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KPIの裏技!データがなければ、欲しいデータ自体をKPIに設定!

こんにちは。
株式会社ニュークラウドの代表「木村」です。

今日とあるデジタルマーケティング領域での最高峰企業との打ち合わせがありました。そこで今までと違う視点でのKPIの考え方について刺激をもらったので、本日はそのことをお話ししたいと思います。

違う視点からのKPI設定

みなさん、KPI設定と聞くと既存データの数値を元に将来的な目標数値を設定していくと思います。しかし、既存データがない場合は、どうすればよいでしょうか。

例えば、新規サイトの場合、既存データは当然ありません。もちろん競合や市場の参考値を元にKPIの目標数値を設定することも可能です。しかし、これはこれで正しい目標設定と言えるかは微妙です。あくまでも競合や市場の参考値であり、それぞれの企業やサイトの状況や時期、また環境によって数値はすべて異なってきます。

私も今までは、このような場合は、仕方なく競合や市場の参考値を元にKPIの目標設定をしていました。しかし、今日の打ち合わせ担当者のKPIに対する考え方がとても素晴らしく、また的確な考えでありました。

それは、既存データがない場合は、どのようなデータや数値を取ってくるのか“自体を”KPIとして設定すれば良いとのことです。例えば、アクセス数やお問い合わせ数などの将来的にKPIの目標数値にできるデータ項目を洗い出し、それらを「いつまでに」「どれくらい貯めるか」をKPIに置いてしまうという形です。

「普通に最初からアクセス数やお問い合わせ数の参考目標数値をKPIに置くのではダメなのか?」これに対しては、ただ闇雲にとりあえずアクセス数やお問い合わせ数をKPIに置いてしまうと、そもそもそのデータは将来的な分析で必要なデータなのか、また不足データ項目はないのかと無意味なKPIになり得る可能性が高いです。

そのため、まずは「どのようなデータや数値を取ってくるのか」自体を明確にしていくことで、将来的に意味あるデータを保有&分析ができるようになります。

最後に

長年私もWebマーケティングをしているのですが、このような発想は新しい視点で考えることができ、さすがデジタルマーケティング領域の最高峰企業に勤めるお方と敬服いたしました。またこのような既存データがない状態でのKPI設定は、意外と現場であるため、今後はこの考え方を元にKPI設定をしていきたいと思います。

この記事がお役に立てると幸いです。

株式会社ニュークラウド 代表「木村」

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