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焙煎について

嫌なことは人それぞれ違う。
僕にとって嫌なことは誰かにとって普通のこともある。ただ誰かに合わせる生き方が嫌だと感じてしまったから店をやろうと思えたのだろう。

嫌なことから逃げるのがこれまでの人生だったと思う。なんとか気合いで乗り切るか思い切り逃げていたんじゃないだろうか。その1つがお金の管理。正直言って僕は物件の初期費用を払ったから自分の貯金は0になった。いただいたお金だけが残り僕自身のお金がないことに気づいた。数年間ずっと働いていたのにも関わらず気づいたら金はなかった。

融資を受けるにせよやはりおかしい。お店を始めたらちゃんとお金を管理していくしかない。さもないと珈琲いいかげんは潰れる。お金から逃げないようにしよう。上手に付き合っていくつもりだ。


焙煎について

僕はこれからも手廻し焙煎を続ける。1kgの焙煎機でせっせと焙煎をしていこうと思っています。焙煎小屋が作れたら最高なのでそっちの方向で進めようと考え中。小さな部屋が妙に落ち着くのだ。

普通がいまいちわからない。嫌なことと同様に「普通」も人それぞれだから仕方ないのだけど。普通焙煎っていうのは温度を測り、時間を測りながらやっていくものだと思っていたし珈琲屋は大体そうだ。今ではパソコンを見ながら火力を調整したりする。僕は手廻しというのもあって、温度も時間も無視。火力は調整するけど毎回違う焼き方を続けている。

毎度美味しいとはなるけど満足はしていない。何度か満足した豆ができた時、それはお客さまにも「これは美味しいね」と言ってもらえる。だから多分美味しいんだよ。でも毎回美味しいわけではなくて満足いかないまま今は飲んでもらっているコーヒーもある。それは自店を持ったと同時にやめようと思っています。というのも何度だって焙煎できる環境になるわけで満足いく珈琲になる確率を上げていけばいいだけだから。今は5回に1回とかそのくらい。でもそれじゃ店はできないからもっと頑張りましょ。

基本的に深煎りしか焼かない。これからもそうだ。僕にとって浅煎りはみんなが言う中深煎りとか深煎りで、でも飲んでみたら僕にとって浅いってのがめっちゃあって。それじゃダメなんですよ。全然美味しくないんです。浅い。酸っぱいという表現は僕は嫌いだからしないんですけど、生焼け感が残っていてとにかくまずい。苦味が出ていないんですよ。やっぱ苦いコーヒーが良くて、それでいて珈琲苦手な人にも飲んでもらえるようなものにしたい。きっと砂糖がいる人はいる。砂糖は一応席に置いておこうと思います。でもなくても飲んで欲しいんですよ。だってその方がいいじゃないですか。僕が嬉しい。いきなり砂糖入れられたらそれはもう僕のコーヒーじゃないと感じてしまって、、いいかげんっていう名前なんですけどこだわりだらけになるでしょうね、、それをやりたいっす。

で瓶で並んでいる珈琲は全部真っ黒みたいになるはずです。真っ黒すぎて飲みたくなくなるかな。でもきっと美味しいと言ってもらえるように焙煎頑張るのでみなさんぜひお店に遊びに来て欲しいです。



2024年に珈琲屋をあけます

名前:珈琲いいかげん
住所:広島県広島市南区東雲本町1丁目
駐車場:近くにコインパーキング有
営業時間:11:00〜18:00予定

下のリンクからコーヒー豆買えます。


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