あの男の子の思い出になるといいな。

721日は、北戸田「町の洋食 パーラーオオハシ」の誕生日。
先日で、1歳になりました。

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オープンから関わって下さった皆様、ありがとうございます。
そして、ご来店していただいたお客様、本当にありがとうございます。

世の中、色々あった1年でしたが、あっという間の1年でした。

そんな「パーラーオオハシ」で僕が心に残っている出来事を
今日はnoteに書ければと思います。

男の子とエビフライ

いつ頃の出来事だったか忘れてしまったのですが、
パーラーオオハシでお昼ご飯を食べていた時のことです。

「うわぁー、美味しそう」
「美味しそうだねー」

そんなやり取りが耳に入ってきました。
あまりにも、喜んでいただけていたので、その声がする方を見てみると、満面の笑みをした3歳くらいの男の子と喜んでいるお母さんの姿が見えました。

テーブルの上には、エビフライ。
クリームソーダもあったかな。

何気ない状況だったかもしれませんが、どうも忘れられない。
なんか、めちゃめちゃいいなと。

その状況を見て、考えたことがあります。

その男の子が大人になった時に、
「子供の頃に、お母さんと行った洋食屋さん」と覚えていてくれていたら、最高だなと。

そんな思い出に残っているお店が自分にあるかのと考えると、
町の駄菓子屋さん・パン屋さん・おもちゃ屋さんとか。

あとは、小学生の時に食べていたキッチンカーのやきとん屋さん。
おじさんが1人でやっていたのですが、買いに行くとおまけをしてくれたり。何より、「豚なんこつ」が美味しかった。(小学生が「豚なんこつ」を食べた経緯は忘れてしまいました)15年以上経った今でも覚えています。

そんな誰かの思い出に残るお店が、自分が働く会社のお店だったら、尚更最高だと思うんです。
それを知ることはないかもしれませんが、めちゃめちゃ嬉しくないですか?

町の洋食パーラーオオハシ

パーラーオオハシがオープンする際に、投稿した下記の文章。

みんなの"好き"が、そこにある。変わらない美味しさが、変わらない場所にある。

年配の方にはちょっと懐かしくて、若い方には目新しく面白い。

足を運んだら、どのスタッフも気さくで笑顔で迎え入れてくれて。
何回もいくからスタッフのみんなは見た事ある顔ばかりで安心する。

メニューはそんなにも多くないけれど、みんなが好きなものが1つは必ずあって。どの料理も、ひと手間、ふた手間、気持ちが込められていてしっかり美味しい。

食事にも、お茶にも時間が使えて。
家族とも、地元の仲間とも、他から来てくれた方とも行ける店。

10年、20年先でも、その場所にある。
みんな、その場所が大好き。

そんなお店にしたい。
パーラーオオハシInstagramより

オープンから一年経ってみて、お客様のそんな場所になれているのか
と、改めてこの文章を読んで考えました。

もっと、お客様に喜んでいただける場所になるように。
微力ながら、僕は裏からパーラーオオハシの魅力を発信していけばと思います。
今後とも、「町の洋食パーラーオオハシ」を宜しくお願い致します。

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