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屋上菜園で作った野菜で「鮮度まもる君」の実験 その1

こんにちは、キャベツ店長(鮮度まもる君担当)です。
今夏、会社の屋上で野菜づくりをしてきまして、少ないながらも収穫できました。(経過はこちら
都会のビルの屋上でなぜ野菜を作ることにしたのかについては、はじめましての挨拶でも触れているのですが、わたしの名前にある、野菜や果物の鮮度を長持ちさせる効果のある袋や容器の「鮮度まもる君🄬」が、その名の通り鮮度を保つ対象の野菜について、実際にどんなふうに栽培するのか、収穫するまでにどんなことをするのか、一度体験してみたいと思ったからです。

「鮮度まもる君」の特徴である、青果物を長持ちさせる仕組みというのは、図解するとこんな感じです。

鮮度まもる君🄬鮮度保持のしくみ

…簡単にいうと、
野菜や果物の成長・老化物質であるエチレンガスを水と二酸化炭素に分解・排出することにより鮮度が長く保たれる、という仕組みです。

ですので、単純に考えると、エチレンガスの発生量が多く、感受性(エチレンガスの影響を受けやすいかどうか)が高い青果物の方が、「鮮度まもる君」の効果を見やすいということになります。

具体的には、ほうれん草や小松菜といった葉物野菜や、いちごや桃などの果実が、エチレンガスの発生量と感受性が高いとされています。
なので、本来なら屋上で育てる野菜はそれらがベストだったのですが、野菜作り初心者としては、まずは失敗の少なそうな夏野菜のゴーヤ、ミニトマト、ピーマンを育てることにしました。

そうしてせっかく採れた野菜なので、鮮度保持の比較実験にも使ってみました。
まず今回は、ゴーヤの実験結果のまとめです。

初収穫したゴーヤ。約16㎝。(2023/7/7)

なんと、いきなり失敗しました…。

熟れ熟れになってしまった初収穫のゴーヤ

初収穫したゴーヤを「鮮度まもる君」の袋に入れて、会社の机の上に置いておいたところ、みるみる熟してしまいました。1週間で黄色くなって裂果し、中から赤い種が出てきてしまいました…。
いくら鮮度保持機能付きの袋に入れても、夏場の常温はダメだったようです…。
(ちなみにこの熟したゴーヤはわたしが美味しくいただきました)

仕切り直して、次の実験から冷蔵庫保管に切り替えました。
上が「鮮度まもる君」に入れたもの、下が一般的なポリ袋に入れたものとの比較です。

約1か月経ってもほぼ変化なし!

残念ながらこれも、経過観察実験としては失敗でした…。
どちらも見た目にほとんど変化がなく、違いがわかりません。
収穫時から熟度が違ったので、比較する上ではわかりやすいかと期待したのですが…。
ゴーヤはエチレンガスの発生量が少ないので、そもそもこの実験向きではなかったようです。
ゴーヤは、採れたての新鮮なものを食べるのが一番、ですね。はい。


お粗末な内容のお詫び(?)に、最近採れたばかりのゴーヤで、N村さんがチャンプルーとナムルを作ってくれましたので、ご覧ください。

ゴーヤチャンプルーはコンビーフで作ってみました
ナムルも苦味がいいアクセントで美味しいですね♪

今回はイマイチな結果でしたが、気を取り直して、次は、ピーマン、ミニトマトの比較をまとめてみたいと思います!

それでは、また✋