、「あの人めっちゃ厳しいよ」とか噂になると嫌だし、誰だって嫌われたくない。あと若者たちもみんなそれぞれに甘いところも多いけど頑張ってる。 でもそれじゃあいけないなと学ばせていただくきっかけが穴吹デザインカレッジ ネット動画クリエイター

    • 多様なスタートアップモデルは瀬戸内から生まれる【BLAST SETOUCHI2023】

      どうも、中四国地域で教育メディア事業を展開している瀬戸内サニー株式会社社長の大崎(サニー)です。 瀬戸内地域で開催されているスタートアップカンファレンス「BLAST SETOUCHI」。去年の愛媛初開催に続き、今年は岡山開催で「アトツギ」というキーワードも加わりバージョンアップ。 ワイも参加してきたんですが、タイトルにあるように地域ならではの多様なスタートアップモデルを感じることができるカンファレンスだったと思います。以下メモ的に自分が感じたことをまとめました。 BLA

      • 今の自分を捨てて、別人になるための学びをする。脱起業家。

        どうも瀬戸内サニー株式会社代表のオオサキリューシです。巷ではサニーさんでやってます。 弊社は今年で6期目に入り、1月に資金調達のリリースを出して、約8ヶ月ほど走り続けた結果、売上もかなり伸びてきました。一方で、短距離走になっていて反省することが多かったです。息継ぎする暇もない状態。 そんな状況で、お盆休みということもあり自分と向き合う時間を増やしていました。そんなときに、孫泰三さんがSNSでシェアしていた内田樹さんの記事を読んで思考が整理できたので、自分の考えを言語化した

        • 【Vidcon2023】映像・動画系生成AIとデジタルクリエイターのサミットで学んだ3つの話。

          どうも香川県を拠点として教育メディア事業を手掛けるスタートアップの瀬戸内サニー株式会社代表のサニーです。YouTuberやってます。 今回アメリカのカリフォルニア・アナハイムで開催されたデジタルクリエイターのグローバルカンファレンス「Vidcon」 に参加してきました。現地での生な学びが大きかったので記事にまとめてます。 特にクリエイター向けとクリエイター産業向けにトークセッションが分けられてて、ざっくり言うとAIをテーマにしたトークセッションに注目が集まるカンファレンス

        褒められまくる地方の若者。スパルタの必要性。

          ワイも出資のきっかけになった「地方起業の面白塾」の第二期生が募集中だぞ。

          どうも、瀬戸内サニー株式会社代表のサニー(大崎)です。 面白法人カヤックのやなさわさんが塾長を務める「地方起業の面白塾」の第二期募集が始まっています。第一期生として、学ぶ機会が欲しい地域起業家や、事業内容を考えたい地域おこし協力隊の方などの参考になればと思って、入塾したきっかけや講義内容などを記事に書いていきます。 「自分を成長させる学び場」が欲しかった。弊社は香川県を拠点としたスタートアップなんですが、香川県のコワーキングスペースSetouchi-i-Baseのコーディ

          ワイも出資のきっかけになった「地方起業の面白塾」の第二期生が募集中だぞ。

          岡山倉敷で語った日本の未来の形「イケてる開疎空間」の本質。

          どうも瀬戸内サニー株式会社代表でYouTuberのサニーです。先日岡山県倉敷市で「高梁川オープンイノベーションフォーラム」が開催されました。 基調講演はマッキンゼー、Yahoo!Japanを経て、慶応義塾大学 環境情報学部教授であり、Zホールディングス株式会社シニアストラテジストの安宅和人さん。 テーマは「残すに値する未来について考える」ですが、安宅さんの書籍「シン・ニホン」はコロナ直前に発売され、まさにwithコロナの時代にあった内容で話題になった書籍ですが、コロナから

          岡山倉敷で語った日本の未来の形「イケてる開疎空間」の本質。

          5. YouTuberは本当はやりたくなかった。

          瀬戸内サニー株式会社の創業5周年の社史「#瀬戸内サニーのヒストリエ」。5本目となる今日の記事は、西日本豪雨のプロジェクトを終えての2年目。メディア事業のPMFを目指して、YouTuberとして「恥を捨てる」ことから始めました。だけども、正直YouTuberはやりたくなかったんです。 YouTuberは本当はやりたくなかった視聴者・ファンの子たちに誤解がないように伝えると、いまではYouTuberという仕事は本当に大好きな仕事です。若い世代の子たちと一緒に動画を撮ったり、お話

          5. YouTuberは本当はやりたくなかった。

          4. 西日本豪雨とカモンベイビー西日本。

          瀬戸内サニー株式会社の創業5周年の社史「#瀬戸内サニーのヒストリエ」。4本目となる今日の記事は、弊社が自主企画をした復興応援動画「カモンベイビー西日本」についてです。 2018年7月頃、会社としてインターネットテレビではない違う形のプロダクトを事業として模索しているとき、突然の豪雨が西日本地域を襲いました。そう、数百人もの方が亡くなられた西日本豪雨です。 ちょうど防災企画を進行しているときでした。創業当初から「瀬戸内地域から世の中を面白く照らす」が、瀬戸内サニー株式会社の

          4. 西日本豪雨とカモンベイビー西日本。

          3. 瀬戸内版AbemaTVは失敗。

          創業5年のストーリーをまとめた瀬戸内サニー株式会社のヒストリエ。お次は、メディア事業のサービス開発です。ただ、開発といっても実際にアプリを作るとかは資金や人の問題で選択肢にはなかったので、まずは既存のYouTubeやTwitterなどで動画コンテンツを展開していくことにしました。しかし、瀬戸内版AbemaTVは失敗します。 超特急で事業体制を構築し、3ヶ月でローンチ 起業してから約3ヶ月後の2018年4月10日をメディアのローンチ日にしました。ちょうど本州と四国を繋ぐ瀬戸

