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ぼくのうちがわ ~散文詩~

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自由に、思うがまま、感じたこと、思ったこと、自分らしく、紡ぐ。 ぼくの奥底に眠る言葉を広い集めた、散文詩のまとめ。
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記事一覧

散文詩『まだ蒼さが消えない』

あの頃はもう、戻らない ふと思い出したラブソング 忘れないうちに耳元で鳴らして 思い出した…

"いま"しかない

それが すべて だと 思うし それが すべて じゃない と思う いま、生き方が問われてい…

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記憶

怒られたこと 後悔したこと 誰かを傷つけてしまったこと どうして嫌なことばかり 鮮明に残っ…

4

散文詩『失っても、なお』

そこに在ったことは、変えられない その現実に打ちのめされて その現実に耐えられず逃げて そ…

4

散文詩 『その瞳にうつるモノ』

そこから見える景色は どんな風に見えるのだろう 時間 空間 空気感 光の加減 天気 誰と視るか…

散文詩 『僕だけに見えるセカイ』

ただ、意味だけ、考えていた。 その意味を その理由を その言葉を ベランダから見渡せる空を…

散文詩 『芽吹くとき』

手のひらいっぱいに広がるのは いつかの想い 風が強く吹きつける 鮮やかな色に包まれた 大きな木下で 僕はただ、思い出していた わかること わからないこと わかっているつもりだった わかっていたつもりだった 僕という小さな木は まだ芽吹いていなかった 芽吹くには 時の流れがあって 良いときも そうでないときも 「いつかきっと」という想いが 養分となって、育まれていく その木に芽吹くは どんな色の花びらだろうか その木に芽吹くは どんな想いの集合体だろうか 好き

散文詩『霞むほど、光は、恋しくなる』

霞むほど、光は、恋しくなる 夜空に凛と光る、少し欠けた月。 「満月がよかったな」と、ポツ…

散文詩『見えている景色が、すべてではない』

いま、自分が見ている景色は その場所から見えるモノだけではない 見方を変えて 捉え方を変…

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散文詩『ぼくのこえを』

鳴り響くこえ 外側からじゃない それは、誰かに聞こえない 内側から響く、ぼくだけのこえ …

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散文詩『変わりたいなら』

壊せ、壊せ、壊せ その凝り固まったモノ、ぜんぶ、コワセ 昔からアレは好きじゃなかった な…

散文詩『僕らは、また』

秋めく夜の、夜風に吹かれながら これからどうしようとか これからどうなっていくのかとか …

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散文詩『心は、うつろう』

あれほど暑いと言っていたのに あれほど嫌だと言っていたのに あれほど早くと言っていたのに…

散文詩『また、秋が、やってきた』

響く声が、変わってきた その音色は、とても勢いに満ちていて ときに圧倒されるほどの、力強さを持つ 僕らのうだった日々は、そんな音楽に包まれていた 滴り落ちる汗 ぬぐう手 少し息が上がる そんな日常が、移り変わろうとしている 響く音色は、とても美しいハーモニーを奏でて とてもムードを感じる夜空に、綺麗な月が光り輝く 太陽が見える空は ほんとうに少しずつ、高くなってきた 一年で一番大好きな、高い、高い空 手を伸ばしても、届かない淡さ 肌に心地良い風の温度を感じな