アイデアの筋トレ No.89

刀 その64

“妖刀 蜥蜴丸”

〜由来・逸話〜

民話に登場した妖刀。
その刀身を見た者は不幸になるという。

話としては、

集落に住んでいた平家の子孫が蜥蜴丸という名刀を持っていた。
その集落で“村の下の川に怪物がいる”と噂があり、この子孫は蜥蜴丸を携え退治に向かう。
しかし、怪物に先に気付かれ刀を抜く間もなく死を覚悟した。
すると、刀がひとりでに抜け怪物を斬って退け自ら鞘に戻った。
その後、怪物は姿を現わすことはなくなった。
だが、後にこの集落は大飢饉に見舞われ滅んだという。

ざっくりとこんなストーリーがある。
多分、この怪物とは守り神だったのだろう。
もののけ姫のシシガミ様のような。

呪いでもなんでもなく、主人を守った刀が総意の勘違いで神を斬ってしまい村が滅んだという感じではないでしょうか。

〜イメージ〜

・蜥蜴
・飢饉
・暗いイメージ

ネガティヴイメージなので悩んでしまったが、由来を元に考案してみた。

〜最終案〜

妖刀というところからトカゲを妖しげな色にした。
下部のカラーは飢饉の大地のイメージ。
全体カラーも逸話や由来から暗い色にしました。
背中の白い筋は刀身のイメージです。

線やカラーはもっとあったかな。
1日おいて改めて思う。

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