          3. 瀬戸内版AbemaTVは失敗。

          2. 最初の仲間集め。面白くて素直でいい奴という仲間基準。

          瀬戸内サニー株式会社が起業してからの5年間の創業初期のストーリー「#瀬戸内サニーのヒストリエ」。少し大学生の時に話を戻すのですが、僕の中では大学生の時から仲間集めは始まっていました。 仲間集めは大学生時代から。 大学を卒業する前、いろんな大人に会いました。起業を具体的に考えていたわけではないですが、東京で働いたあと、香川に帰ってきて何かを仕掛ける時に絶対に仲間になってほしいと思っていた2人がいました。一人は地元のローカル鉄道グループの経営者の方、もう一人は地元のデザイナー

          2. 最初の仲間集め。面白くて素直でいい奴という仲間基準。

          1. 「時代は東京じゃなくなる」 という思い込みで香川で起業。

          さよなら東京。 遡ること2017年、12月。肌寒い夜でした。新幹線に乗り込んで東京の煌びやかな街に別れを告げ、インスタのストーリーで東京の友人たちに別れを告げました。自分の中で東京でやりきった気持ちと、まだもうちょっとやれたかもしれない気持ちが入り混じっている中、東京を離れていきました。 起業前は、「まだ早いんじゃないか」、「それで本当に食っていけるの?」、「東京でもうちょっと頑張ったら?」という言葉もたくさん投げかけられました。 ただ、その言葉は「東京にいることが正義

          1. 「時代は東京じゃなくなる」 という思い込みで香川で起業。

          【会社の歴史】創業5周年企画「#瀬戸内サニーのヒストリエ」を始めます。

          初めましての方もいらっしゃると思うので、瀬戸内・香川県でメディア事業と教育事業を展開している瀬戸内サニー株式会社代表のサニーと言います。弊社は、2018年1月に創業。僕自身は、ベンチャー企業の経営者として、そしてYouTuberとして活動しています。 ありがたいことに、2021年末には、Google社がグローバル規模で展開する選出キャンペーンにて、「社会的・文化的・経済的に有意義な影響を与えた日本国内のYouTubeクリエイター100人」の1人に選出されました。 また、2

          【会社の歴史】創業5周年企画「#瀬戸内サニーのヒストリエ」を始めます。

          気仙沼にある東日本大震災の伝承館は、日本人なら絶対に行った方がいいぞ。

          先週訪れた気仙沼。気仙沼DMOの小松のお話を中心に教育的文脈で学びを深めたんだけど、もう一つ教育の文脈で絶対に体験しておいた方がいいのが「東日本大震災・原子力災害伝承館」。僕も初めて行きました。 とにかく心の体力を使う場所ではあるんだけど、流れている時間が香川県でいうと大島(元ハンセン病患者の療養所)と似ています。普段の仕事や忙しい日々から離れて、自明性を見つける、自分が生きてる意味や働いている意味などを考える時間になりました。 当時の災害の遺構として残すかどうか 20

          気仙沼にある東日本大震災の伝承館は、日本人なら絶対に行った方がいいぞ。

          【10年ぶりの気仙沼】東北から学ぶ地域のエコシステムが興味深すぎた。

          東北が、気仙沼が面白い。 最近そう言った声を聞くことがありました。2011年の東日本震災の復旧フェーズが終わり、2020年前後からまさに復興のフェーズで、若手のクリエイターやIT系のプレイヤーが増えたと。 個人的な話を少し書くと、2011年東日本大震災が発生した2週間後にアメリカへの長期留学のため日本を立たなければいけませんでした。 正直何か日本、そして東北のためにできることはないかと後ろ髪を引かれながら留学し、アメリカでは「家族や友達は大丈夫か?」とどこに言っても聞か

          【10年ぶりの気仙沼】東北から学ぶ地域のエコシステムが興味深すぎた。

          「地域のビジネスコミュニティが機能しなくなってきてるんじゃない?」瀬戸内の最大規模のカンファレンス「BLAST SETOUCIH」のトークセッションが波立ててた!

          波のないセトウチに波を立てるをテーマに、瀬戸内のリーダーの方々が刺激を受け、コラボレーションが生まれるカンファレンス「BLAST SETOUCHI」。僕自身も黄色タイツの正装でピッチをさせていただいたのですが、今回のファイナルピッチを記事にしました。記事タイトルも波を立てるためにちょっと煽ったタイトルにしてます…すみません…。笑 本カンファレンス発起人のユーザーベース(NewsPicks)の坂本さんモデレーターのもと、サイボウズの青野社長、フジの尾﨑社長、ことでん&HOXI

          「地域のビジネスコミュニティが機能しなくなってきてるんじゃない?」瀬戸内の最大規模のカンファレンス「BLAST SETOUCIH」のトークセッションが波立ててた!

          個人的にも会社としても大事にしたいメンタルモデルを書き出してみた。

          最近読んだ書籍「シリコンバレー最重要思想家 ナヴァル・ラヴィカント」がとても良かったので、そちらをもとに記事を書いてます。書籍は「自分を動かすためには」どういう思想や思考を持って行動をすればいいかをまとめている内容です。 書籍中にメンタルモデルの話が出てくるんだけど、メンタルモデルとは自分にとって「世界はこう動く」という認識の前提となる考え方。つまり、思考の型のこと。 改めて自分の中で、大切にしたい思考の型を出してみた。これは会社でいうところの「カルチャーモデル」的な要素

          個人的にも会社としても大事にしたいメンタルモデルを書き出してみた。