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またいつかのために


初めまして。大阪の大学生のザキミヤです。

今回は大阪マラソン2024について振り返りたいところなのですが実は直前に体調を崩してしまい大阪マラソン2024を走ることはできませんでした。
後日体調不良がコロナ陽性ということが検査でわかりました。

実はこの大阪マラソン2024を学生ラストレースすると前々から決断していたため、最後は不完全燃焼という形で終わりました。

私は大学4年の夏頃までずっと中距離メインで活動しており主に大会では1500mに出場していました。
関西学生種目別大会の1500mを中距離ラスト試合と決めそれ秋以降は、京都学生駅伝のメンバー入りなどを目指し長距離の練習をメインに取り組んで来ました。

中距離ラストレースのスタート前

もともとロングジョグや8000m以上の変化走が嫌いだったわけではなかったので中距離メインから問題なく長距離の練習に参加することができました。

結果的に京都学生駅伝のメンバー選考で枠を勝ち取ることができました。そして駅伝では重要なアンカーを任され、チームは繰り上げスタートとはなってしまいましたが自分の今出せる最大限の実力を発揮することができました。

19人中区間15位相当 8.2km 27:48

京都学生駅伝6区の個人記録
京都学生陸上6区のラップタイム
過酷すぎる6区のコース

この頃にはもう大阪マラソン2024のエントリーが確定していたため、駅伝終了と同時に本格的にマラソン練習を始めました。

中心として行った練習は、起床後、朝ご飯を食べずに最低限必要な水分を摂り(時にはプロテインを一杯飲む)30分〜100分程度のjogを行う朝ランです。

なぜ始めたか、その理由はマラソンでは30kmの壁があると言われておりエネルギーが枯渇している状態で脂肪をエネルギーに変換できる体作りを
行うためです。

朝ランを始めた頃は、すぐにエネルギー切れを感じペースダウンまたは途中で中断してしまうことがありました。

しかし徐々に60、70、80分と走れるようになりエネルギー切れも当初より感じなくなりました。
大阪マラソンの2週間前には、朝ランで22km走れるほどに体に順応してきました。

次に行った練習は距離走です。
25km走(4:00/km)や普段からのjogで20km以上走る頻度を増やすことを意識して行いました。
30km走は1度だけ行ったのですが27.8km(4:13/km)と結果的にこなすことはできませんでした。

レースペースに近いもしくはレースペースで25km〜30km走を行うと私はかなり疲労感を感じたのでその分、普段のjogで距離を走ることを意識していました。

このような練習を行って、現状ではマラソンサブ3、サブエガを狙える状態までは来ていると個人的には感じていました。

1月末頃まではかなり状態も仕上がっておりこの調子でラストスパートをかけようと思い、2月に入りました。

私は2月に大学のゼミの友達と2/6〜2/8まで長野県に卒業旅行に行きました。
その途中から少し熱っぽいというか体のだるさを感じていました。
しかし、かなりしんどいということはなく楽しく卒業旅行を終えることが出来ました。
(後から振り返るとこの時は、アドレナリンと空元気で乗り切れただけだと思いました。)

次の日は、ゆっくり休み、その次の日には練習を再開することが出来ました。そして次の週には16kmテンポ走(3:44/km)をこなせたのですが、やはり呼吸もきついし体が疲れるのも早い。

2日後には朝ラン22km(4:51/km)を行いました。この時は、だいぶ体も調子も戻ってきたと思っていたのですが、この翌日、翌々日とかなり体に疲労感を感じて正直追い込みすぎたなと思いました。

朝ラン22kmの2日後は大阪マラソン前最後の刺激で6kmテンポ走+400mをレースシューズで行いました。
6kmテンポ走は、ave3:29/km ラスト1kmは3:22とビルドアップして終了 400mは64
この時はきついけど粘れるなという感じで練習はこなせたのですが少しいっぱいいっぱいになりすぎたかなという感想でしたが普段のテンポ走より動きも良かったので不安はありませんでした。

ついに1週間前になり1月に走った10kmロードレースの優勝賞品のアミノローディングサウルスを解禁しました。(結局当日走れず無駄になってしまいました...)

OSAKA WINTER LONG TRIAL 10kmの部
優勝賞品のアミノローディングサウルス

1週間の練習
10kmトレッドミル(4:41/km)
40分jog 8.36km(4:47/km) 100m流し3本
30分jog 6.37km(4:42/km)

ポイント練習などは行わずjogのみ
マッサージガンや入浴、ストレッチ
練習後にオレは摂取す
就寝前にはいつも愛飲しているオレは熟睡す
普段通りのケアを行い練習量も減らしているのになかなか疲労も抜けず体の倦怠感が増してくばかりでした。
しかし熱っぽい感じもないのでだるいだけかなと思っていた。

大阪マラソンの前日受付の会場に向かう時はそこまでだるさや熱っぽさを感じ出したが会場に着いてしまったので帰るわけにもいかず、気力だけで受付を済まし参加賞を貰いました。

家に帰ってからも熱っぽさや体のだるさを感じるが半日あればなんとかなるだろうと思い当日を迎えたが、やはり体調が悪く38.0℃の熱があったため出走は断念しました。

この瞬間私の学生ラストレースが終わりました。

親父が当日スタートからゴールするまでその後も全力でサポートしてくれる予定でした。
エントリー代も負担してくれてこれが応援行くの最後だからなと前々から練習状況など気にかけてくれて本当に恩返しがしたかったです。
親父にもじいちゃんばあちゃんにも完走メダルをかけさせたかったです。

そして私も30km以降の未知の体験やきつさ、完走の達成感を全力で感じたかったです。

これで私の学生陸上は、終わってしまいましたが社会人になってからもファンランとして陸上を続ける予定です。
そのため、マラソンを走る機会を完全に失ってしまったわけではありません。
またマラソンを走る機会が何度でもあるので今までのようにサブ3やサブエガといった高い目標とは違えど今回のリベンジを果たします🔥

最高の同期と最後の後輩

ここまで長い時間をかけて読んでいただきありがとうございました。

後少しだけ読んでください。
皆さんに1つだけ伝えたいことがあります。
体調に違和感を感じたら無理せず休んでください。
後々絶対に後悔します。(実際に後悔しました)

これからもザキミヤを温かい目で見守っていただけると幸いです。

本当にここまで読んでくださりありがとうございました🙇🏻‍♂️

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