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書き出せば、何かしら言葉が生まれる

5月7日、22時30分。

リビングで、ひとり。

もう何もせず寝ればいいのに
なんでもいいからアウトプットしたいなと思って
今日の振り返りでもいいかと、いま、書き出した。

もう解散した大好きなバンド「NICO Touches the Walls」の自分で作ったプレイリストから、軽快なギターと気持ちのいい歌声が耳に響く。

自分が文章を書くとき、ほぼ間違いなく「音楽」を聴きながら書く。
そういう習慣ができたのは、20代の頃に大好きなバンドのライブレポートを書きたくて、ライブに行った後に自分でセットリストをプレイリストに落とし込んで、セットリスト順に1曲ずつ掘り下げてライブレポートを書いていたのがベースになったんだと思う。

毎度、ひとつのライブに書いていた文章は15,000字くらいで、一度だと読み手が読みづらくなるからと、4回くらいに分けて書いていた。

あれは本当に文章の勉強にもなったし、あの頃は毎回50人くらいが読んでくれていて「また読みたいです」と言われたことが励みになったのが、懐かしい。

一時期、ライブレポートを書くのが目的でライブに行ってしまって、文章を書くのがつらくなったこともあった。けれど、それでも悩みながら書き続けた僕は、そのライブレポートをアーティスト本人に見つけてもらい、SNSで感謝されたこともある。

後に、実際にアーティストさんに直接会った時に、文章を褒められたことも。
すべては懐かしいけれど、それは全部過去の話だし、いま何の意味も持たない。
けれど、否定せず、ちゃんと受け止めて、受容して、僕の中に、ちゃんと在る。


書き出せば、何かしら言葉が生まれる。
書いている間に、あれやこれやと、書きたい方向性が作られて
そっちの方向に向かって書き進んでいったら、また書きたいことが生まれて
また別の方向に向かって、文章を紡いでいく。

永遠に書ける。
ただ、漠然とアウトプットするのなら。
だから、僕の文章は構成力が最悪だと思う。
読んでくれた人に謝りたい。
実際は読んでくれた人が決めることだから
なんとも言えないのだけれど。

30分前に飲んでいた睡眠導入剤が効いてきた。
かなり眠くて、ふわふわしている。
薬なんか飲まなくても、眠れればいいのに。

SNSでの発信は相変わらず怖いけれど
Xで苦手だったRP(リポスト)してみたり
誰かに思い切ってコメントしてみたり
ちょっと踏み出せたのが、とても大きい。

毎日が怖いね、ほんと。
こんなネガティブな本音を書いている出展者さんはいないよね。
でも、僕は、今日も明日も、当日も、ありのままでその日を迎えたい。

他の誰かが書いていることを、僕は書けない。
僕にしか書けない文章しか、書けない。
紆余曲折の物語です。


そういえば今日、仕事の合間に今回作った本を
友人へ贈る時に添える手紙として、文章を書いた。
大した文章を書くつもりはなかったけれど、途中から熱を帯びて
3500字くらいになってしまった。
目の前のひとりへ書く文章は得意で、好きだからこそ
いつも長文・駄文になってしまう。
ごめんと思いながら、本ができたら一緒に贈ろうかな。

今週は土曜日に、大切な友人と久しぶりに再会する。
その時にも、今回文学フリマに持っていく本を渡すのだけれど
ゴールデンウイーク前からずっとソワソワしていて、ようやくあと数日。
どうなるかはわからないけれど、憧れの人とのいい時間になるといいな。

そして次は、ちゃんと宣伝のための文章を書けますように。

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