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アイデアの筋トレ 108日目

No.108 刀 その83

刀 初桜

〜由来・逸話〜

富田がっさんとだ城の桜の間、柳の間に化け物が出て人を悩ました。
これを聞きつけた興久が自ら妖怪を退治してくれようと、名刀「初桜」を佩用して待ち受けていると、丑三つ時に老婆が二児を連れて現れた。
老婆の命で一児が興久の膝元にきたので、頭を撲りつけると逃げていった。次に興久が一児を呼ぶと寄ってきて膝の上に座ったが、大盤石のように重かったため、驚いて頭を撲りつけ投げ飛ばした。
つぎに老婆が怒って掴みかかってきたので、腰の「初桜」を抜いて眉間を二太刀斬りつけると虚空に消えていった。
翌朝床下を掘ってみると、九尺ほどの大きい五輪塔が一基、さらに三尺ばかりの小さい五輪塔が二基出てきた。
大きな塔の頭には太刀の痕、小さい塔には血痕がついていたという。
そこで遺骨を掘りあげ、浄安寺に埋葬した所、化物は出なくなったという。

五輪塔とは供養塔の事でどうやらその上に城が建てられてしまい、老婆と二児の霊は出ていたようだ。

〜イメージ〜

少し悲しい話しなので散るイメージや五輪塔などを、考えた。

〜最終案〜

桜と散るさくら

センターの桜は刀は“初桜”の意味を持たせている。
また周囲を囲む三枚の花弁は老婆二児のイメージで虚空に消えた事から淡い色で表現しました。

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